あたしの記憶の断片を埋めて行く……

気の遠くなるような作業だ。

だが、これをやりとげなければ、あたしに待っているのはあの最悪の未来だけ。

なんとしてもやり遂げねばならない。

 

(……記憶の断片は全て集まったか?)

グリニウスが問いかけてくる。

 

(※ 『記憶の断片』は、全て「数字1文字+アルファベット1文字」で構成されています。

   8個の『記憶の断片』が全て集まっている場合は、

   それを数字順に並べアルファベットの部分を抜き出して8文字の単語にし、

   今表示されているURLの「start」の5文字を消した上で半角小文字で「.htm」の前に入力して下さい。

   まだ全て集まっていない場合は、過去の逆算を続けて下さい)

 

 

「まだよ、まだ全部のルートは繋がらない……」

(では思い出すのだ。順次な。御主はまず、どちらのブロックから決勝戦に向かった?)

あたしは思い出す。

確か……

 

「Aブロックだったはずよ」

「Bブロックだったはずだわ」


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