クルルミク暦××年 四月一日。

今から約七ヶ月前、当時のバロッグは人攫い集団「女狩り」という集団の首領だった。
女を攫い、時には調教して、奴隷商人や娼館、貴族達等に売りさばいてきた。
ゆくゆくは、裏社会でも一、二を争う人攫い組織になっていただろう。
全ては順調だった。

あの娘、リムカ・スターロートと出会うまでは。

七ヶ月前、バロッグはある事情でリムカを襲ったが、逆に返り討ちに遭ってしまった。
逆上した彼は、リムカに復讐しようとしたが、結果は散々なものだった。
「女狩り」は壊滅、バロッグは、お尋ね者として、あちこちから追われる身になってしまったのだ。

たかが13歳――七ヶ月前、リムカの当時の年齢――の小娘ごときによって、全てが失われた。
人一倍プライドが高く、そして歪んでいるバロッグには、耐えがたき屈辱であった。

あの日から今日まで、リムカに対する憎しみを忘れる事はない。
そして今、その憎き小娘が目の前にいるのだ。




『復讐の時〜リムカ凌辱〜前編』




龍神の迷宮 地下五階 監禁玄室二号室。

ならず者達に捕縛された賢者の少女リムカは、この部屋に監禁されていた。

武器やアイテムの類は取り上げられ、バロッグを始めとする総勢70人のならず者達と対峙している。

「久しぶりだな、リムカ・スターロート」

バロッグは嗜虐的な笑みを浮かべながらリムカに声をかける。
「ひさしぶり」と言ったものの、果たしてリムカは自分の事を覚えているか疑問だった。
というのも、リムカがバロッグと直接顔を合わしたのは一度だけだからだ。
バロッグは、その後もリムカをストーカーしていたため、よく知っているが、リムカがバロッグの事を知っている可能性は低い。

「あなたは……、もしかして淑女の道で遭った悪党さんですか?」

淑女の道とは、リムカがバロッグと遭遇した地下迷宮の名前。
どうやらリムカも覚えていたようだ。

「ほぅ。俺の事を覚えていてくれたとはな。正直、驚いたぜ」
「わたし、物覚えは良い方なんです」

なるほど。さすが天才少女といわれるだけある。
バロッグは、リムカが自分の事を覚えていてくれて、どこか嬉しかった。
だが、同時にそんなリムカの様子が気に入らなかった。
物覚えが良い事ではない。リムカの態度がだ。
まったく怯えていない。いつも通りのノリだ。
ただ、強がっているだけだろうか?

「えーと……」

リムカは、何か言いたいそうにバロッグを見る。

何を言うつもりなのだろう?
これから始まる凌辱を前にして、許しを請うのか?

(だとするなら、どんなセリフを吐いてくれるのか、見ものだな)

嗜虐的な笑みを浮かべながら、リムカの次の言葉を待つ。

「えと、わたしは、リムカ・スターロートといいます」

だが、そんなバロッグの期待とは裏腹にリムカは自己紹介を始めた。

「……て、さっきわたしの名前を言っていましたね」

うかっりしていましたと、照れ笑いを浮かべるリムカ。

(こいつ、何を言っているんだ?)

予想外の展開に、バロッグの思考が麻痺し、他のならず者達も呆気に取られている。
そんな様子に気付かず、リムカは言葉を続ける。

「それで悪党さんは、なんていう名前なんですか?」

バロッグは、リムカを自分の人生を狂わした憎き小娘として、復讐の対象として見ていたが、
リムカから見れば、半年前に自分を襲った悪党の一人であること以外、何も知らない。

「俺の名はバロッグ。お前に地獄を見せる男だ」

残忍な笑みを浮かべつつ自己紹介をする。

「バロックさんですか。西方の芸術様式を意味する言葉と同じなんて、何だか素敵な名前ですね」
「バロックじゃない、バロッグだ」

リムカは、素直に感想を述べるが、名前を間違えていたので、すかさず突っ込みを入れる。

「あ、すいません。聞き間違えちゃったみたいです」

と、恥ずかしそうに苦笑すると、改めて感想を述べる。

「バロッグさんですか……。語尾にアクセントがついて、なんだか力強そうな、良い名前ですね。
 あ、因みにバロックという言葉は、異世界では歪んだ妄想という意味らしいですよ」

ついでに聞きもしていない知識を披露する。

「いや、んな事は聞いてないっすよ」

バロッグの隣に立つ、自称弟分のニロンが、苦笑しながら突っ込みを入れる。

部屋全体が和やかな空気に包まれているような感じがする。
リムカのせいだろうか?

(どうもペースが狂わされる。こいつ、今の状況を理解しているのか?)

あくまでも和やかな雰囲気を出しているリムカに苛立ちを覚える。

リムカは、決して今の状況を理解していないわけではない。
ならず者達に捕まって、絶体絶命のピンチという事は本人も分かっている。
ただ、根っからの天然な性格と前向き思考のため、こんな和やかな雰囲気になってしまうのだ。
天然もここまでくると、一種の才能だ。

「お前、ハイウェイマンズに捕まった女どもが、どんな目に遭うのか知っているのか?」

堪らず、バロッグが漏らす。
その言葉を聴いて、リムカは一瞬、ビクっと震えた。

「ふん、その様子だと知っているみたいだな」

自然と嗜虐的な笑みがこぼれる。リムカのペースに飲み込まれかけていたが
どうやら、バロッグ達のペースで話を進められそうだ。

リムカは、何度か監禁された女冒険者達を助けた事がある。
大抵は凌辱前に救出していたが、一度だけ凌辱されている所を助けに入った事があるのだ。
その時見た、男達が、裸の女冒険者を凌辱するという光景は、穢れを知らない少女にはショッキングなものだった。
……もっとも、凌辱されていた女冒険者は、割と楽しんでいたように見えたが……。

凌辱される女冒険者の姿は、リムカに予想以上に精神を揺さぶり、苦しめた。
性知識もなければ、穢れも知らない少女とって、あの光景は凄惨すぎたのだ。
あの光景を忘れるために、なれない酒まで飲んだ。
結果、その夜の記憶といっしょに、あの凄惨な光景を忘れる事が出来た。
翌日、酷い頭痛と吐き気に襲われ、迷宮探索で難儀したりもしたが……。

しかし、今のバロッグの言葉で、忘れたままでいたかった凄惨な光景が鮮明に蘇る。
リムカの表情は、一気に真っ青になり、身を竦めた。
同時にあの光景を忘れるためには、また酒を飲まなければならないと思うと、憂鬱な気分になる。
酒は美味しくない上、その翌朝には、酷い頭痛と吐き気を引き起こすからだ。

……こんな時でも、ズレた感覚は発揮するようだ。

(そうだ。それでいい)

リムカの内心も知らず、一人満足するバロッグ。
バロッグが見たいのは、明るい普段のリムカではない。
恐怖で怯え、泣き叫び、絶望一色に染まったリムカなのだ。

と、リムカが顔をあげ、バロッグ達を見る。

「でも……、バロッグさん達は、そんな事しませんよね?」

純真無垢な瞳で、ならず者達を見る。
その目は、ならず者達を無条件かつ全面的に信用しているといっている。

何人かは「う」と、たじろぐ。
純真な少女の目を見て、良心が揺さぶられたのだろう。
一部のならず者達の間では罪悪感が駆け巡る。

これもまた、リムカの持つ一種の「人徳」なのだろうか。
ならず者達の中には、明らかに困惑している者もいた。
こんな少女を手にかけて……、穢してしまっていいのだろうか? と。
だがそんな中、バロッグだけが笑みを浮かべていた。
こめかみをひくつかせながら、あきらかに作ったような笑みを。

リムカの態度は、どこまでも気に入らなかった。
あるいは、バロッグもリムカに恨みを、歪んだ復讐心を持っていなければ、彼女の人徳の前に屈したかもしれない。
――もっとも、人徳に屈したとしても、犯すことには変わりない。純愛っぽい凌辱になるだけ――
だがバロッグにとって、リムカのそういうところが一番気に入らないのだ。

ガシっと、リムカの両肩を掴むと顔を近づけ、睨みつける。
肩を掴む手は、怒りで震えている。

「えと、どうしたんですか?」

バロッグの無言の気迫に押されながら、不安そうな声で尋ねる。

その態度、目、顔、表情、声、全てがバロッグの癪に障る。
こいつを滅茶苦茶にしたら、どんなに気持ちいいか。
もう我慢はできなかった。

バロッグは、両手に力を込めると、リムカの服を思いっきり引き裂いた。





バロッグによって、衣服をビリビリに引き裂かれたリムカ。
リムカは、必死に抵抗したが、所詮は14のか弱い少女。巨漢のバロッグと組み合って、抵抗できるわけもない。
ブラウスやスカート、下着は、見る影もないほどに、無残に引き裂かれ、その可愛らしい裸体があらわになっている。
腰のベルトや、白のニーソックス、帽子は無事だが、それが凌辱されているという雰囲気を出すのに一役買っている。

裸に剥かれたリムカは、仰向けになったバロッグの腹の上に両脚を大きく開かされ固定された。
両脚を大きく開かされられる事によって、リムカの秘処は大々的に晒されている。
発育が遅いのか、それとも体質なのか。少女の秘処は今だ毛が生えていない。
そのため、割れ目まではっきりと見える。
脚を閉じようにも、両脚をならず者達に押さえつけられているため、閉じれない。

「どうだ? 大勢の野郎どもの前で、恥ずかしい所を晒される気分は?」
「ひぐっ、恥ずかしいです。もう許してください」

恥ずかしさのあまり、涙がこぼれる。
いくら一般常識や性知識に欠けていても、リムカも女の子だ。
年相応の恥じらいはある。

「クク。そう嫌がるなよ。リムカ」

バロッグは、上半身を起こして、リムカの耳元で囁く。

「ここにいる連中は、お前のために、わざわざ集まってくれたんだぜ」
「わたしの…ために……?」
「ああ。リムカ・スターロート。ゴルゴダスやヒネモスを捕まえたパーティの現リーダー様。
 今、クルルミクでもっとも有名な女冒険者様なんだぜ」

リムカ達は、ワイズマン討伐に参加する無名の女冒険者パーティの一つだったが、
賞金首であるゴルゴダスとヒネモスを続けて捕らえた事によって、一躍有名人となった。
だが、名声が高くなることは、ならず者にも目をつけられやすくなることを意味する。
その結果が、この有様だ。

「実力以上の名声を手にするから、こんな目に遭うんだよ。いい気味だな」

心から愉快そうに言う。リムカは、自分の人生を狂わせただけでは飽き足らず、
ギルドの盟友であるゴルゴダスを捕まえ、ギルドに打撃を与えるという小生意気な真似までしてくれた。
小娘の分際で実に生意気だ。こういう奴には、キツイお仕置きをする必要があるだろう。
この日をどんなに待ちわびてきた事か。徹底的に辱め、痛めつけ、そして嬲りまくってやろう。

「さあ、お前の恥ずかしい所を、隅から隅まで見てもらえ!」

ならず者達の視線が、リムカに集中する。
さっきまでの和やかな雰囲気は、何処へやら。
ならず者達は、下卑た笑みを浮かべながら、いやらしい目でリムカの身体をジロジロと見る。

「いやぁ……。見ないでください……」

あまりの恥ずかしさに胸が張り裂けそうだ。

「クク。こいつらはなぁ、お前が嬲られる姿を見たいんだぜ」
「な、嬲る……?」
「そうだ。どこを嬲ったら、喜んでくれるかな?」

両手で、リムカの小さな胸を撫でる。

「ひあ……」
「このちっこいオッパイかな?」

胸から腰、両太股へと両手を這わす。

「この細い腰……、太股なんかもいいなぁ」

「やぁ……」
「どこを嬲ったら、喜んでくれると思う?」

リムカの幼い身体を撫で回しながら、絡みつくような声でリムカに囁きかける。

「ど、どこも嫌です」
「クク。我侭だな」

弱者をいたぶるような笑みを浮かべながら、片手をリムカの秘処に這わす。

「ふあっ!?」

秘処を触れられた瞬間、全身に電撃のようなものが走った。

「ん? 感じたのか?」
「な、なにか、ビクンとして……、そ、そこは、さわっちゃやです」

涙目で訴えるが、逆にバロッグの嗜虐心を刺激する。

「クク……、そうか。だがな、ここを嬲ると、一番喜ばれるんだよな。それも……」

バロッグは、自分の肉棒を取り出す。
すでに勃起しており、成人男性の倍以上の大きさ。太さはリムカの腕くらいある。

「濡れてもいない、処女にこいつをぶち込むのが、一番、受けが取れるんだよ」
「ひ!?」

突然現れた、極太の肉棒に恐怖する。
少女にとって、それは巨大な化物のように見えた。

「怖いか? クク、いいぞ。もっと怖がれ。その方が、これから始まるショーも盛り上がる」
「ショ、ショー……?」

バロッグは、ニヤニヤ笑いながら、リムカから視線を外すと、正面のならず者達を見る。

「さー! お待ちかね! 小生意気な小娘、リムカ・スターロートの貫通式の始まりだー!」

バロッグは、ギャラリーであるならず者達に宣言するように言うと、歓声が沸き起こった。

「か、貫通……?」

目の前の肉棒に恐怖しながら、尋ねる。
性知識のないリムカにとって、これから起きる事など知る由もなかった。
だが、リムカの女としての本能が、危険信号を発している。

「クク。すぐに分かるよ」

リムカの腰を掴み、持ち上げると、そそり立つ肉棒の真上まで持っていく。

「あ、あの、何を……?」

バロッグは、ただニヤニヤ笑みを浮かべながら、リムカの腰を下ろしていく。
肉棒の先端が、リムカの秘処、ピッタリと閉じきっている割れ目に触れる。

「ひあ!?」

熱く硬いモノが、敏感な所に触れ、驚く。
バロッグは、肉棒の先端でピッタリと閉じている割れ目の線をなぞる。

「ひぅ! そ、そこ、駄目です。さわっちゃ駄目です」
「ん? なんで駄目なんだ?」
「ま、前にナーシェが言ってました。そこは、さわっちゃ駄目だって……」

もうだいぶ前になるだろうか、リムカがナーシェ――リムカの姉貴分――といっしょに入浴した時、
リムカは、純粋な好奇心から、自分の秘処の割れ目に興味を持った事があった。
どうなっているのか、調べようとしたところ、ナーシェにそこはさわっちゃ駄目だと言われた。
理由はよく分からないが、成人するまでは、絶対にさわるなと言われたので、今までさわらないできた。

「だから、そこは、さわっちゃ駄目なんです」
「なるほどな」

バロッグは、心の中で苦笑した。
天才少女だなんだ言われても、頭の中はまだまだガキなのだと。
同時にそれは、バロッグの嗜虐心をさらに増大させた。
性を知らない小娘をメチャクチャに犯す。これほどの悦びはない。

「クク……。だったら俺が一から教えてやるよ」

肉棒の先端を使って、割れ目の筋を何度も何度もなぞる。

「ひあぁ……、だめ、駄目です。なぞるのも駄目なんです…」

バロッグは無視して、なぞり続ける。やがて、うっすらと割れ目の筋が口を開く。
これくらいでいいだろう。
前座としては不十分だが、バロッグの目的は、リムカを気持ちよくさせることではない。

「そーら!」

リムカの腰を思いっきり下げると、そそり立つ肉棒が、リムカの身体に突き刺さる。
閉じていた割れ目を強引にこじ開け、バロッグの巨大な肉棒は小さなリムカの奥まで貫いた。

「っつ、ああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

激しい痛みに悲鳴を上げる。
無理もない。愛撫もしなければ、濡れてもいない秘処に極太なバロッグの肉棒がぶち込まれたのだ。
並みの成人女性でも、下手をしたら失神するほどの痛みだろう。
まだ幼さの残る少女には、想像も出来ない程の苦痛だ。

「ち、やっぱり、穴が小さすぎて、半分も入りきらねえか」

自分の肉棒が、半分しか挿入されておらず、悪態づく。
それでも、まだ奥に入るんじゃないかと、リムカの腰を引っ張る。

「ああ!? うあ!?」

身体が、引き裂かれそうな激痛に加えて、子宮の壁を押し叩かれる衝撃。
普通なら、この耐え難い激痛の前に気絶してしまうだろう。
だが14の少女とはいえ、リムカは冒険者だ。並みの少女より体力も気力もある。
故に、気絶せずにすんだ。
もっとも、それはリムカにとって不幸でしかないが。

「く、しかし、凄い締め付けだ。入れてるだけで、イッちまいそうだぜ」
「ひ…あ…いあぁ! ぬ、抜いてっ、抜いてくださいぃ」

リムカは、なんとか肉棒を引き抜こうと暴れるが、脚と腰を押さえつけられているため抜くことは出来ない。
それどころか、肉棒を引き抜こうと暴れれば暴れるほど腰が動き、リムカには痛みが、バロッグには快感が送られる。

「クク、嬉しいじゃないか。自分から腰を振ってくれるなんてよ。だが、腰の振り方がなっちゃいないな」

リムカの腰を持ち直すと、思いっきり上へ引き上げると、肉棒が膣外へ出るか出ないかの所で止める。

「うあが!? ぐぅ……!」

巨大な肉棒が、膣肉を激しく擦り、内臓が掻き出されるような痛みをリムカに与える。
痛みに悶えていると、今度は腰が勢いよく下ろされる。

「うあぁぁ!?」
「腰は、こういう風に上下に動かすんだ。そら、もう一度」

再び、腰を上に引き上げ、勢いよく引き下ろす。

「あぐぅあ! あ゛あ゛……」
「こうやって腰を上下に動かすのをピストン運動って言うんだ」

リムカの腰を乱暴に上下に動かす。

「うああ゛!? い、痛いっ、イタイィ!?」

膣内の肉壁が抉られるような痛みが、断続的に襲い掛かる。
あまりの激痛に耐え切れず、泣きじゃくる。

「痛いか? 痛いだろうなァ。お前みたいな小娘には、俺のぶっといチンポはキツすぎるよなぁ?」

バロッグの肉棒は、リムカくらいの少女にしてみれば、凶器以外の何物でもない。
リムカの小さな秘処は、裂けてもおかしくないくらいまでに、限界ギリギリまで広がっていた。

「ひぐっ、いたいっ!、いたいぃっ!!」
「いいぞ、もっと泣け! 俺はお前の泣き叫ぶサマを見たかったんだ!」

リムカの泣き叫ぶ声を聞く都度、バロッグは、歪んだ快楽に満たされる。
その快楽を満たすため、リムカの腰を動かすスピードを上げる。

「あぐぁ!? いたっ、いっ! うご、動かさ、動かさないでっ、くだっ、ああっ、ああっ!」

巨漢が幼さの残る少女を乱暴に犯す。こんな暴力あるだろうか。
普段のバロッグなら、リムカみたいな少女に対して、こんな暴力的に犯したりはしない。
それほどリムカが憎いのだ。それが、逆恨みであったとしても……

「あぐっ、あっ、うあっ!」
「出すぞ! しっかり受け取れよ!」

射精直前。膣内の肉棒は大きく肥大化する。

「ふあ!? あ、大きく…、中の、大きくっ!? あ、ああぁぁっ!!」

肥大化した肉棒は、そのままリムカの膣内で射精する。

「あ、うあっ!?」

大量の精液が、リムカの膣内に注ぎ込まれる。

「あ、熱い!? 熱いぃぃ!!? あ、ああああぁ!?」

膣内に熱湯を注がれたような痛みが、リムカを襲う。

「熱いっ! お腹の中っ、あ、あぁっ、あああっ!!」

ドロドロとした、灼熱の液体が、子宮の中を満たしていく。
内臓を焼かれるような痛み。慣れれば、この痛みも快楽になるのだろうが、
初めてのリムカには、快楽など感じるわけもなく、拷問でしかなかった。
痛みから逃れるため、肉棒を引き抜こうとするが、腰をがっしりと掴まれているため、それも叶わない。
やがて、最後の一滴までリムカの胎内に精液が注ぎ込まれた。

「どうだリムカ、俺の精液は? 熱くて、気持ちいいだろ?」
「うあ……あっ、あっ……」
「クク、初めてじゃ、きついか。だが、まだ終わりじゃないぞ」

射精したにも関わらず、バロッグの肉棒は、今だ硬さを保っている。

「痛がってばかりじゃ、ギャラリーも飽きるからな。今度は、お前の淫乱な姿を見せてやらねえとな」
「はあっ、はあっ……、いんらん……? ひゃっ!?」

ギュッとリムカの小さな胸を握りつぶす。

「ひぁ……、やめて」
「小せえ胸だな」

リムカの小さな胸を乱暴に揉み始める。
バロッグは、巨漢で粗暴な外見とは裏腹に、女を堕とす事にかけては、天才的なテクニックを持つ。 握ったり、押したり、抓ったり。乱暴ではあるが、着実にリムカの胸の性感を刺激していく。

「ふあ……」
「クク、感じてきたみたいだな」
「ど、どうして……?」

胸を揉まれ、未知の快楽がリムカに襲い掛かる。
初めて感じるそれは、同時に恐怖も与えた。

(痛いのに……、酷い事…されてるのに……?)

秘処からは、挿入されたままの肉棒の痛みと圧迫感があるが、快楽はそれ以上の感覚として、リムカを蹂躙する。
バロッグの愛撫は、乱暴ではあったが、それ以上に巧みだった。
五本の指をフルに活用して、リムカがもっとも感じる責め方を模索していたのだ。

「ひ…やぁ……」

未知の快楽への悦びと恐怖が、リムカの精神を追い詰めていく。

「ふあぁ!?」

今まで、一番強い快感が、全身に走った。

「クク。そうか。乳首を擦られるのがいいのか」

そう言うと 親指と人差し指の腹でリムカの乳首を軽く摘み、シュッと擦る。

「ふああっ!?」
「ハハハ! いい声で喘ぐじゃないか。どれ、下の方はどうかな……?」

片手を、リムカの秘処に持っていく。
割れ目のすぐ上、小さく膨らんだ豆を撫でる。

「ひあああ!!?」
「うお!?」

乳首を弄られた時以上の快楽が走る。
同時に、リムカの膣がギュッと締まる。
快楽に身体が反応し始めたようだ。

「そろそろ頃合か」

そう言うと、リムカの胸と秘処を愛撫しながら、腰を動かし始める。

「ひあっ……ひぐっ!?」

快楽に酔っていた身体に痛みが蘇る。
快楽は、一瞬で吹っ飛んだ。

「いたっ、痛い!?」

すかさず、秘処と乳首を弄る。

「ふあぁ!!?」

今度は、痛みが吹っ飛び、快楽が走る。

「ひぐ!?」

腰を突き上げられ、痛み。

「ふあ!?」

秘処と乳首を弄られ、快楽。

痛み 快楽 痛み 快楽 痛み……
それらが交互にリムカに襲い掛かる。

「うあっ! くぅん! あぐぅ!? ひぅ!」

(痛くて、気持ちよくて、痛いのが気持ちよくて、気持ちいいのが痛くて……)

絶え間なく襲ってくる痛みと快楽の嵐に、リムカの精神は混乱する。

「犯されて気持ちいいんだろ? ああ?」
「ふあ! あぐぁ!」

(おかされて、気持ちいい? 痛いから気持ちいいの……?)

激しい痛みと快楽の波の前に、リムカの思考が麻痺しはじめる。

痛くても気持ちいいのなら、それでいいかもしれない。
リムカは痛みと快楽に身を許しかけた、その時。

「見ろよ! お前の淫乱な姿を見てるギャラリーたちを!」

バロッグの言葉に、はっとして自分の正面を見渡す。
下品に笑いながら、嫌らしい目で、自分を見るならず者達。
中には、リムカの痴態を見て、自分の肉棒を扱いている者もいる。
痛みと快楽に溺れつつあった理性が急速に蘇る。

「あ…あ……いや……見ないで……見ないでぇ!!」

痛みと快楽への恐怖と、少女としての恥じらいの気持ちが蘇る。
だが、それはならず者達を興奮させるだけでしかなかった。

「みんな喜んでるぜ。お前の淫乱な姿を見てなぁ」
「いやぁ! 違う! 違います!」

淫乱と言う言葉を必死に取り消そうとするが、そんな意思とは正反対に
リムカの身体は、絶え間なく襲い掛かってくる痛みと快楽によって、
すっかりと悦楽に酔いしきっていた。
バロッグが、腰を突き上げ、秘処と乳首を弄る都度、甘い声を上げてしまう。
それがならず者達の興奮をさらに高める。

「お、俺、もう駄目だ!」

リムカの痴態と甘い声に痺れを切らしたならず者達が、次々と射精する。
肉棒から放たれた、白く濁った熱い液体は、リムカの身体に降り注いだ。

「ひ!? や、やああああー!!!」

ならず者達の精液を浴び、悲鳴を上げるが、すぐに痛みと快楽に引き戻される。
すでにリムカの精神は限界に近づいていた。

「ふあっ、あぐぁ!?」
「気持ちいいんだろ? イカせてやるよ!」

ピストンを早める。濡れていなかった一回目とは違い、精液と愛撫によって滲み出た愛液によって
膣内の滑りは、格段に良くなっていた。
リムカの膣は、少し狭い事を除けば最高と言ってもいいだろう。
リムカの膣肉は、硬くもなければ、軟らかすぎる事もない。ほどよい感触だ。
肉棒を食いちぎるような締め付けが、バロッグの性感を極限まで高める。

「そら、イクぜ! お前の痴態を見せつけてやれ!」

射精と同時に、クリトリスと乳首を思いっきし握りつぶす。

「ひくぁっ!?」

二つの敏感な部分を握りつぶされた痛みと、その倍以上の快楽。
そして、中出しによる精液の熱の痛みと圧迫感。
それらが一瞬で混ざり合い、激しい快楽の波となって、まだ幼さを残す少女に襲い掛かる。

「くぁっ!? ぁっ、ああああぁぁぁぁぁーーっ!!」

少女は、生まれて初めて、絶頂を迎えた。




「あっ、あっ……」

虚ろな表情で、遠くを見つめる、リムカ。
激しい凌辱と初めて味わった絶頂で軽い喪神状態になっているのだ。

「クク。どうだ? イキながら中に出された感想は?」

バロッグは、自分の精液で満たされたリムカの子宮をお腹の上から撫でながら、囁きかける。
肉棒は、まだリムカの秘処に刺さったままだ。

「あ……」

少しずつ、意識が覚醒していく。

「犯されてイクなんざ、随分といやらしいなエロガキだな」
「わたし……いやらしい……。そんな事……」

言葉でなじられ、涙を流す。

「わたし……そんなこと……ぅぅ、ひくっ、ひくっ……」
「クク。また泣きやがった。高名声な賢者様は、泣き虫なんだな」

その姿にまたもバロッグの歪んだ悦びが刺激され、肉棒が急速に硬くなる。

「それじゃあ、泣き虫賢者様。三回戦といきましょうか」

泣きじゃくるリムカの腰を持ち、ピストン運動を再開する。


バロッグの復讐は、まだ始まったばかりだ。




続く




補足と説明

・リムカ達が助けた凌辱されていた女冒険者
3月13日に救出した「淫乱」持ちの軽戦士リネアさんの事。
彼女のプロフィールと救出時のセリフを見る限り、割と楽しんでいたと勝手に判断しました(爆)
間違っていたら、掲示板に一言申してください。