・名前 イカル・フィフォイム

・簡単なプロフィール

年齢:28
身長156cm 86・56・86 血液型B

 辺境の異端宗教の司祭。
 その宗教は「時の神」伝承とそれに対抗する魔法体系の創出に歴史を重ねてきた。錬金術や機巧細工、天体観測にもその手を伸ばしている。
 歴代、この宗教の司祭は女性しか生まれず、また、異形のものが多く。アルビノやオッドアイも珍しいものではない。彼女もその一人で片一方だけ翼をもち生まれてきた。
 異端宗教として迫害されながらも、この宗教が辺境で生き残っている理由は、この「異形の司祭」があまりにも強大な魔力の持ち主であり、また、信徒の操る機巧人形等の力が凄まじかったためでもある。
 そのため、この100年ばかりは迫害されることはあっても、深刻な戦争はなかった。
 だが、ここ100年ばかり誰も戦を挑まなかったそのことが、彼女ら一族の力を弱め、また、周辺諸国から見くびられることとなった。
 …当代の司祭であるイカル、彼女は周辺の国々の侵攻に驚異を感じながらも、それにどう対処しようか迷っていた。
 自分の力を振るえば、いや、この辺境に住む人々の力を使えば、どうにかなるかもしれない。
 だが、それは多大な不幸をもたらすものだ。敵味方双方に。
 そう、彼女の代になると、もはや過去の力はおろか、その気質まで大きく変わっていた。
 そんな彼女が考えたのは、放浪魔導士達の祭典、『マーベラス・メイガス』、これを制して己が一族の力を再び示すこと。
 「それなら、誰も傷つかない……傷ついても、私一人で済む。」
 そして彼女はメイガスの地へと降り立った。

 彼女の衣装がウェディングドレスなのは、いざというときのために用意した「死に装束」のためである。
 彼女の地方では、死者にウェディングドレスを着せて送るという習慣があるため。

・能力値

 魔力 精神力 素早さ12 体力

・プレイヤー muska