ドワーフの酒蔵亭 ある昼下がり。カウンター席の片隅で、一人の女性が酒を飲んでいる。 年齢は、30歳くらいで、どこか妖艶な雰囲気を放っている。 「昼真っから、飲んだくれかい?」 その女性に向かって、ドワーフの酒場亭の主、ペペが声をかける。 「あら、昼間からお酒を飲むことは、いけない事かしら?」 女は、薄く笑みを浮かべながら、挑戦的な目でペペを見返す。 「そんな事はないが……。ジョイ先生、アンタは仮にも医者だろうが」 「いつも閑古鳥が鳴いている、オンボロ診療所の……、ね」 ジョイ先生と呼ばれたこの女性は、ドワーフの酒場亭から、そう遠くない路地裏街の一角に 個人経営の小さな診療所を構える女医師だ。 いつも閑古鳥が鳴いているとはいうが、決して腕の悪い医者ではない。 昔、賢者をやっていたらしく、魔法の薬などを調合し、薬師としても有名だ。 しかし、ある理由から彼女を頼る患者は少ない。 そのため、彼女の仕事は、薬の調合するだけで、一日の半分以上が暇だった。 「患者に来て欲しかったら、あの癖を治すんだな」 「あら、いいじゃない。趣味は、人それぞれ……。愛もまた同じ」 そんなやり取りをしていると、一人の少女が酒場に入ってきた。 白いブラウスの上に、青いケープを羽織った、薄赤色の髪をツインテールにした少女だ。 いつもは、明るい雰囲気を出しているのだが、今日は暗い雰囲気が漂っている。 「おう、リムカの嬢ちゃん」 店に入ってきた少女に気付いたぺぺが声をかける。 「もう大丈夫なのか?」 「あ……。はい、もう大丈夫です」 リムカと呼ばれた少女は、暗かった顔を明るく装って、答える。 「そうか。何か飲むか?」 「いえ……」 「そうか……。ま、ウィノナ達が戻ってくるまで、ゆっくりしていきな」 「はい……」 そう言って、リムカは、酒場の端の席に、一人座る。 「……あの子もワイズナー討伐の冒険者?」 二人のやり取りを見ていたジョイが小声で尋ねる。 「ああ、そうだか…、どうした?」 「いえ……。あの子、ならず者どもに凌辱されたのね……」 「わかるか?」 「まあね……」 ワイズマン討伐が始まって、もう五年にもなる。 その間、数多くの女冒険者達が、ならず者達によって凌辱されてきた。 医者であるジョイは、凌辱されて戻ってきた女冒険者達を何十人も診てきた。 「ならず者どもに監禁され、凌辱されていたところを、タン達……女冒険者パーティに  救出されてな。ついさっき戻ってきた」 「なるほどね……」 グラスに口をつけながら、思案する。 「ついさっき戻ってきたって事は、医者には行っていないかも知れないって事よね?」 「ん? ああ、そうかもしれんな」 後で、医者に行くように言っておこう。 ぺぺがそう口に出す前にジョイの口を開いた。 「あの子、ちょっと借りるわよ」 そう言うと、グラスに残っていた酒を一気に飲み干す。 「借りるって……、何をする気だ?」 訝しげな目で、ジョイを見る。 「そんな目で見ないでよ。あたしの仕事を果たすだけよ。もしハイウェイマンの連中に犯されたんなら、  ちゃんと治療しなきゃいけないでしょ?」 それは分かっている。 だが、ジョイの事だ。他にも何かあるに違いない。 付き合いの長いペペには、なんとなく想像できてはいるが。 「まあ、治療もそうだけど……」 そこまで言って、ジョイは、一旦言葉を止める 「あの子、ちょっとやばいわ」 今までとは、打って変わって、真剣な表情で言った。 リムカは、平静を装っているが、少し注意深く見れば、顔が青ざめている事がわかる。 また、精神的にもかなり不安定そうだ。 ぺぺもその事には気付いていた。 ここはジョイに任せるぺきなのかもしれないが……。 「だがお前、相当飲んでたじゃないか。まともに治療できるのか?」 ジョイは、店に入ってからワインを二瓶ほど開けている。 凌辱され、精神的に不安定そうな少女を、酒の入った医者に任せていいものだろうか? 「あら。あの程度、飲んだ内に入らないわ」 「…そうだったな」 ジョイに言われて思い出した。この女医師は、とにかく酒に強い。 ドワーフの火酒を一樽開けても、まだ素面でいる。底なしの酒豪なのだ。 まあ、任せても大丈夫だろう。だが、 「今回は、治療するだけにしろよ」 “だけ”という部分を強調して言う。まるで、釘を刺すような言い方だ。 「それは相手次第ね……」 ジョイはおどけた口調で返した。 「ま、大丈夫よ。あたしは、無理じいはしない方だから」 「よく言う」 ジョイは、微笑を浮かべると、席を立ち、お代を置くと、リムカの元へ行き、にこやかに話しかける。 しばらくして、リムカといっしょに店を出て行った。 それを見送ったペペは、溜息を吐く。 あのジョイという医者は、決して悪い人物ではない。 医者としても優秀だし、何も心配する必要はない筈なのだ。 「あの性癖さえなければな……」 女医師ジョイ。 腕は良いが、重度のレスビアンであり、ちょくちょく患者の娘を手にかけるという 困った性癖があるのだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――― リムカSS 『リムカと秘蜜の診療所』 ―――――――――――――――――――――――――――――― 路地裏街の一角、表通りに近い場所に、ジョイの診療所はある。 診療所といっても、外見は、そこいらに建つ家と変わらない。 診療所に連れて来られたリムカは、奥の診察室に案内された。 粗末な外観とは裏腹に、診療所の中は、粗末ながらも、意外と清潔感にあふれていた。 掃除も行き届いているし、やはり診療所という事だけあって、衛生管理には気を使っているのだろう。 自分の部屋とは大違いだ。 リムカは、ウィーノルの学院に、自室と研究室の二つの部屋を持っているが そのどちらも、本やマジックアイテム、古代の細工物等、置き場のない品々で散らかっている。 親友であるナーシェからは、「とても彼氏の呼べる部屋じゃないね」と苦笑していた。 もっとも、リムカに彼氏と呼べる者などいない。 なにせ恋愛の“れ”の字も知らないお子様だ。彼氏など出来る筈がない。 と、そこへ白衣に着替えたジョイが入って来た。 「どうしたの? 部屋をきょろきょろ見て? そんなに珍しい?」 「いえ、ちょっと自分の部屋と見比べていました」 素直に自分が考えていた事を口にする。 「やっぱり、お医者さんって、綺麗じゃなければいけないんですね」 「まあね。医者の不衛生で、患者が変な病気にでも掛かったりしたら、洒落にならないしね」 苦笑しながら、椅子に座る。 「それじゃ、診察を始めましょうか」 「あ、あの、その前に……」 「ん? なーに?」 「……その、本当にお金はいいんですか? えと、ジョイ先生」 遠慮がちに尋ねる。 「ええ、お金の事は気にしなくていいわ。あなたもワイズマン討伐の冒険者なら知っている  でしょうけど、あたし達クルルミク国民はみんな、ワイズマン討伐の冒険者に無料で協力する事を  義務付けられているの」 ワイズマン騒動によって、クルルミク王国の治安は悪化の一途を辿っていた。 それを解消するためにも、ワイズマン討伐の冒険者達には、一日も早くワイズマンの討伐を 成し遂げてもらう必要がある。そのために、町の住民達に、冒険者達への無料の協力を義務付けたのだ。 だが、そんな状態がもう五年も続いているせいで、多くの住民達は冒険者達を毛嫌いしている。 もっとも、町の住民達から慕われているリムカは、そんな気運をあまり感じた事はないが。 「その事は、わかっているんですけど……」 無料の協力は、国の定めた住民の義務であり、リムカが気にする必要はないのだが やはり受けた恩には、何らかの形で報いなければ、気が収まらないのだ。 「どうしても気になるなら、そうねぇ……」 そう口にして、しばらく思案する。 やがて、一つの名案が浮んだ。 (そうね。この子が納得して、あたしが満足するお礼って言ったら……) 心の中で、淫らな思いが疼く。 最近、女性患者がだれも来ないので、性欲的な鬱憤が溜まっている。 この少女を相手に、今まで溜りに溜まったモノを吐き出すのもいいだろう。 凌辱されたとはいえ、まだ色を知らなさそうな少女だし、ひさびさに楽しめるかもしれない。 「じゃあ、今夜、ちょっと付き合ってくれるかしら?」 「今夜ですか? わかりました」 ジョイの隠れた淫望などには、まったく気付かず、素直に頷く。 リムカにとって夜は、魔導書などを開いて、調べ物をしたりする時間だ。 おそらくジョイ先生は、自分に何か手伝ってほしい事があるのだろうと、勝手に解釈した。 ジョイは「約束よ」と念おすと、内心でほくそ笑む。 今夜は楽しい夜になりそうだ。 ――――――――――――――― 「気を取り直して、そろそろ治療を始めましょうか」 「あ……、はい。よろしく、お願いします……」 打って変って、リムカの表情が笑みが消える。 自分が、ここへやって来たのは、ならず者たちに凌辱された身体を治療してもらうためだ。 「ちょっと、聞きづらいこと……、辛い事をいくつか聞くけど、いいわね?」 ジョイも、医者として真剣な表情になる。 これから訊く事は、当人にとってかなり辛い内容だ。 聞いている側も、気持ちいい内容ではない。 「リムカちゃんは……。ならず者達に、犯されたのね?」 「あ……」 途端に暗い顔になる。 「ごめんなさいね。わかりきった事を訊いて。でも、診察するにも、色々と確認しとかないと  いけないから」 「あ、はい……。なんとなくわかります」 ジョイの言いたい事は、リムカにも分かる。 本当なら、凌辱された時の事は、思い出したくもないし、口にも出したくなかった。 それでも、言わなければならない。 「えと、おかされたって……、酷い事を…されたって事…ですよね?」 元々性知識とか、そういった知識を持っていないリムカは、犯されるという意味自体は、 よくわからなかった。だが状況から考えて、おそらくそういう事なのだろうという事は察せた。 ジョイは静かに頷くのを確認して、話し始める。 「……はい。わたし…、酷い事…されました……」 凌辱された時の事を思い出し、震えた声で言う。 「そう……」 確認のためとはいえ、辛い事を訊くのは、正直いい気分ではない。 だが、本当に訊かなければならないのは、ここからだ。 「訊きにくい事だけど……、中に出された?」 「中……?」 「あ、えーと。つまり、膣の中で精液を出されたかって事なんだけど……」 どうやら性知識にはとことん疎いようで、ちゃんと説明しなければ、通じないようだ。 さすがに、膣と精液という言葉は知っていたようで、リムカは、泣きそうな顔で頷いた。 続けて、ならず者達にどんな目に遭ったのか訊く事にした。 リムカは、泣きそうな声で、途切れ途切れに凌辱された時の体験を告白し始める。 いきなり、肉棒をねじ込まれられ、乱暴に犯された。 前の穴だけではない。口や後の穴にも、容赦なく肉棒はねじ込まれ、数え切れない程、中出しをされた。 思い出すだけでも、辛いのに、それを我慢しながら、涙交じりの声で、一言一言、必死に声に出して 詳細に説明する。 「もういい」 ついに聞くに堪えなくなり、ジョイは、リムカの告白を打ち切らさせた。 これ以上リムカに説明させるのは、痛々しすぎる。 治療に必要な情報は聞けた。これ以上、リムカを精神的に追い詰めるような真似はしたくない。 ジョイは、今にも泣き出しそうなリムカを優しく抱きしめる。 H好きなジョイだが、凌辱などの痛々しいHには、憎悪を覚える。 “お互いが気持ち良く” それがジョイのHのモットーだ。 自分達だけが気持ちよくなるだけで、相手に対して、苦痛を与えるようなHをジョイは 断固として許さない。 「もう何も言わなくていいわ。大丈夫よ。お姉さんが、治してあげるから」 リムカが落ち着くまでの間、ずっと抱きしめ続けた。 ――――――――――――――― 数十分ほど経ち、リムカも落ち着きを取り戻した。 それを確認したジョイは、診察と治療に入ることにした。 「それじゃ、診察を始めましょうか。お洋服を脱いで」 リムカは言われたとおり、服を脱ぎ始める。ケープを外し、ブラウスのボタンを外していく。 やがて、ブラウスがはだけ、白い肌があらわになる。 綺麗な肌だったが、所々にアザがある。凌辱の時に受けた傷だろう。 「酷いわね……」 リムカの身体を擦りながら感想を漏らす。 ならず者どもは、女の子の身体をなんだと思っているのだろうか? 「後で治してあげるわ」 ジョイ特製の魔法薬を使えば、こんな傷あっという間に治る。 だが、それは後回しだ。 「それじゃ、そこのベットに仰向けで寝転がって」 リムカは、言われたとおり、ベットの上で仰向けになる。 服がはだけたままで、少し恥ずかしい。 ジョイは、リムカのお腹に片手の平を当てると、目を閉じ、何かを探るように集中する。 「……触った感じ、受胎した気配はないわね」 「受胎……?」 リムカは、不安そうに尋ねる。 受胎が、赤ん坊ができるという事くらいは知っている。 「大丈夫よ。早い内にちゃんと治療すれば、問題ないから」 リムカの不安を消すように、やさしく囁きかける。 もっとも、本当に受胎していたら、治療は大変だが。 「それじゃ、次は直に見てみますか」 そう言って、リムカのスカートに手をかける。 それに気付いて、リムカはびっくりして、あわてて起き上がろうとするが 「そのまま」 起き上がろうとするリムカを制する。 「大丈夫。何も心配しなくていいわ」 そう優しく語りかけて、リムカのスカートをおろしてしていく。 そして、色気も何もない純白のパンティに手を伸ばす。 「あ、あの」 ジョイの手が、パンティに触れ、不安げに声をかける。 「大丈夫。ちょっと診るだけだから」 そう微笑みながら、リムカのパンティをそっと下げる。 「うわ」 パンティの下の有様を見て、ジョイは思わず声を上げてしまった。 まず目に入ったのは、痛々しいほどに真っ赤に腫れあがった秘処だ。 何度もならず者どもの肉棒が突き入れられたのだろう。 クリトリスも、感じているわけでもないのに、真っ赤に腫れかがっている。 どんな具合なのか、試しにそっと触ってみる。 「っ!?」 リムカが、小さく悲鳴を上げる。 「痛い?」 リムカは、涙目でコクリと頷く。 こんなに腫れあがっているのだ。普通にしていても、痛いに違いない。 「そう……。ちょっと脚を開いてくれる?」 「え? こ、こうですか?」 恥ずかしげに小さく両脚を開く。 「もっと大きく。大の字のように大きく開いて」 「う…、こ、こうですか?」 顔を赤くしながら、大きく両脚を開く。 「そう。それでいいわ」 そう言うと、自分の身体を両脚の間に入れる。 リムカの秘処のまん前に、ジョイが立つという格好だ。 「それじゃ、行くわよ。痛むけど、ちょっと我慢してね」 指にライトの魔法をかけ、両手の親指で、そっと真っ赤に腫れあがった割れ目を開いていく。 傷口を直接触れられるような痛みが、リムカに襲い掛かる。 苦悶の表情しながらも、悲鳴を出さないように必死に耐える。 「意外と硬いわね……」 凌辱されたというのに、こんなにぴっちりと閉じているとは、少し予想外だった。 それでも、割れ目をこじ開け、膣内を覗く。 指にかけられた魔法の明かりで、膣内の様子はよく見えた。 予想通りというべきか、膣内も、ひどく腫れあがっていた。 同時に膣内の至る所に、白い物がこびり付いている。ならず者達の精液だ。 きっと、お尻の穴の方も、おそらく同じ惨状だろう。 「あ、あの……、ど、どうですか?」 リムカが、顔を真っ赤にして不安そうに尋ねる。 「あ、うん。酷い有様ね。精液がこれでもかって程、こびりついてる。たぶん、奥の方も……」 そう言って、さらに指で膣内を広げて、中を見る。 「ひぐぅ!?」 「もうちょっと我慢して。もう少しで……、うん、見えたわ」 予想はしていたが、奥の方も精液がべっとりとこびりついていた。 受胎していないかを確認するため、よく目を凝らして調べる。 (どうやら、妊娠の心配はなさそうね……) まずは、一安心といったところか。 しかし酷い有様だ。奥の中は、ほぼ白一色で染まっていた。 いったい何十回、中出しされたのか想像も出来ない。 あとで、洗い落としてあげなければ……。 「あ、あの」 「ん? なーに?」 「まだ…、終わらないんですか? そ、その…、は、恥ずかしくて……」 同性とはいえ、秘処を見られるのは、恥ずかしい。 いくらリムカが、性知識に乏しいお子様でも、それくらいの羞恥心は持っている。 (ふふ、可愛いじゃないの) そんなリムカの様子を見て、心の中で、意地悪な笑みを浮かべる。 このまま、ちょっと虐めるのも面白いかもしれないという邪心が生まれたが すぐにそれを振り払った。 今はリムカの治療が最優先だ。虐める事は後でも出来る。 ゆっくりと、秘処から指を引き抜く。 「とりあえず、妊娠の危険はないわ。安心して」 「そ、そうですか……」 ほっと息を吐く。もし妊娠していたらどうしようと、不安だったからだ。 「かなりの精液がこびりついているから、後で洗ってあげるわ」 「あ、よろしくお願いします……」 「ええ…、よろしくお願いされたわ……」 ジョイは、心の中でガッツポーズをとる。 膣内洗浄を行うこと事態、あまり良い事ではないが、プレイとしては、嗜虐的な面を楽しませてくれる。 まあ、初心者向けには、かなりキツイというのが欠点だが……。 「ま、その前に、傷の方を何とかしなくちゃね」 そう言って、棚から小瓶の持ってくる。 小瓶の中には、ピンク色の粘り気のある液体が詰まっていた。 「これは、あたし特製の魔法の薬。擦り傷や腫れ物によく効くの」 小瓶の中に指をつけると、ねばっとした液体がつく。 「ホントは、先に中を洗って、精液を落としてからにしたかったんだけど……」 こんなに傷だらけでは、水に漬けただけで、痛むだろう。 男相手だったら、それくらい我慢しろと言うが、相手は女の子だ。 「はじめ、しみるかもしれないけど、我慢してね」 薬のついた指が、秘処に触れる。 「っう、く!?」 しみるような痛みが走るが、リムカはぐっと我慢する。 「いい子ね……」 秘所の表面を撫でるように、薬を塗っていく。 ねばっとした液体状の薬が、腫れた皮膚につく都度、しみるような痛みが生まれる。 そんな痛みに耐えるかのように、リムカはベットのシーツを強く握り締める。 やがて、秘処の表面全体に薬が塗られた。 「それじゃ、今度は中を……」 「え!? あ、ちょっと待ってくだ…」 言い終わるが先に、薬のついた指が秘処の中、膣内に挿入される。 「ひあ!?」 途端、しみるような痛みが膣内広がる。秘処の表面で感じた以上の痛みだ。 おまけに膣内の一部にしか塗られていないはずなのに、膣内全体が痛んでいる感覚だ。 「あ、かなり痛むから覚悟してね」 「さ、先に言ってください……」 涙目で恨めしそうに見る。 「ごめんなさいね。大丈夫?」 「は、はい」 荒い息を整えながら答える。まだ、ジンジンと痛むが、我慢する。 「それじゃ、続けるわよ」 リムカは、ぐっと歯を食いしばり、これから襲ってくるだろう、さらなる痛みに備える。 (ふふ。健気……。ホント、かわいいわ) レズのハートに火がついたのか、嗜虐心を混じりながら、膣内に薬を塗りたくる。 「う…、く…」 「我慢しないで、声を出してもいいのよ?」 少し、意地悪そうに囁く。 「だ、大丈夫です……!」 リムカは、痛みに耐え、震えながら答える。 「もうちょっとで塗り終わるわ」 「ん…、くぅぅ……」 膣内で生み出される、痛みに思わず身体が身じろぐ。 身体からは、汗が滲み出し、シーツを握る手の力もさらに強まる。 「……はい。お仕舞い」 ジョイの終了宣言を聞いて、ほっとする。 まだしみるような痛みがするが、じきになれるだろう。 そんな事を考えていると、膣内に差し込まれた指が、中を弄るように動き始めた。 「え!? あ、あの、何を……?」 「ただ塗っただけじゃ、効果はないわ。ちゃんと傷に染み込ませないとね」 そう言って、薬は染み込ませるため、膣内の壁肉を撫でように指を動かす。 「そ、そうなんですか? で、でも……、くぅ……」 薬をしみこませるためとはいえ、傷口を撫でられているのだ。 薬のしみるような痛みと合わさって、かなり激痛だ。 「大丈夫……。すぐに痛みは引くから」 ジョイは、なるべく痛みを与えないように、優しく指を動かす。 やがて、徐々にしみるような痛みが引き始めた。 「どう? 言ったとおりでしょ。この薬には、痛み止めの効果もあるのよ。  傷の方も、じきに治るわ」 「は、はい……」 ジョイの言うとおり、秘所と膣内の傷は、急速に癒えていった。 傷口を撫でられるような痛みは引いたが、同時に別の感覚が生まれた始めた。 「な、なんだか……、くすぐったいです……」 「ふふ」 ジョイは、微笑んだまま、膣内を指で撫で続ける。 もう傷は癒えている頃だろう。ジョイにとって、ここからは趣味の時間だ。 指の腹で、膣内の肉壁をくすぐるように撫で回す。 しだいにリムカの息が荒くなってきた。 くすぐったさとは別の、明らかに違う感覚が生まれてきたからだ。 「はぁ…はぁ…、あ……くぅ……ん」 「どうしたの? リムカちゃん…、息が上がってきてるわよ」 「だ、だって、ジョイ先生が、指を……」 「指を…なに?」 膣内の壁に指を擦り付ける。 「ひゃう!?」 「ふふ、可愛い声」 妖艶な笑みを浮かべながら、リムカの反応を楽しむ。 「あ、あの…。これ、本当に…、治療なんですか?」 「あら…、疑うの?」 「だ、だって……」 いくらお人好しとはいえ、こんな事をされれば、疑う気持ちも出てくる。 痛みも引いたし、もう治療は終わっているんじゃないか、と。 「ちょっとしたスキンシップよ……」 「そ、それは、もう治療は終わっているって、ことじゃ……ひゃう!?」 空いていた指で、リムカの秘処の外側を撫でる。 「ホント……、いい声」 そう言いながら、リムカの秘処を見つめる。 腫れはすっかり引き、傷も消え、綺麗なピンク色の花園がそこにある。 (綺麗……。このまま、しゃぶりつきたくなるくらい……) とはいえ、リムカの秘処には、薬や男の精液がべっとりと付いているため、今は控える事にする。 「…お、終わったんなら…、もう、やめてください……」 リムカが荒い息を吐きながら、真っ赤な顔で懇願する。その瞳は、うっすらと涙ぐんでいる。 「どうして? あなたのココは、こんなにひくついているのに」 ジョイの愛撫に反応したのか、リムカの秘処は、微かにピクピクとひくついている。 感じている証拠だ。 「い、嫌なんです……。弄られると…、嫌な感じが……して…」 「嫌な感じって?」 指で膣内を軽く撫でながら尋ねる。 「バ、バロッグさん……。ならず者さん達に、酷い事、された、時…、みたいな」 押し寄せてくる浅い快楽に息を切らせながら答える。 それにしても、自分を凌辱した相手にも「さん」付けとは。律儀な性格だ。 「だから…、もう…、やめて…ください……」 「ふふ、そうなの? でも、本当にそうなのかしら?」 秘処の周りを円を描くように指を動かす。 「ひぁ!? あ、あぁぁ」 「本当に嫌な感じ? 気持ちいいの間違いじゃなくて?」 剥き出しのクリトリスに軽く触れる。 「ふぁ!?」 「ほら。こんなに可愛い声を出して……。気持ち良くて、嬉しいんでしょ?」 「ち、違うん…です……。ほん…とうに…いや…なんで…す…。  もう…、やめて、くだ…さい。こわいん…です…」 震えながら、涙交じりの声で懇願する。 だがそれは、ジョイの嗜虐心に火をつけるだけでしかなかった。 (虐めがいのある子……) ゆっくりと、秘処の周囲を焦らすように撫でる。 「は…、は…、いや、いやぁ……」 「そう言いながら、逃げもしないで……」 彼女は、虐めるというシチュエーションは好きだが、本気で嫌がっている子を虐めるのは、 本意ではない。だから、まだ手加減はしている。 リムカが、本気で嫌なのかどうか見極めるために。 もし、リムカが心から行為を嫌がっているのなら、この責めから逃げ出す筈だ。 何の戒めもしていないし、本人が逃げようと思えば、簡単に逃げられる。 それなのに逃げないという事は…… (理性ではともかく、本心では、続けて欲しいって事なのね) ジョイは、そう解釈した。だったら、するべき事は一つだ。 「存分に淫れさせてあげる……。理性が吹っ飛ぶくらいね」 もう手加減する必要ない。 リムカの快楽を引き出すように、指を動かし始める。 本気の愛撫が始まった。 「ああっ…!んああっ…いや…あ…ああ!?」 さっきまでとは比べようのない、倍以上の快楽が一気にリムカに押し寄せる。 「いい声。嬉しいのね……。いいわ、お姉さんが、もっと悦ばせてあげる」 だが、彼女は知らなかった。 リムカにとって快楽は、辛く忌まわしい感覚でしかない事を。 (いやぁ。助けて、助けて!) 心の中で必死に助けを求める。 今すぐ逃げ出したい。この場から、今すぐにでも! (いや、いや、いやぁ!) さっきまで、逃げ出すチャンスは十分あった。だがリムカは逃げ出さなかった。 いや、逃げる事が出来なかったのだ。 ジョイに快楽を引き出された際、バロッグ達に凌辱された時の光景が、脳内でフラッシュバックし 全身が竦んで、動けなくなってしまったからだ。 巨大な肉棒を、突き刺された時の痛み。身体中まさぐられ、無理やり快楽を引き出され イカされた哀しみ。散々罵倒され、嬲られて……。痛くて、気持ち悪くて、苦しくて……。 あれは、まさに地獄だった。二度と思い出したくない悪夢のような地獄。 そんな事情など露知らず、ジョイは、リムカの秘所を弄くりまくる。 「やぁ! や、やめ、やめて、やめて…くだ…さい……!」 「そんな事言っちゃって……。あなたの膣は、わたしの指をこんなに締め付けてるのよ」 ジョイの言うとおり、リムカの膣内の肉壁は、ジョイの一指し指をぐいぐいと締め付けていた。 「気持ちいいんでしょ? いい加減、認めちゃいなさいよ」 「あ……」 『いい加減認めちまえよ。無理犯られて、気持ちいいんだろ?』 凌辱された時、ならず者に言われた言葉が幻聴として聞こえてくる。 「ち、ちがう……。ちがう……」 「強情な子。でもね……、これでもそう言えるかしら?」 ゆっくりと秘処から指を引き抜く。 その指から、秘処にかけて透明な白っぽい液が伸びていた。 愛液…。快楽によってにじみ出たそれは、悦楽の象徴であり、リムカが感じている証でもあった。 「意地なんか張らないで、素直に認めちゃいなさいよ」 再び、秘処に指をそえると、わざと音を立てるように、愛撫をする。 くちゅっ、くちゅっ、という淫らな水音が、診察室に響く。 「ほら、聞こえる? あなたのいやらしい音が? こんなに愛液を垂らしちゃって……  よっぽど、気持ち良いのね」 言葉でリムカを責める。だが、それは逆効果だ。 『聞こえるだろ? オメーのいやらしい音がよ。無理やり犯られてるってのに、感じるなんてなァ』 「いやらしい子……」 『いやらしいエロガキだぜ』 ジョイの声が、バロッグの幻聴と重なる。 「ちがう……。気持ち…よくない……。いやらしく…ない……」 もうリムカには、ジョイの姿など映っていない。 聞こえてくる幻影幻聴を必死に振り払おうとする。 「まだ認めないのね? そういう子、好きよ」 そう呟くと、お仕置きと言わんばかりに二本目の指を挿入する。 「ふぁぁっ!?」 「く、凄い締め付け……」 一本だけでもきつく締め付けてくるのに、そこへもう一本入ったのだ。 食いちぎらんとする勢いで、二本の指を締め付けてくる。 もしこの指が、男の肉棒だったら (並みの男だったら、この締め付けだけで、達しているかも……) その締め付け具合は、とても、ならず者どもに凌辱されたばかりの感触とは思えない。 70人近くの肉棒を休すむ間もなく突っ込まれたら、普通、ガバガバに緩んでしまっているだろう。 もしかしたら、リムカの身体は淫乱な素質があるのかもしれない。 だとすれば、それを引き出してやるのが、自分の仕事。 ジョイは、本来の仕事を忘れ、リムカの淫乱の素質を開花させる事だけに没頭し始めた。 実際リムカの身体は、ジョイの思うとおり、淫乱な素質があるのかもしれない。 だが、リムカの心は、淫乱とはまったく逆の方向にあった。 ジョイに膣内を弄られ、引き出される快楽が、どんなに気持ち良かったとして リムカにとっては、あの凌辱を思い起こすだけの恐怖でしかない。 リムカの心は、快楽とそれ以上の恐怖に怯えていた。 「お願いです……、やめ……やめて……、くださ…い」 涙声交じりで必死に懇願するが、ジョイは聞く耳を持たない。 今のジョイには、いくらリムカが拒否の言葉を発しても、それは気持ち良いの裏返しだと 捉えてしまっている。 「いい子ぶっちゃって……。イキたくてイキたくて、しょうがないんでしょ?」 膣内に入れた指を捻るよう動かす。 「ふぁぁっ!? ち、ちがうっ。ちがい、ますっ! んあぁん!」 「あら……。じゃあ、こんな事されても?」 指でピストン運動を始める。 きつく締め付けているため、正直、指を動かすのも辛らいが、これもリムカに快楽を 送るための行為だと思えば、なんてことない。 一方、リムカは、非常に辛い状態にあった。 膣肉が指を締め付ける事は、より強く膣肉と指が密着している事を意味する。 密着した指が、少しでも動けば、それは強い刺激となる。 刺激は快楽へと変換され、リムカに襲い掛かる。 そして快楽を受ける都度、意思とは反して、膣肉はより締まり、それが更なる刺激を呼ぶ。 リムカの中では、快楽―刺激―快楽の連鎖運動が巻き起こっているのだ。 「やっ! やだ! やぁ!! 来ちゃう、来ちゃうんですっ!」 快楽の無限ループに入ったリムカに、もはや襲い来る快楽を止める事など出来ない。 休む事も許されず、次々と、快楽の波がリムカに押し寄せる。 それでもイキまいと、必死に耐えるのだ。 「いやっ! いやぁ!! 怖い、怖いんです! あぁ、あぁっ!」 次々と押し寄せる快楽の波と恐怖で、リムカは半ば狂ったように泣き叫ぶ。 「怖くないわ。そして認めなさい。そうすれば、もっと気持ちよくなれるのよ」 「やだぁ! やだっ! 怖い、イキたくない! イキたくないんですっ! いやぁ!」 もう限界だった。快楽の荒波が、これでもかというくらいに、リムカに襲い掛かる。 あと一押しすれば、リムカは快楽に飲み込まれ、絶頂に達するだろう。 一方、快楽に悶える少女を前に、ジョイの思考は、ならず者のそれと同じになっていた。 即ち“気概を奪いさって堕とす!” そのためには、まだリムカをイカせるわけにはいかない。 自分からイカせて欲しいと言わなければ、気概を奪う事にはならないからだ。 もちろんジョイは、リムカを性奴にするつもりなど、これっぽちもない。 ただ、快楽に堕ちたリムカの姿を見てみたいだけだ。完全に堕とすつもりはない。 「ほら、気持ちいいんでしょ? イキたいんでしょ? だったら認めなさい」 リムカが、イカってしまわないよう注意しながら、膣内で、指を動かす。 イキそうでイケない、ギリギリの線を維持しながら、絶え間なく快感を送り続けているのだ。 「イキたくてもイケない……。辛いでしょ? 切ないでしょ? 胸が苦しくて、苦しくて  どうしようもないでしょ?」 親指で、クリトリスの周りをそっと撫でる。最後の焦らしだ。 「どうして欲しい?」 甘く囁く声で問いかける。 いくら気丈に振る舞おうとも、もうこれ以上は、耐えられまい。 きっとリムカは、泣きながら、憂いの混じった声で、こう言うだろう。 “イカせて欲しい”と。 そうしたら、次はどんな言葉をかけよう? 気持ち良い事を認めさせるように詰め寄ろうか。 リムカが、自分からHで淫乱な娘である事を認めるまで、焦らしまくろうか。 そうしたら、どんな顔でどんな鳴き声を出すのか。 考えただけで、ゾクゾクする。 ここまで自分を焦らせてくれたんだ。 素直にイカせてはしない。ここはギリギリまで、焦らして尽くしてやろう。 だが、リムカの答えは、ジョイの予想に反するものだった。 「もう……、やめ…てぇ……」 快楽に溺れつつ、途切れ途切れに、しかし、明確な拒否の意思を持って、そう言ったのだ。 (まだ堕ちないっていうの?) ジョイは、驚きを隠せない。 こんなに気持ち良くされて、まだ、理性が本能を上回っているというのか? 否、これがリムカの本心だ。 快楽以上の恐怖に怯えている、リムカの心からの声なのだ。 だが、ジョイはそんな事知るわけもない。 このまま焦らし続けるか? だが、リムカの意思は、思っていたより固い。 このまま長引かせた場合、快楽と理性の板ばさみの末、最悪、発狂するかもしれない。 性的に興奮しているとはいえ、さすがにそこまで追い込む事は、ジョイには出来ない。 ならば、無理やりでも一度イカせて、少しずつでも気概を削り取った方が得策ではないだろうか? 機会はまだあるのだし、エロエロなリムカを拝むのは、また今度でも構わないだろう。 そうと決まれば話は早い。 ジョイは、指の動きを活発化させ、リムカをイカせるためのラストスパートに入った。 「ひあ!? や、は、激しく、うご、う…あっ、あぁぁ!」 「ホント、強情な子。その強情さに免じて、今回は許してあげる」 己の指を食いちぎるほど、締め付けてくる膣肉などお構いなしだ。 二本の指で、膣内の性感ポイントを擦ったり、突いたり、引っ掻いたり。とにかく責めまくる。 滅茶苦茶のぐちゃぐちゃに! 「ふぁ!? やだ、やだっ! やだやだやだっ! やだぁー!!」 もう耐えられない。押さえきれない。 堤防が決壊したかのように、快楽があふれだし、快楽への恐怖とともに津波となって リムカに襲い掛かる。そして津波がリムカを飲み込もうとする、まさにその時! 「イッちゃいなさい」 膣内の指を大きく突き入れる。 同時に止めといわんばかりに、親指の爪をクリトリスに突き立てた。 「あっ、あぁっ、あああああぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!」 止めのイチゲキは、一瞬にして強烈な快楽の波を作り出した。 リムカは、前から襲い掛かる快楽の津波と、突如背後に発生した強烈な波の二つに飲み込まれた。 大きな嬉声と共にリムカの身体は、ビクビクと痙攣しながら、弓なりに大きく跳ね上がった。 そして、一瞬の硬直の後、力が抜けてぐったりとなる。 「ぁ………ぁ……」 虚ろげな表情で、呆然と天井を見詰める。 『クク、イキやがったぜ。とんだエロガキだ』 「ぁ……」 『輪姦されて、無理やり犯られて、感じてるんだからなァ!』 『こんなエロガキには、キツイお仕置きが必要だな』 ならず者達に、無理やりイカされた時の事が、幻像となって蘇る。 あの後、さんざん罵倒されながら、嬲られまくった。 「…わたし……」 虚ろな目から、涙が零れ落ちる。 「やだって……やだって……言った……いった…のに……ひく、ひく」 全身を襲っていた快楽が消え失せ、変わりに深い哀しみが広がっていく。 涙は止まらず、そのまま泣き始める。 「え? ちょ、ちょっと」 突然、リムカが泣き始め、戸惑う。 気持ち良くさせた筈なのに、何で泣き出すのだろうか? もしかして、嬉しさのあまりに…と、思いたかったが、リムカの様子を見る限り そうではない事は明白だ。 (もしかして、本気で嫌がってた?) 今更ながら、その事実に気付く。 リムカを絶頂に導いた事により、興奮が冷めると同時に、冷たい汗が背中を流れるのを感じた。 どうしようもない罪悪感が生まれる。 ならず者達による凌辱は、予想以上にリムカの心に深く傷を残していたようだ。 慰めるつもりで、やった行為なのだが、それが逆に仇となってしまった。 泣きじゃくるリムカを優しく抱きしめる。 今更、謝って済むような話ではないかもしれないが、それでも謝らずにはいられない。 「ごめんなさいね、本当に……。もう酷い事はしないから……」 母親が娘に語りかけるように、耳元で囁く。 リムカは、そのままジョイの胸で泣き続けた。 (さて、どうしたものか……) リムカを抱きしめたまま、今後の事を考える。 まだお尻の治療も残っているが、素直に受けてくれるだろうか? ちらっと見ただけだが、お尻の傷も酷かった。ちゃんと治療しなければなるまい。 黴菌でも入ったら大変だし、あのままでは、通常生活を送るのも大変だろう。 リムカ本人のためにも、何としても治療を受けてもらわなければなるまい。 それにしても、お尻の治療か……。 (そっちの方でも、可愛がってあげるつもりだったけど、お預けかな……) ……本当に反省しているのだろうか? 続く…? ―――――――――――――――――――――――――――――― ・ジョアンナ・イール 通称、ジョイ先生。 個人経営の診療所の女医師。 外見年齢は30歳くらいの美女だが、実年齢はその倍以上あるとか? レスビアン(レズ)で、特に年下の娘を弄るのが好き。 医者としての腕は良いが、基本的に女性しか診ない上、よく患者に手を出してしまうため 評判はあまり良くない。 基本的に理知的で優しいお姉さんだが、Hモードに入ると、少し見境がなくなる。 彼女の調合する薬には、密かに媚薬が混入されているという噂があるが、真偽は不明。