「あ、えっと、はじめまして。私、ミューリナって言います。ミューって呼んで下さい。
一生懸命がんばりますから、よろしくお願いしますね(ぺこっ)」

・名前 ミューリナ・グロウスティン 愛称・ミュー

・性別 女

・設定 
人間。盗賊。22才。処女。
クルルミク南東に位置するピロリエヌ(通称「盗賊王国」)出身。

幼少時代、組織同士の抗争に巻き込まれ両親を亡くす。
少女には両親のほかに身寄りも無く、あとはスラムの片隅で餓死を待つのみであった。
しかし、転機が訪れた。
天涯孤独の身となってから三日目の夜、彼女はとある大組織の頭領の命を救う事になる。彼女は彼の養女として引き取られる事になった。
幸いなことに、彼女を拾ったのは穏健派として有名な組織であった。彼女にとって第二の人生は心安らぐ温かいものとなった。
彼女が笑顔を取り戻すまでに、それほど長い時間はかからなかった。
惜しみない愛情を注がれ、彼女は明るく素直に育っていった。
第二の人生は順風満帆、何の問題も無いかのように思われた。
しかし、遊び盛りの彼女には一つの不満が芽生え始めていた。

残念な事に、養父は重度の親馬鹿だったのだ。

アジトの外に出ることは基本的に許されず、外出許可が下りても強面の護衛×4つき。
そんな生活は、彼女にとって少しだけ退屈だった。
まずは、養父に内緒で組織の者から技を教わるようになった。
他にする事も無かったため、彼女は新しく覚えた遊びの訓練に明け暮れた。
そのうち、彼女は体得した技能を駆使してアジトから脱走するようになった。
これに気付いた養父は娘の部屋の施錠と警備を厳重にしたが、日々成長を続ける彼女の技とのイタチゴッコであった。
7年も経つ頃には、組織の誰も――頭領ですら――彼女の脱走を阻むことはできなかった。
21歳の誕生日を迎えると彼女は置手紙一つを残し、更なる刺激を求めてアジトから飛び出した。
組織の追っ手から逃れつつ1年ほど大陸東部諸国を漫遊した後に、グラッセンを抜けクルルミクへと至る。
件のふれを見た彼女は、飽くなき好奇心と、少々寂しくなってきた懐を満たすため、ワイズマン討伐への参加を決意するのであった。

箱入りに育てられたため、およそ盗賊らしからぬ(そしてどこか抜けた)言動をする。品行方正。曰く「人様からの盗みはご法度です」。
特別な才能があったわけではないが、大組織の現役盗賊相手に鍛えられた盗賊技能は超一級品。熟練冒険者パーティーの盗賊にもまったく引けを取らない。
世間に出てから間もないため、名声は無に等しい。

服は組織の支給品(をパクってきた)。とても動きやすいが、デザイナーの趣味で無駄に露出度が高いのが悩みのタネ。
この恰好のまま街中を歩くのは少々恥ずかしい(あと寒い)ようで、戦闘等素早い動きを要求される場面以外では常にクロークを纏っている。

キャラクターとしてのコンセプトは「盗賊らしくない盗賊」。
ゲームトークンとしてのコンセプトは「脱落しにくい探索ツール」。

・性格 ロウ 

・職業 盗賊

・設定レベル  経験レベル 19
         名声レベル 1
         才能レベル 1 

・運勢レベル 18

・オプション  軽装(2) 

・ダンジョン方針 無難

・ハンドルネーム くゎん