●キャラクターメイキング●


 設定して貰う内容は以下の通りです。それぞれの項目の細部に関しては後述。 

・名前 (完全自由だが、詳細は下記項目を参照。)

・設定 (完全自由だが、詳細は下記項目を参照。)

・外見 (全身図のイラスト必須。画像ファイルをメールに添付、或いはアップロード先のURLを明記。詳細は下記項目を参照。)

・性格 (「ロウ」「ニュートラル」「カオス」から3択。ひとつだけ選んで記入。)

・職業 (「重戦士」「軽戦士」「魔術師」「僧侶」「盗賊」「魔法戦士」「神官戦士」「賢者」「忍者」「竜騎士」から10択。ひとつだけ選んで記入。)

・設定レベル (「経験レベル」「名声レベル」「才能レベル」の各レベルを1〜20の範囲で自由に設定。)

・運勢レベルとオプション (ボーナスポイント20の範囲内でオプションを取得し、残ったポイントを「運勢レベル」として記入。ただし全てのボーナスポイントを使い切っても、運勢レベルは最低でも1となる)

・ダンジョン方針 (「慎重」「堅実」「無難」「大胆」「無謀」から5択。ひとつだけ選んで記入。)

・セリフ (全ての項目を自由に設定。無しでも可だが強制的に「……。」とされる事もある。複数設定可。またセリフだけは途中変更及び追加も可。)

・希望のエロ構図 (エロシチュは基本的に「ならず者たちに輪姦凌辱」のみのため、画面上の構図で要望があれば。もちろん無記入でも良し。)

・ハンドルネーム (キャラの作者名として公表してよいものを。必須。)

注意) 以上の項目が一つでも不十分だった場合は書類不備と見なしてボツにします。了承のこと。

キャラの作成例


●各項目について●

 上記の項目をひとつずつ埋めていきます。

・名前

 キャラの名前です。
 完全自由ですが、ただしカナで発音できるものに限ります(意味不明な記号の羅列や顔文字等は不可)。漢字も可ですが、カタカナ推奨。アルファベット非推奨。カナ以外の文字を使用する場合、読み仮名必須
 また、表記上の都合のため、
全角で8文字以上になる場合、本名と別に8文字以下の略称もしくは愛称を用意して下さい(用意されなかった場合、名前の前から8文字を無理矢理使用します)。「変装」オプションを取得した場合は当座の偽名も付けられます。

・設定

 キャラの設定です。当たり前ですが自分で考えたオリジナル設定にして下さい。
 
性別は女のみで、いつも通りふたなりは不可。外見年齢もいつも通り14〜30歳くらいまでを目安に。
 プロフィール設定に関しては、ファンタジーっぽいものであれば、種族や経歴、装備などは完全自由。ただし別項の「性格」「職業」「設定レベル」「取得オプション」等と矛盾の無いものにして下さい。
 また、種族は自由とは言えあくまでエロ企画なので、ひげもじゃ女ドワーフだのトカゲ頭の雌リザードマンだのといったキャラは勘弁してください(爆)。あくまで「人間の男が情欲の対象とする、人間の女性のフォルムを基本として持ったキャラ」に限ります。

・外見

 キャラの外見です。
 
全身の格好がわかる自作イラスト必須。顔のみやバストショットのみなどは不可。色をつける必要はありませんが、つけても勿論構いません。
 なるべくJPEGかGIFで、縦か横、長い方の幅を700ピクセル以内に抑えたものを用意してください。
 エロ絵資料用に複数枚用意しても構いませんが、プロフィールページに掲載する用の一枚がどれになるかは指定してください。それ以外は掲載しません(ただし、「転職したらコスチュームを換えたい」と言う事で二枚送ってくれる分にはOKです。転職した場合こちらでイラストを差し替えます。「変装」オプション取得キャラも同様です)。
 また、外見から身体のラインが想像出来ない格好をしている場合は、設定に大まかなプロポーションを明記するか、プロポーションの判るイラストを別に付随するようにして下さい。特にフルフェイスの兜などで顔が見えていない全身図の場合、顔のわかるイラストを必ず別途用意して下さい。
 ちなみに当たり前ですが、版権キャラや他人のキャラのイラストは不可です。「絵が描けないのでイラストのみ他人に描いてもらった」と言う場合はOKですが、その場合も既に何かしらの手段でどこかに発表済みのイラストをそのまま使う事は控えてください(これまで当サイトの何らかの企画に応募したが、落選したキャラに使用したイラストの使い廻し、と言うのはOKです)。

・性格

 キャラの性格には「ロウ」「ニュートラル」「カオス」の3種類が在ります。どれか一つだけを選択してください。基本的には、ロウのキャラとカオスのキャラは同じパーティのメンバーにはなりません(「欺瞞」オプション取得のカオスキャラを除く)。ニュートラルはどちらの性格のキャラともパーティを組むことが出来ます。
 どの性格を選んだかで、キャラの行動の仕方やイベントの発生・結果などが変わってきます。また、ロウとカオスはキャラの陥る状況によってはそれぞれ相反する性格に変化することもあります。
  また、性格によって取得できるオプションに違いが出ますが、職業の制限はありません(竜騎士を除く)。

○ロウ
 秩序、正義、平等主義。簡単に言えば善人と言われる部類。
 経験値を得やすくなるオプションが多く成長が早いが、総合的に強者が弱者をフォローする形のイベントが多くなり、損な行動を取らされる事も多い。特にロウパーティは、
・監禁されている者を発見した時はこれを必ず救出し、冒険を一度切り上げて街に連れて帰ってやらねばならない
・パーティから捕縛者や行方不明者が出た時はこれを救出する事を最優先に行動せねばならず、これが自分達或いは他者に無事救出されるか、ゲームオーバーとなるまではパーティを解散出来ず、新たなメンバーも加えられない。
と言う鉄の制約があり、これに反する事が出来ない。

○カオス
 混沌、自分主義、利己主義。簡単に言えば性格が悪いと言われる部類。
 一長一短なオプションが多く、カオスパーティは遭遇するイベントも損得両極端に分かれるものが多いが、ロウパーティに比べると実利的な旨みが大きくなる事も比較的多い。また発言力が低いとパーティ内で損をする事も多いので注意。

○ニュートラル
 普通、主体性無し。簡単に言えば普通の人と言われる部類。
 どんな性格の者ともパーティが組めるのが最大の特徴。
 オプションはどれでも取得できるが、ロウ/カオスオプションを取得するにはコストが倍かかる。またニュートラルのみのメンバーでパーティを組むとニュートラルパーティとなるが、この場合遭遇するイベントがかなり少なくなる。

・職業

 参加する全てのキャラには下級職5種上級職5種のいずれかの職業についてもらう事となります。上級職は強い代わりにレベルアップが倍遅くなります。なお基本的には、「開眼」オプションを取得して下級職から上級職になるケース以外の企画中転職は一切出来ませんので、慎重に選んでください。
 性格や設定レベルに関係なく、最初からどの職業につくのも自由(※竜騎士を除く)ですが、装備レベルの低い戦士や実力レベルの低い魔術師、運勢レベルの低い盗賊などは余り役に立ちません。設定レベルを決定してから職業を決定するか、あるいは職業の性能に合わせた設定レベルを作成する必要があるでしょう。
 なお、パーティ内での隊列は職業の「隊列順位」によって原則自動的に決定されます。隊列順位が1に近い職業ほど最前列に立つ可能性が高くなり、ダメージを受けやすくなります。

※ 上級職の竜騎士だけは特殊な条件が整わなければ就く事が出来ません。竜騎士になるためには、性格がロウで、経験・名声の両レベルが15以上のキャラが、全てのロウオプションを取得する必要があります。

※ 表記上の「/2」「/4」などの割り算は、原則として切り上げです。

○重戦士
 タフな体力を持ち、良質の装備さえ整っていれば実力レベルが低くても大活躍できる戦闘のプロ。装備を失うといきなり無力になってしまうのが難点だが、その重装ゆえ脱がされにくく、装備レベルも減りにくい。ただし探索は苦手。
・HP=実力レベル×2
・攻撃力=装備レベル
・防御力=装備レベル
・回復力=0
・探索力=実力レベル/4
・隊列順位=2
・特殊オプション=「重装」

○軽戦士
 女戦士ならば、重い鎧よりも素早い動きに勝負をかけるタイプの者もいるだろう。重戦士に比べて打たれ弱いが攻撃力に遜色は無く、探索も重戦士よりはこなせる。また「軽装/露出」オプションは軽戦士ならば無償で取得できるため、防御を防具に頼りたく無い者は取得がオススメ。
・HP=実力レベル
・攻撃力=装備レベル
・防御力=装備レベル/2
・回復力=0
・探索力=実力レベル/2
・隊列順位=4
・特殊オプション=なし。ただし「軽装/露出」オプションをノーコストで取得できる。

○魔術師
 装備ではなく、その実力レベルをそのまま攻撃力に転換させる事ができるパーティの主砲。とても打たれ弱いのが難点だが、数々のマジックアイテムを駆使して探索もこなしたり、ダークゾーンで明かりを灯す事も出来る。魔封状態に陥ると大ピンチ。
・HP=実力レベル/2
・攻撃力=実力レベル(魔封時は0)
・防御力=装備レベル/10
・回復力=0
・探索力=装備レベル
・隊列順位=10
・特殊オプション=「光源」

○僧侶
 傷ついたパーティを癒す回復力を持ち、実力レベルが高ければ状態異常の治療もこなす。戦士職ほどの戦闘力は無いがHPはそこそこ高く、サポート役としてはオールマイティーな優秀さを持つ。その信仰心ゆえ、性格が変わりにくいと言う特徴もある。
・HP=実力レベル
・攻撃力=装備レベル/2
・防御力=装備レベル/2
・回復力=実力レベル(魔封時は0)
・探索力=実力レベル/2
・隊列順位=7
・特殊オプション=「信仰」

○盗賊
 罠やお宝の探索には不可欠と言ってよい。戦闘は不向きだが、時として罠はモンスターよりも遥かに恐ろしく、盗賊がパーティに居るか否かが命運を分ける事もあるのだ。また買物と言う概念の無いワイズナーでは宝箱が開けられないと良い装備が得られない。成長が早いのも利点。
・HP=実力レベル/2
・攻撃力=装備レベル/4
・防御力=装備レベル/4
・回復力=0
・探索力=実力レベル×2
・隊列順位=8
・特殊オプション=「成長」

○魔法戦士
 上級職。軽戦士と魔術師の攻撃力を共に兼ね備えた攻撃のエキスパート。装備と実力のうち高い方のレベルが攻撃力となるため、常に安定した火力を発揮する。ダークゾーンの明かりも魔術師同様に灯せるが、装備品は戦闘面に集中させるために魔術師ほどの探索力は無い。
・HP=実力レベル
・攻撃力=実力レベルor装備レベル(高い方を使用。魔封時は装備レベル)
・防御力=装備レベル/2
・回復力=0
・探索力=実力レベル/2
・隊列順位=5
・特殊オプション=「光源」

○神官戦士
 上級職。重戦士のタフさと武装、及び僧侶の回復力を併せ持つ万能戦士。まさに鉄壁の防御特化職である。重戦士と同じく重装備で身包み剥がされにくく、僧侶同様に性格も変化しにくい。ただし探索だけは僧侶よりも苦手。
・HP=実力レベル×2
・攻撃力=装備レベル
・防御力=装備レベル
・回復力=実力レベル(魔封時は0)
・探索力=実力レベル/4
・隊列順位=3
・特殊オプション=「重装」「信仰」

○賢者
 上級職。魔術師の攻撃・探索力と僧侶の防御・回復力を併せ持つ後衛のエキスパート。もちろん性格も逆転しにくく、暗闇に明かりも灯せるほか、賢者だけが迷宮内で拾った正体不明なアイテムの鑑定が出来る。
・HP=実力レベル
・攻撃力=実力レベル(魔封時は0)
・防御力=装備レベル/2
・回復力=実力レベル(魔封時は0)
・探索力=装備レベル
・隊列順位=9
・特殊オプション=「光源」「信仰」「識別」

○忍者
 上級職。その実力に全てを賭ける異色の隠密。実力レベルさえ高ければ万能の戦闘力を持ち、盗賊ほどではないが探索もこなせる。装備をいくら充実させても役に立たないのが欠点と言えば欠点。むしろ何も装備をつけていない時にその真価を発揮するとか何とか。
・HP=実力レベル
・攻撃力=実力レベル
・防御力=実力レベル
・回復力=0
・探索力=実力レベル
・隊列順位=6
・特殊オプション=「真価」

○竜騎士
 上級職。冒険者ではなく、クルルミク竜騎士団に所属する女竜騎士としてワイズマン討伐に参加する。重装備を持ち、発言力に関わらず優先的リーダー権を得る事が出来る。ただし戦況悪化日に帰還すると戦場に駆り出されてパーティを解散させられてしまうため、同じパーティに存在し続けることは難しい。またドラゴンの扱いに慣れており、ドラゴン系の敵に対しての戦闘時はパーティ全員の戦闘力を底上げできる。
・HP=実力レベル
・攻撃力=装備レベル
・防御力=装備レベル
・回復力=0
・探索力=実力レベル/2
・隊列順位=1
・特殊オプション=「重装」「統率」

 また、他の設定項目によって自動的に決定されるためキャラ作成時には設定しませんが、実際に企画中に使用するパラメータとして以下のものがあります。一応覚えておいてください。
 なお、実際の企画中にはHP、攻撃力、防御力はパーティメンバーで合計された「パーティ○○力」としても使用されます。

○HP
 体力です。その時点での腕力等を含めた凌辱抵抗力も兼ねます。別に0になっても行動不能となるだけで死ぬことはありませんが、ならず者に襲われた時に敵の人数よりもHPが低いと捕縛されてしまいます。全ての職業で実力レベルが準拠となる能力値です。

○攻撃力
 命中率や攻撃回数も含めた攻撃力です。高いほど少ないターンで戦闘を終わらせることが出来、また多くのならず者を撃退できます。基本は装備レベル準拠で、魔法系職と忍者は実力レベルが攻撃力となります。

○防御力
 回避や打たれ強さなども含めた防御力です。高いほど1ターンあたりで受けるダメージを減らす事が出来ます。基本は装備レベル準拠で、忍者と「軽装/露出」オプション取得者は実力レベル準拠となります。

○回復力
 パーティを癒す力。高いほど戦闘後にパーティの受けたダメージを多く癒す事ができ、また難しい状態異常が回復できます。回復魔法が使える僧侶、賢者、神官戦士のみ、実力レベルが回復力となります。

○探索力
 罠やお宝を発見する力。高いほど罠を高確率で回避し、お宝を見つけ易くなります。基本は実力レベル準拠で、魔術師と賢者のみ装備レベル準拠となります。

○発言力
 パーティ内で自分の意見を押し通す力。発言力が最も高い者がリーダーとなり、その方針に従ってパーティはダンジョンを進んでゆきます。基本は実力レベルと名声レベルの合計値で、一般的にリーダーになりやすい戦士系は+10、知力の高い賢者と魔術師は+5のボーナスが付きます。また竜騎士は発言力に関わらず優先的にリーダーになれます。

○経験値
 戦闘にて敗北・逃走せずに勝利すると、行動不能者以外はそのモンスターの強さに応じた経験値を得る事が出来ます。経験値が経験レベル+実力レベル(上級職はその二倍)を超えると、町に帰還した時に実力レベルが上がります。

○成敗数
 ならず者を1人倒すごとに1増えます。これが100の倍数に達するごとに名声レベルが1上昇します。その冒険者に対するギルドの恨みの度数も兼ねるため、高くし過ぎると何かあった時に物凄い人数のならず者に襲われる事もあります。

・設定レベル

 各キャラには、その設定に則した6つのレベルがあり、ここではまず「経験」「名声」「才能」の三つのレベルを決定してもらいます。
 これらはポイント割り振りではなく、
それぞれ1〜20の範囲内で自由に決定してください。どのレベルも基本的には高くなるほど有利となりますが、高くし過ぎるとそれなりのリスクもあるので、一概に必ずしも高ければ良いものでもありません。
 あまり深く考えず、キャラの設定に即したレベルにしても良いと思います。なお、名声レベルだけは企画開始後にもキャラの行動によって増減します。

○経験レベル
 そのキャラがどれほどの経験を積んだ実力者としてこの地にやってきたか、を表します。20ならば相当な強者です。
 この
経験レベルはそのまま企画開始時の実力レベルとなるため、高く設定すればいきなり強いキャラとしてスタート出来ますが、レベルアップに必要な経験値にも加算されるので、初めから高くし過ぎてしまうともう当分レベルアップしない事を覚悟してください。逆に低く設定すればみるみるレベルは上がりますが、実力レベルは全職業にとってのHPの基準値ともなるために低過ぎても初回の冒険を切り抜けられるかどうかすら微妙となります。
 キャラの設定に則し、熟練冒険者として参加させたいなら高く、新米冒険者として参加させたいなら低く設定すると良いでしょう。

○名声レベル
 そのキャラが世界的にどれほど知名度のある有名な状態でこの地にやってきたか、を表します。20もあれば誰もが名前くらいは聞いたことのある有名人となります。
 
名声レベルはそのまま企画開始時の装備レベルとなるため、高く設定するほど最初から強力な装備でスタートでき、また迷宮で装備を失っても、町に帰還した時に名声レベル分までの装備レベルが無償で回復できます
 ただし、名声が高くなると当然悪党にも目をつけられやすくなり、
名声レベルが高いほど捕縛・凌辱時のならず者人数が飛躍的に多くなるため助かる確率が低くなり、また脱出のチャンスも少なくなります。特に実力以上の名声を持つキャラは更にリスクが大きくなるので注意が必要です。また名声による装備レベルの回復を行うと、名声レベルは回復量の半分だけ減ります。どんな高名な冒険者でも全裸で町に戻るはめになったりしたら、名声も地に落ちるでしょう。
 キャラの設定に則し、勇者や英雄、王族などの有名人キャラを作りたいなら高く、無名キャラならば低く設定すると良いでしょう。

○才能レベル
 そのキャラが生まれつきどれだけの才能を持っているか、を表します。20ならば100年に一人と言っていい才能の持ち主です。
 
才能レベルはそのまま成長判定時にボーナスとして経験値に加算されます。また一度の成長判定で一度に何回レベルアップ出来るかの最大値にもなり、高く設定すればそれだけ経験値を無駄にせずに早く強くなります。
 
ただし、才能溢れる者は挫折に弱いもの。この才能レベルの数値はそのまま「凌辱時の1日あたりの実力レベルの減少値」となるので、高くし過ぎると早ければ監禁初日の凌辱でもう心が折れてしまうでしょう。つまり才能レベルが高いとゲームオーバーになりやすいと言うことです。負けた時のことなど考えない、強ければ負けない、と言う信念を持っているなら思い切って高くするのも良いかもしれません。
 キャラの設定に即し、選ばれし素質や特異な血筋などを持つキャラを作りたいなら高く、凡人キャラならば低く設定するとよいでしょう。

 また、以下の二つのレベル、「実力レベル」と「装備レベル」に関してはそれぞれ「経験レベル」「名声レベル」の設定に従って自動的に決定されるため、キャラメイキング時には項目として記入する必要はありませんが、一応覚えておいて下さい。この二つのレベルは実際に使用される各能力値の基準値にもなり、職業によって装備レベルが基準となる能力、実力レベルが基準となる能力が異なります。

○実力レベル
 キャラの大まかな強さ・熟練度の目安で、冒険者としての誇りや気概、及び凌辱耐久力も表します。いわゆる一般的なRPGで言う所の『キャラのレベル』と言うのに一番近いのがこの実力レベルです。
 全ての職業のキャラにとってのHPの基本値ともなりますが、その反映度合いは職業によって異なります。
経験値の蓄積によって上昇しますが、凌辱されると減少し、0になるとそのキャラは冒険者として再起することが不可能なほどの全ての気概を奪われるまで肉体的・精神的に汚し尽くされたと言う扱いになって性奴隷として売却され、ゲームオーバーとなってしまいます。全てのキャラにとって最も重要なレベルです。初期値は上記の「経験レベル」と同じ数値となります。

○装備レベル
 そのキャラの装備している武具や道具の性能を表し、また場合によってはその財産的価値も兼ねます。
 魔法と忍者によるものを除いた攻撃&防御力の基準値となりますが、その反映度合いは職業によって異なります。ちなみに装備レベルが0になると比喩の意味でなく「丸裸」になり、当然のことながら犯罪者にターゲッティングされやすくなったり、町の人々に煙たがられたりするので注意してください。装備レベルは宝箱から
現在の装備よりも上質な装備が見つかれば上昇し、ならず者に身包み剥がされたり、トラップに引っかかるなどすると減少します。初期値は上記の「名声レベル」と同じ数値になり、名声レベル以下の時に町に戻ると名声レベル分まで回復します。ただしこの時、回復した装備レベルの半分の名声レベルを失います。

・運勢レベルとオプション

 さて、前述の5つのレベルの他にもうひとつキャラの持つレベルがあります。それが「運勢レベル」です。
 運勢レベルとは、そのキャラの持つ「
運勢乱数」の最大値を表し、例えば運勢レベルが10のキャラはあらゆる判定で1〜10の乱数を使用する事になります。
 単に乱数幅が広がるだけなので「運さえ高ければ他に何も要らない」とまでは言えませんが、例えば運勢レベルが1のキャラは全ての判定で必ず1しか出ないサイコロを振るのと同じ事になるわけで、高くしておくにこしたことは無いレベルです。特に盗賊などの攻撃力の低い職業のキャラは、捕縛時の抵抗を運勢に頼らざるを得ないケースが多いため、とても重要となります。
 ちなみに判定時の運勢乱数1はその判定の「絶対失敗」を示し、能力値がどんなに高かろうと失敗となります。

 また「オプション」とは、キャラが性格別に持つことの出来る特殊な素質やスキルです。性格に反するオプションは取得できません。ニュートラルのキャラはロウ・カオスどちらのオプションも全て取得できますが、取得に必要なボーナスポイントは倍となります。共通オプションだけは性格に関わらず誰でも2ポイント消費で取得することが出来ます(「軽装/露出」オプションだけは、職業が軽戦士のキャラならばポイントを消費せずに取得できます)。
 性格が変化した場合、取得した性格オプションは一時的に全て失われますが、もう一度元の性格に戻れば全て復活します。職業や設定レベルによってはあまり役に立たないオプションもあるので、よく考えて取得して下さい。もちろん何も取得しなくても構いません。ちなみに竜騎士になるためにはロウオプションを5つ全て取得する必要があります。
 また、稀に取得オプションによって内容が変化するイベントもあります。

 まず、ボーナスポイント20の範囲内で、自由にオプションを取得して下さい。その残ったボーナスポイントが、そのキャラの運勢レベルとなります。ただし、全てのボーナスポイントを使いきっても運勢レベルは最低1となります。ただし、繰り返しますが運勢レベル1のキャラは冒険中ほとんど役に立たない上、パーティの足を引っ張りまくる事になるので、それは覚悟しておいて下さい。エロ企画的にはてっとり早くエロ絵を晒される事になるかも知れませんが、何の張り合いも無く凌辱されても面白みに欠けると思います(爆)。

<ロウオプション> ロウキャラは2、ニュートラルキャラは4ポイント消費で取得できる
 「正義」…監禁されているキャラを救出すると、その被救出者の実力レベル分だけ経験値が増える。
 
「向上」成長判定時、パーティ内に自分よりレベルの高いメンバーが居た場合、そのレベル差分の合計値だけ経験値ボーナスが入る。また、パーティメンバーの中にレベルアップした者が居ると、その人数×レベルアップ数だけ経験値が増える。
 
「人徳」…町に戻って装備レベルを名声レベルまで回復する時、名声レベルが減らなくなる。また、パーティを組めないまま酒場に長期滞在しても町の住民に煙たがられなくなる。
 「潔癖」…凌辱時に行動不能でなければ腕力(HP)による抵抗ができる。これに成功し続ける限り凌辱されず、実力レベルも下がらないが、成功し続ける限りHPは消耗し、失敗し凌辱された時は通常の倍の勢いで実力レベルが下がる。処女設定のキャラが取得すると抵抗の成功率が更に上がる。
 
「犠牲」…捕縛判定時、パーティに行動不能者が居ると発動し、自分一人が囮となって残りのメンバーを強制的に逃がす。かなりの高確率で自分は捕縛されてしまうが、もし凌ぎ切れば逃がしたメンバーとすぐに合流できる。同一パーティ内で複数のキャラがこのオプションを所持していた場合、その全員で足止めする事になるが、4人全員が所持していた場合は発動しない。

<カオスオプション> カオスキャラは2、ニュートラルキャラは4ポイント消費で取得できる
 「欺瞞」…自分の性格をロウと偽り、ロウパーティに紛れ込む事ができる。ただしカオスオプションの発動などで嘘がバレると、即座にその場でパーティから単身放り出される。
 「外法」…魔剣や禁呪の書と言った呪われた装備を用いる。攻撃力が倍になるが、運勢レベルが半分(切り上げ)となる。また身包み剥がされるなどして一度でも装備レベルが0となると、その瞬間にオプションごと効果は失われる。
 
「押収」…お宝判定時に自分より発言力が低く、同じ職業のメンバーの装備レベルが上昇した場合、「発言力+運勢乱数」がそのメンバーの「発言力+運勢乱数」よりも高ければ、その装備レベル上昇を自分のものにできる。ただし失敗した場合発言力が5下がる。
 「淫乱」…捕縛時の自力脱出が一切出来なくなる代わりに、凌辱されても「性奴」状態になる前に救出されれば減少した実力レベルを全て取り戻す事が出来る。処女設定のキャラは取得出来ない。
 
「売渡」…捕縛判定時、行動不能者がメンバーにいると発動、そのメンバーをならずものに引き渡す事で残りは場を見逃して貰える。対象者が複数の場合その全てを引き渡さねばならない。自分の装備レベルが0の時、自分が行動不能な時、他メンバー(或いは自分)の「犠牲」オプションが発動した時、は交渉が成立せず、発動しない。

<共通オプション> 全ての性格のキャラが2ポイント消費で取得できる
 「選別」…必ずメンバー4人全員が違う職業になるようにパーティを組む。バランスの良いパーティを組む事が出来るが、場合によってはなかなかパーティを組めないこともあるので注意。
 
「雇用」…酒場でパーティを組めなかった時、名声レベルと等しい実力レベルを持つ男の重戦士を最大で3名、傭兵として雇う事で暫定パーティを組む事が出来る。通常の冒険ができるが、傭兵たちは成長せず、最下層には入れず、一度町に帰還すると契約は終わる。また、運が悪いと迷宮内で裏切られ、牙を向かれる事も。
 「変装」…常に立場と身分を隠して行動し、名声レベルがいくつであっても1として扱われる。ただし冒険中に増加する分の名声レベルは加算され、これが本来の名声レベルを上回るか、一度でも装備レベルが0になると正体がばれ、オプションごと効果は失われる。このオプションを取得した場合はキャラに仮名や偽名をつけてよい。
 「開眼」…下級職キャラの実力レベルが21になった時に、そのままの実力・装備レベルで上級職へと転職できる。重戦士→神官戦士、軽戦士→魔法戦士、魔術師→魔法戦士か賢者、僧侶→神官戦士か賢者、盗賊→忍者、以外の転職は出来ない。魔術師と僧侶の場合のみ、どちらに転職するかを明記すること。上級職キャラが取得しても基本的には無意味。また、竜騎士に転職したい場合は、ロウの戦士系(この場合魔法戦士・神官戦士でも可)キャラが「開眼・竜騎士」と言うオプション名で取得しておけば名声レベルが一定値になった時にスカウトされ、竜騎士になることが出来る。この場合、本来の竜騎士になるための条件を満たしている必要は無い。
 「軽装/露出」…「軽装」は防具を一切装備せず、「露出」は更に肌の露出の多い衣装で冒険する。どちらも基本的には効果は同じで、どちらか片方しか取得出来ない。取得するとどの職業であっても装備レベルが防御力に影響されなくなり、代わりに回避力としての「実力レベル/2」が防御力となる。ただし「露出」の場合、外見的な意味での装備レベルはほぼ0と同じ扱いとなり、ならず者に狙われ易くなる代わりに目立つため名声レベルが上昇しやすくなる。「重装」オプションを持った職業が取得した場合、「重装」の方が無効化される。また忍者の場合、取得した方が防御力が低くなるので基本的には損。軽戦士はポイントを消費せずに取得できる。

 また、職業ごとに必ず持っている特殊オプションとして、以下のものがあります。「開眼」オプションによって転職すると今まで持っていたものは失われます。これらはその職業につけば自動的に必ず取得されるので、ボーナスポイントを減らす必要も、取得オプション欄に記載する必要もありません。
※…軽戦士だけは特殊オプションを持っていませんが、「軽装(露出)」オプションをノーコストで取得する事が出来ます。

 「重装」(重戦士/神官戦士/竜騎士)…捕縛時に身包み剥がされるのを手間取らす事が出来る。
 
「光源」(魔術師/魔法戦士/賢者)…ダークゾーンでも消えない明りを作り出す事が出来る。
 
「信仰」(僧侶/神官戦士/賢者)…性格が逆転する確率が半分になる。
 
「成長」(盗賊)…レベルアップに必要な経験値が半分(切り上げ)になる。
 
「識別」(賢者)…未知のアイテムを手に入れたとき、その場で名称と性能を知ることが出来る。
 「真価」(忍者)…装備レベルが0の時に限り、攻撃力と防御力が二倍となる。
 「統率」(竜騎士)…発言力に関わらず優先的リーダー権を持つが、戦況悪化日に戦場に駆り出され、パーティを組んでいた場合解散する。

・ダンジョン方針

 「ダンジョン方針」とは、ダンジョン内でパーティの行動を自動で決定する際にその基準となるルーチンです。「慎重」「堅実」「無難」「大胆」「無謀」の5段階のレベルがあり、その中から一つだけを選択してください。
 具体的には、「慎重」なほど一度の冒険や勝ち目の薄い戦闘を安全かつ早めに切り上げる代わりにフロアの進みが遅くなり、「無謀」なほどパーティの被害状況を気にせず先へ先へと目指します。また「大胆」「無謀」のキャラは迷宮内で正体不明な仕掛けなどに出会ったときに、積極的にそれに関わろうと試みることがあります。
 実際にパーティ単位として使用するダンジョン方針は、そのパーティのリーダー、即ちその時点で行動可能な最も高い「発言力」を持つメンバーの方針を優先します。複数キャラで発言力が同値の場合は、同じ方針のメンバーが多い場合はそちらが優先、それでも同じ場合は毎日交互に替わります。

 ○慎重 (迷宮攻略値の一日あたりの増加量+1、探索力ボーナス+5)
 パーティ内に回復しきれない状態異常者が一人も居ないか、パーティHPが100%でなければ必ず逃走・帰還する。
 なかなか下層に向かわないため、よほど運が良く無い限り、企画期間中にワイズマンの元まで辿り着ける可能性はほぼ0。

 ○堅実 (迷宮攻略値の一日あたりの増加量+2、探索力ボーナス+2)
 パーティ内に回復しきれない状態異常者が一人以上いるか、パーティHPが75%を下回っていれば逃走・帰還する。

 ○無難 (迷宮攻略値の一日あたりの増加量+3)
 パーティ内に回復しきれない状態異常者が二人以上いるか、パーティHPが50%を下回っていれば逃走・帰還する。

 ○大胆 (迷宮攻略値の一日あたりの増加量+4、探索力ペナルティ-2)
 パーティ内に回復しきれない状態異常者が三人以上いるか、パーティHPが25%を下回っていれば逃走・帰還する。

 ○無謀 (迷宮攻略値の一日あたりの増加量+5、探索力ペナルティ-5)
 誰か一人でも動ける者が居る間は逃走も帰還もしない。
 町にほとんど帰還しないためレベルアップが少なく、よほど運が良く無い限り、企画期間中にワイズマンを倒せる可能性はほぼ0。

※ 「パーティ内の回復しきれない状態異常者」には、パーティメンバーがはぐれてパーティ人数が減った場合も適用されます。メンバーが一人はぐれた場合、それは「回復しきれない状態異常者が一人居る」という扱いになると言うことです。同様に「装備レベル0」の状態も「回復出来ない状態異常」に含みます。

・セリフ

 「どのような状況の時にどのようなセリフを言うか」の指定です。以下に、シチュエーションとして代表的なものを羅列しておきますが、別に全て無しでも構いませんし、各項目ごとに複数設定しても可です。自由に設定してください。エロ企画的にはせめて「捕縛」「凌辱」「性奴」の三つくらいは設定して欲しいところです。無記入の場合全てのセリフは「………」となります。
 ちなみに、セリフだけは、企画開始後の変更や追加も自由です。また、企画のログのセリフを書き換えてくれと言う要望も承ります。

 ・紹介 (プロフィールページに載せるもの。基本的には酒場に居る時の他冒険者に対する自己アピール)
 ・捕縛 (捕縛判定失敗直後。ならず者達に拉致される時)
 ・監禁 (捕縛判定失敗後、玄室監禁直後。ならず者達に身包み剥がされる時)
 ・凌辱 (凌辱中。監禁日数等に応じて複数設定するのも可)
 ・救出 (監禁状態のキャラの救出を試みる時)
 ・感謝 (監禁状態から他パーティによって救出された時)
 ・心変 (性格が逆転した時、元に戻った時)
 ・性奴 (性奴隷に堕ち、売り払われたゲームオーバーの時)
 ・その他、罠に引っかかった時、オプション使用時、ラストバトル時など、自分の予想するシチュエーションに見合ったものを自由に設定可。ただし戦闘やレベルアップなどのたびにいちいちセリフを掲載してはいられないので、全てが必ず反映されるとは限りません。

●その他の注意

※既成パーティについて

 「赤の他人のキャラとのパーティではなく、予め知人同士の作成したキャラと一緒のパーティを組みたい」と言う場合は「既成パーティ」として参加することが可能です。
 既成パーティを組む場合、そのパーティに参加する全員が自分のキャラ以外の3人分のキャラ名と、その製作者のハンドルネームを記載しておいてくれれば、酒場を介さず既に組んだ状態のパーティで迷宮に赴く事が出来ます。
 ただし、既成パーティ参加者の中に不備のキャラがいて企画参加できなかった場合は適用されず、普通に酒場に入ることとなります。同様に企画中にパーティが解散した場合も以降は通常のキャラと同じ扱いとなります。

 また、「雇用NPC以外をパーティに加える気が無い」と言うキャラの場合、既成パーティとして「雇用NPC三名」と記載して貰えば、他の参加者とはパーティを組ませずに常に毎回雇用NPCのみをパーティに加えて冒険に出る事が出来ます。ただし当然「雇用」オプションを所持している事が前提となります。「自分より弱い者と組みたく無い高慢な魔術師系のキャラ」などはその方法でもある程度は問題なく冒険をこなせるかもしれませんが、カオス傭兵の裏切りには注意してください。
 またこの場合、最後までそれで行くのか、何らかの条件で通常の酒場キャラとなるのか、指定してもらっても構いません。「一度他人に救出して貰ったら改心した」「名声が一定値以下になったら瀬に腹を換えられなくなった」などにしても面白いかも。