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リネア達は 龍神の迷宮 地下1階 を 大胆 に進んでいる・・・
迷宮に入って最初の玄室付近で、
リネアはくぐもった女の悲鳴のような声を聞いた気がした・・・
混じって、下卑た男達の下品な声もする
だがこんな入り口に近い場所に監禁玄室は無いはずだ
リネアは玄室の扉に顔を近づけ、耳を澄ましてみた・・・
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「んぐっ…ふぅ……もぅ……許ひてくらはぁい…」
「何言ってやがる。カネも無ぇのに俺たちを雇おうってんだ、
カラダで払って貰おうじゃねぇか」
「全くマヌケな新人だ。
のこのこと男三人に着いてきやがってよ」
「俺らが楽しんだあとは、ハイウェイマンズギルドに売り飛ばしてやるよ。
お嬢ちゃん程度の貧相な身体じゃ二束三文にもなりゃしねぇだろうが、
それが雇い賃だ、ははは」
「そ、そんなぁ……むぐぅッ…」
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どうやらカオス傭兵に裏切られた女冒険者が、
その傭兵達に凌辱されているようだった
捨て置けず、一行は勢い良く扉を開けた!
「んぶぅぅぅっ……!ふぁっ……誰かぁ……助けてェ……ッ」
「うぉっ、なんだテメーらは!?」 | |
「ちっ、邪魔か。 運が良かったなお嬢ちゃん!」 |
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「まあいい、こいつらもみんな餌食だ」 |
傭兵達は武器を取ると、一行に襲い掛かってきた!
*モンスターが現れた*
*カオス傭兵* 3(3) |
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一行は 3 ターンで カオス傭兵に勝利した!
オルエンは 11のダメージを受けた
リネアは 4のダメージを受けた
生き残った者たちはそれぞれ 20 の経験値を得た
一行は、凌辱され、ぐったりとしている少女を担いで、
町に帰還することにした・・・
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一行は迷宮の外に出た
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リネアたちのパーティは無事にクルルミク城下町まで辿り着いた
宿屋に向かい、少女を介抱していると、
少女が最近巷で有名になっていた新人冒険者のパーラだとわかった
"パーラと組むとパーティは必ず壊滅する"
そんな噂が広がり、もう誰もパーティに入ってくれなかったパーラは、
仕方なく傭兵たちを雇って迷宮に挑んだはいいが、
いきなり裏切られ、襲われたのだと言う
傭兵達にとって皮肉だったのは、"今回も"その法則は当てはまってしまったと言うことだろう・・・
「うう・・・私もうダメです・・・ 心が折れちゃった・・・・ 子供の頃から冒険者になるのがずっと夢だったんですけど、 どう考えても私には向いてなかったんです・・・ひっく・・・ 私なんか素直に実家の本屋を継いでれば良かったんです・・・うう・・・」 |
一行はパーラを慰めつつも、
確かにどう考えても向いては居ないから辞めた方がいい、とも忠告した
パーラは素直に頷いた
「もう諦めます・・・ でも、せめて・・・せめて皆さんたちのお手伝いをしたい。 私、ドワーフの酒蔵亭で働きます。 私みたいなのでも、何か役に立てる事があると思うんです。 皆さんが少しでも早く使命を達成できるように、お手伝いします」 |
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*パーラは冒険者を引退してドワーフの酒蔵亭に住み込んだ*
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一行も今日は宿屋で休む事にした
*全員のHPと状態異常が回復した!*
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*レベルアップ*
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翌朝、一行は再び迷宮へと赴いた・・・
アイテム Nothing |
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パーティHP 49/49 (100%) パーティ攻撃力 49 パーティ防御力 23 迷宮攻略値 6
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