『奥様、大変です!』 byMORIGUMA グオオオオオッ 穏やかな村に、巨大な吼え声が響いた。 ズシズシと、足音を立てて向ってくるのは、 巨大なオーガでした。 「ひえええっ!」 「みんな逃げろおおっ!」 巨大な棍棒をぶん回し、当たる家や物をぶっ壊していく。 決して平穏とはいえないご時世、 それぞれ、武器はそれなりにもっていますが、 人間の倍はありそうなオーガには、 簡単には効きそうにありません。 汚れた固い皮膚は、弓で撃っても軽く刺さる程度。 長いリーチに加え、巨大な棍棒が、 長大な戦闘半径を作り出しています。 槍や剣でもとても届きません。 「皆さん、下がってください!」 駆けつけたスピリアさんが、凛とした声を上げました。 金茶の髪を後ろになびかせ、オーガの周りを回るように走り、 意識を自分へ向けさせます。 しなやかな足が、素早く動き、オーガの激しい打撃も捕らえ切れません。 強い意志をこめて、精神を集中しました。 「眠れ、レプラコーンのささやき!」 通常、オーガやトロルのようなモンスターには、 精神系の魔法に、抵抗力がほとんどありません。 通常なら、これであっさり眠ってしまうのですが、 オーガは、血走った目で、棍棒をたたきつけます。 ウゴオアアアアアアア ドガアアッ、ドガアッ、ドガアッ、 狂ったようにたたきつけてくる棍棒を交わしながら、 スピリアさんは、オーガに興奮系の毒物が、 撃ち込まれているらしいと気づきました。 これでは、睡眠の魔法は効きません。 ヴァー=イヴの杖を激しく振り、湧き出す強烈な魔力。 金茶の美しい髪が逆立ちます。 「幻想の世界、パーンの角笛!」 オーガの周りに、虹色の壁が生まれます。 妖しい角笛の音とともに、上下左右の感覚がメチャクチャになり、 オーガは、前に歩こうとして、後ろに倒れ、 起き上がろうとして、でんぐり返り、 振り上げた棍棒が後頭部に激突。 その辺にぶつかりまわったあげく、 とうとう、鼻血を出してぶっ倒れてしまいました。 「はあっ、はあっ、はあっ、」 注意深く観察し、本当に倒れたらしい事を確認すると、 皆さんににっこりと笑いかけました。 ですが、ヴァー=イヴの杖は、激しい副作用を持っていて、 今になって、恐怖や混乱、そして意識の弱りが出そうになります。 ラフリアちゃんの笑顔を思い出し、必死に意識を保つスピリアさんは、 額にびっしりと汗をかいていました。 「あ、あ、ありがとうスピリアさん。」 「大丈夫かい、顔が青いよ。」 「それより、万一ということがあります、急いでトドメを。」 気丈に村人へ指示を与えながら、 スピリアさんはなんとか踏みとどまりました。 『それにしても、オーガがなぜ?』 オーガはめったに人里を襲うことはありません。 それよりエサになりやすいゴブリンの巣などが、 ずっとすごしやすいからです。 ゴブリンは食べられる恐怖はありますが、 増えすぎてエサが不足する事が無くなり、 しかも、外敵からは襲われなくなるため、 共存関係が成り立り、人に被害を為さなくなります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「つまり、ゴブリンの巣を壊して、オーガをおびき寄せたってわけね。」 スピリアさんの家の前、 10名あまりの盗賊らしい連中が、飛び上がりました。 そこには、村の教会のシスターが、額にぶっとい青筋を立てていました。 「この、不心得者がアアアッ!」 怒り心頭のシスターが、光る拳を振り上げると、 一人が、パイルバンカーばりのパンチで、大地にめり込みました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− しばらくして、家に帰りついたスピリアさんは、真っ青になりました。 ドアが開き、家の中があらされて、 柱に一枚の紙がナイフで止められています。 『娘は預かった、無事に帰してほしければ、一人で狼岩まで来い。』 西の森の、狼岩といわれる大岩。 盗賊や山賊が良く出ると言われる場所です。 「らっ、ラフリアっ!」 疲れきっている事も忘れ、スピリアさんは駆け出しました。 喘ぎながら、狼岩にたどり着くと、 薄汚れた男たちが、周りを取り囲みました。 「ラフリアは?!、ラフリアはどこ!!」 「さあ〜て、どこだろうな。 変な気を起こすと、二度と会えなくなっちまうぜ。」 翠の大きな目が見開かれ、白いつややかな頬が血の気を失います。 「すぐ、その杖を捨てろ。おとなしくしてるんだぞ。」 スピリアさんが、ヴァー=イヴの杖を捨てると、 両手を後ろにきつく縛られました。 「うっへへへへ」 ギラッと光るナイフが、スピリアさんの目の前にちらつかされます。 冷たい刃が、喉にピタピタあたり、おびえがかすかに息を粗くします。 逆手に持ったナイフが、シャッと下へ走り、 ビリイイッ 「ひっ!」 スピリアさんの服が、スカートまで真っ二つ。 見事な乳房がポロンとこぼれだします。 「おお〜っ、エルフだっつうのに見事なおっぱいだぜ。」 すぐに、手がそれを掴み、モミモミと揉みだします。 吸い付くような肌触り、張りのある肌、たまらない感覚です。 恥辱に赤く頬を染めたスピリアさん。 「な、なぜ、こんな事を・・・」 「質問出来る立場か?、ええ??」 ぎゅっとつかまれ、息が止まりそうになります。 男の指の跡が、乳房にくっきりつけられました。 「く・・・ご、ごめんなさい・・・。」 くやしくても、ラフリアのことを思うと、反論などできません。 「謝罪するなら、言葉だけじゃだめだよなあ。」 かすかな汗のにおいが、甘い女のエロスを漂わせ、 白い抜けるような肌が、息を呑むほどの妖しさです。 長いスラリとした足が震え、潤んだ翠の瞳がひどくそそるのです。 男がズボンの前をずらすと、半立ちのペニスがでろんと出てきました。 「わかってるよなあ、奥さん。」 涙をこらえながら、スピリアさんは、ピンクの唇を開きました。 チュプ、チュ、 「うっ、おおっ、すげえな・・・」 そっと咥える唇、意を決して大胆にからむ舌、 頭がユラユラと動き、唇がすぼまり、しごきます。 舌が陰嚢からペニスへ、ズズズと走り、 カリ首から尿道へヌラヌラと蠢きます。 見る見る勃起するペニスに、スピリアさんの口がいっぱいになっていきます。 「うっ、うぉっ、」 獣のように呻くと、急に頭を掴み、激しく動かし出しました。 「んっ、んんぅっ、」 ジュブッ、ジュブッ、ジュブブ、 だ液にまみれた陰茎が、激しく口を出入りし、 舌の絡みつく動きが、それを加速します。 喉の蠢きとすぼまり、 涙に濡れる翠の瞳、 唇を、細い喉を、犯している感触が、 たまらず、陰茎を膨張させて止まらなくなりました。 「くうぃいいっ!」 「んうううっ!」 目を見開いて、呻くスピリアさんに、 激しい音と脈動が襲い掛かります。 ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、 喉へ弾け散る熱い精液、生臭く苦い感覚が、 喉から口にいっぱいに広がります。 「こぼすなよおっ、のめえっ!」 さらに絞り上げ、何度も喉を突くようにして、射精!、射精!、射精!。 「うっ、ぐ・・・んうっ!」 ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、 必死に顔を上に上げ、何度も細い喉が動き、おびただしい精液を、 飲み下していきます。 わずかに、唇の端から、白い滴りが銀の糸となって流れました。 「ぐふふふ、今度は俺だ。」 ラフリアちゃんを人質に取られている以上、 抵抗どころか、逆らう事すらできません。 スピリアさんは、眉を曇らせたまま、唇を広げます。 ですが、男は後ろへ腰を下げ、その場にあぐらをかきました。 それを追う形にされて、スピリアさんは前にのめり、 前に倒れそうになるのを、押しとどめられます。 ですが、無防備に上がったお尻は、ペロンと脱がされてしまいました。 口に押し込まれると同時に。 「んっ、んんっ!、んううっ!」 いや、やめてと、思わずくぐもった声を上げるスピリアさん。 しかし、熟れた尻の真っ白い輝きと、 すでに濡れているピンクの花弁が、それを止められるわけがありません。 「うへえっ、もう、濡れてやがるぜっ!」 グジュルッ 「んう−−−っ!」 濡れ濡れの胎内に、がちがちに固いペニスが、一気に突き刺さりました。 ヴァー=イヴの杖の副作用や、極度のおびえと口淫の感覚、 どうしても濡れる事を止められません。 太いペニスが、喜ぶように跳ね上がり、濡れて蠢く粘膜を、 耕すようにしゃくりあげます。 「んうっ!、んっ!、んううっ!、うんっ!」 小さな頭をつかまれ、激しく動かされイマラチオで責められます。 腰が浮き上がりそうな突き上げ、 口から犯される陵辱、 喘ぐスピリアさんの肉体は、震え、のけぞり、わななきます。 ズオッズコッズッズコッズッズブッズクッ、 身体の芯が激しく音を立て、 蠢く熱い肉柱が、身体の底をえぐり、 小柄なスピリアさん串刺しにするかのようです。 ぞくぞくっ、 身体が、その刺激に耐え切れず、 突入するたびに震えと感覚の暴走が止まりません。 必死に理性を保とうとしますが、 喉が、口が、きれいな鼻に抜ける匂いが、 理性を麻痺させて、次第にぼやけていきます。 「うっ、うっ、うぐっ!、んっ!、んんんんんんっ!!」 ガクガクガク 走り抜ける閃光と揺らぎ、カアッと熱くなり、意識が明滅します。 「くくくく、いきやがった。」 口から抜かれたペニスが、顔に激しく浴びせました。 さらに強い突き上げが、股を裂かんばかりに突きまくります。 「ひっ、ひいっ、だめっ、やめてっ、あぁ、あああっ、いやああっ!」 悲鳴はむしろ興奮を煽るだけでした。 きゅうっと絞り上げる快感が、 のけぞる身体が、 呻きと脈動をほとばしらせました。 「だめええええええぇぇぇぇぇぇっ!!」 ドビュウルウウウウウウウウウウッ、 熱い、煮えたぎる溶岩が吹き上げ、たたきつけます。 絶叫するスピリアさんの胎に、容赦なく射精されていきます。 何度も、ヌルヌルと絡みつく胎内に、打ち込み、突き出し、ほとばしらせます。 ひくひくする熟れた腰が、その快感の激しさを物語っていました。 「いやああ・・もう、もうやめてえ、ラフリア、ラフリアはどこおお・・・」 引きずり上げられ、アナルがグイと突かれました。 「ひいっ!」 ミシミシミシッ、 音を立ててのめりこむそれに、あそこがビクビクします。 黒い何かを塗りたくったペニスが、そこをめがけて突き入ります。 「ああああぁぁぁぁ!」 グッリュルウッ ジイイインッと、何かが身体の中に響きます。 動くと、ヌルヌルが冷たく解けて、熱く広がり、 そして、そして、 「ひいいいっ!、なっ、なにいっ!」 ジンジンする刺激が、膣いっぱいに広がり、 何倍もの刺激となって、あそこを焼きます。熔かします。 「ひっ、ひいっ、やあっ、いやああっ、だめええっ!」 のたうつ白い裸身に、喜悦の表情で突き上げる男たち。 それが動けば動くほど、身体が痙攣し、のけぞり、感じまくり、 狂うほどの快感となって吹き上げました。 ものすごく締め付ける膣に、アナルに、溜まらず突き上げるそれが、 深く突き刺さります。 ドビュウッ、ドビュウッ、ドビュウッ、 ドクッ、ドクッドクッ、ドクッ、 「ひあああああああ!!、でてるうっ、でてるのおおっ!!」 猛烈な快感が子宮までしみこみ、 あそこがキュウキュウ音を立ててわなないてます。 精液をすすり上げ、中に渦巻き、逆流し、 あそこがペニスを求めて燃えています。 「ひいいっ、ひいいっ、あそこが、あそこがああっ。」 「どこだ?、どこがいいんだ?」 いやらしく聞く男に、必死に耐えようとしますが、 腰がガクガクと震えて止まりません、 あそこが、もうたまらないのです。 歯を食いしばって耐えようとするスピリアさんに、 アナルに指が、黒い軟膏を塗られて押し込まれます。 「うあぁぁぁぁっ、」 焼けるような刺激が、さらに、意識を壊します。 高く尻を突き上げ、ガクンガクンッとのたうつそれが、 雫をボタボタと滴らせ、泣く様に喘ぎました。 「お、お、おまん、おまん○にいれて、くださいっ!」 それでもにやついて、何もしない。焼けるような刺激が、身体を貫きます。 「おチンチンッ、おチンチンを、私のおま○こに入れてくださいいっ!」 陥落したスピリアさんに、強烈な感触が突き刺さり、 意識が飛びました。 「ひいいいいいいっ!」 真っ黒い快感が、背筋を走り、 白い身体がのたうつたびに、突きあげる律動が理性を崩壊させます。 縛られていた手も、いつの間にか解かれ、 前も後ろも、突きまくられて、舌を、犬のように出して、 喘ぎ、叫び、のけぞります。 「ひいっ、おまん○があっ、壊れるうっ、お尻があっ、壊れるのおっ!」 強力な媚薬が、スピリアさんを完全に性欲に堕とし、 快感の虜にしてしまいました。 絡みつく脚が何度も痙攣し、 呻く男の精液が、たっぷりと子宮に注がれると、 金茶の髪が波打って震えます。 「熱いいっ、熱いいっ、熱いいいいいいっ!!」 ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ、 もう、口も突き出されたペニスに、かぶりつくように咥え、 はげしいフェラチオですすります。 口にあふれる精液を飲み、 胸に挟んでしごき、 腰を淫乱にくねらせて、止まりません。 深く突入したペニスが、子宮まで突き通し、 広がった足が、ヒクヒクと痙攣しました。 ドビュグウッドビュグウッドビュグッ 立て続けの射精が、子宮一面に広がり、さざなみが白い腹部に広がります。 アナルが締め付け、腸内があふれる上にも射精が撃ち込まれ、 ビクビクと腰が震えます。 「何て具合のいいメスエルフだっ」 M字に開かせて、何度も突き上げながら、男が呻きます。 「娘も、連れてくるのは、簡単そうだなっ!」 ガクガクする身体を、腰をひきつけて、中に出しまくります。 「売るのが勿体ねえぜっ」 実は、ラフリアちゃんはここにはいません。 シスターが盗賊たちを追い払った後、 心配になって教会へ連れて行ったのです。 それをこっそり見ていた別働隊が、 シスターの置手紙を破り捨て、別の手紙でおびき出したのでした。 「ら、ら、ラフリアはあ・・・」 空ろな翠の目で、スピリアさんが声を上げると、 「まだいってやがる、どうせ二人とも売られるんだよっ!」 ひくつく身体を広げ、ドロドロのあそこへさらに突き入れます。 15人もの男たちが、次々と輪姦し、身体は汚されきって、 もう、意識すらも消えてしまいそうでした。 ドドドドドドドドドド 地鳴りのような音が、突如回りに起こりました。 スピリアさんに夢中だった男たちは、 暗い森のあらゆる方向から聞こえる音に、飛び上がりました。 「なっなっ、なんだっ!」 「げっ、うげえっ!」 巨大な騎馬が、男の頭を踏み潰し、 別の騎馬が、長い槍で胸を突き刺し。 次々と四方から走り抜ける白い鎧の騎馬が、 逃げ惑う男たちを、屠り、潰し、串刺しにしました。 先頭に立つのは黒い巨大な鎧、ひるがえるマントには、大きく赤で『S』。 青い輝く鎧を着けた細身の騎士が、 スピリアさんを盾にしようとした男を槍先でフッとばし、 その身体を優しく抱えました。 馬に乗ったまま、片足だけで瞬時にそれをやるのですから、 神業といえる馬術です。 白い鎧に、胸に大きな十字を書いた騎士たちは、 一通り踏み潰し終わると、青い騎士に敬礼をし、 速やかに走り去っていきました。 「奴隷商人の部隊は、全滅したようですね。 さあ、帰りましょう。後は大掃除をしないと。」 面を上げると、それは教会のシスターでした。 「まったくですな。今度という今度は容赦しませぬ。」 現領主の父親で、スピリア愛玩血盟の騎士、ランドンは、 憤怒の表情で鼻息荒く宣言しました。 どんな凶暴な獣も、恐れをなして逃げ出すような顔です。 以前、蜂蜜屋のクロードがさらおうとして失敗した事で、 かえってスピリアさんとラフリアちゃんに、 興味を沸かせた者たちがいて、 その連中が奴隷商人に、高い値段を示しました。 その額はとんでもないものだったために、 奴隷商人たちは、本気で二人をさらおうとしたのでした。 憤怒の騎士は、ふと表情を和らげ、 痛ましげにスピリアさんを見ました。 そして、畏怖の表情すら浮かべ、 青い鎧姿のシスターを見たのでした。 『馬鹿どもを一気に殲滅しなければ、 しつこく狙う可能性がありますから。』 スピリアさんが教会に来ないことから、 状況を素早く読んだシスターは、わずかな時間のうちに、 あれだけの戦力を集め、組織的に素早く動かしました。 教会騎士団の実力を、初めて見たランドンは、 その見事な手並みに、驚きを隠せませんでした。 「だいじょうぶですか?」 スピリアさんが、目をさますと、 いつものふくよかで優しいシスターが、微笑んでいました。 「シスター様・・・・私、私・・」 先ほどまでの狂乱が、どっと脳裏をかすめ、 わなわなと震えだすスピリアさんに、 「マンマ・・マンマ・・」 しっかとしがみついてくるラフリアちゃん。 「ら、ラフリアああっ!」 涙を流しながら、いとし子を抱きしめ、胸に吸い付いてくる様子に、 急いでおっぱいを出しました。 チュウチュウと、無我夢中で吸い付くラフリアちゃんに、 ちょっとだけうらやましそうな顔をするシスター。 でも、幸せいっぱいの顔になったスピリアさんに、 とても幸せな気分になりました。 おなかいっぱいになって、幸せそうに眠るラフリアちゃんを抱いて、 スピリアさんも、静かに、添い寝しました。 シスターは、静かに扉を閉めると、 彫像のように立っていたランドンに目で合図。 珍しく、ランドンが笑った。 「うらやましそうでしたな、ラフリアが。」 ちょっと赤くなったシスター。 「しかたないわよ、惚れた弱みですもの。」 シスターの手首につけた網紐にも、赤く鮮やかな『S』 彼女もまた、スピリア愛玩血盟の一員、いや首領といえるお人なのです。 「さて、大掃除よ。もう二度とこんな事起こさないようにね。」 「もちろんです、お手伝い徹底的にさせていただきます。」 スピリアさんは、何も知らず、幸せそうに眠っていました。 FIN