猫娘、密航する

「ぅ〜〜〜〜、暇だにゃ〜〜〜(´・ω・`)」

ゆらゆら揺れる船の中、いっぱいあるタルの中の一つの中でボクは小さく呻いてた。
ここは食料とか置いてる所みたいなので、ご飯もお酒もいただけて、食生活は結構豊か。
でも、服は着替えれないし、タルの中は狭いし、ステキな我が家、って感じに行かないのが残念。

ひょっこりとタルから顔を出すと、何かないかな〜〜〜…とあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。
こんな時は暗くても見えるネコの眼って便利。

「……あ、ネズミ発見!(☆∀☆)」

ひょい、とタルから飛び出すと、慌てて逃げようとするネズミの尻尾をつまみあげ、顔の前まで持ってくる。

「んふふ〜、ボクを普通のにゃんこちゃんと一緒にしてもらっちゃ困るよ〜?
 まずはリーチが違うし、オツムの出来が違うのだ!」

つんつんとネズミを突付きながら得意顔。
…あ、別に食べたりはしないよ!?ちょっとした運動と暇潰しの相手なんだし、ひょっとしたらお仲間…それどころか先輩かもしれないんだし。

…あ、なんか足音聞こえて来た。
耳をぴーん、と立てるとネズミを放り出し、脱兎の如くタルの中に戻る…ネコだけど。
…来た来た。たまにこうやって見回りが来るので、そうなるとかくれんぼの時間なのだ。
息を潜め、タルの隙間から――隙間空いてたらお酒漏れちゃって勿体無いのにね〜――見回りの様子を確認。
…まあ、見回りって言ってもみんな「ダリー」だの「タリー」だのブツブツと文句言ってすぐに帰っちゃうんだけど。

…ほらね、今日もすぐに帰っちゃった。
まったく、こんな見回りじゃあ誰か入り込んでても見つけられないよ〜?

…よし、かくれんぼも終わったし、今日はもう寝ようっと。



そういえば、自己紹介がまだだっけ?
ボクはまりる。ニンゲン達が南の大陸、って呼ぶ所に住んでるのだ。
ニンゲン達はボク達の事を獣人とか呼ぶんだけど、ちゃんとした呼び名もあるんだからね!?……忘れちゃったけど。

…とにかく、そんなこんなでボクはニンゲンとは違う場所に住んでたんだけど…ちょっと前にニンゲンの船が流れ着いちゃって、色々と面倒見てあげてたら…ニンゲンって面白そう!
そう思ったボクはこっそりとニンゲンの船に忍び込んだのだ!



「ん……なんか、変かも……」

どんぶらこどんぶらこ、と船に揺られて何日か経った頃、ボクはなんだか身体の調子がおかしい事に気付いちゃった。

なんだか体が熱くて、頭もボーっとする。
なのに嫌な気分じゃないから風邪をひいたって言うわけでもなくて……
それに、なんていうか……アソコからおつゆが出てきちゃう。

「あう……来ちゃったのかも……」

そう、どうも発情期が来ちゃったみたい。
…噂には聞いてたんだけど、こんな風になるなんて、ボクちっとも知らなかった。
早い子は10歳になる頃には発情期になっちゃうのに、ボクはもうすぐ14歳なのに全然来なくて……にゃあにゃあ鳴いて、キモチイイ事してるみんなを見て羨ましく思ってたんだけど……

「…こんな時に来ても…どうすれば良いか分かんないよぅ…」

相手がいないのに、オツユだけはとろとろと溢れてきて、頭も身体もどんどんおかしくなってきちゃう。
…でも、そう言えばどうしても我慢出来ない時の為に、って一人で気持ち良くなるやり方も教えてもらっていた事を思い出して…

「ん……こう、かなぁ…?」

腰布を捲り上げて、指をアソコに近づける。
全然毛が生えてこなくてつるっつるのボクのアソコは、まるで水浴びした後みたいにビショ濡れで、でも水と違ってなんだかヌルヌルしてて。

「うにゃぁ……!」

指が触れた途端に背筋がピーンと伸びちゃった。
身体の中に雷が落ちたみたいにビリッと来て、それから背中がぞくぞくって震えて、最後に体が熱くなって…

「にゃ…こ、これすごいよぉ…ッ!」

頭はボーっとして何も考えられないのに、指だけ別の生き物になっちゃったみたいに動いて、アソコをぐにぐにとほぐしていく。
どんどんオツユが溢れて、雨上がりの土の上みたいにぐちゅぐちゅって音がタルの中に響いてきて。

「にゃ…ぁー……うにゃぁぁ……んみゅぅ……」

声もどんどん溢れてきちゃうから、腰布を外して、噛んで、声を抑える……この船の人に見つかったら怒られるし…恥ずかしいもんね。

アソコをほぐし続けてると、ピッタリ閉じていたのが少しずつ開いて…指先をつぷ、と入れてみる。

「ふ…ふにゃぁぁぁ…!?」

すっごく…キモチイイ。
もう、指の動きが止まらなくなって、先っちょだけじゃ物足りなくて、根元まで出し入れしちゃう。
それでも満足出来ない腰が、ボクのボーっとした頭なんて無視して動き始める。
ゆさゆさ、じゅぶじゅぶ、って音だけが頭の中に広がって…

「にゃぁ――――な、なんか、キちゃうよぉぉ…!」

そう叫んで、ボクの腰がびくびくと跳ねて…アソコからオツユが、お漏らししたみたいに飛び散った。
…そうしたら、ちょっと体が熱いのが収まって…エッチなオツユと匂いが詰まったタルの中で、ボクはぐっすりと眠りについた。



「―――ふにゃ、にゃぁぁぁッ!」

ビクン、と腰が跳ねて、またエッチなオツユが噴き出る。

アレから何日か経つけど、発情期はまだ全然終わってないみたいで、ボクは最近暇になるとアソコをいじってばかりいる。

「ふにゃぁ…くせに、なっちゃうよぉ……」

もうとっくに癖になってると思うけど、そんな事を言いながら、床にポタポタとオツユを垂らしていく。
…そう、タルの中って狭くて動けないから、ボクはアソコをいじる時はタルの外に出るようにしてた。
獣みたいに四つん這いになって、もう一度指をアソコに入れていく。

くちゅくちゅ、っていう控えめな音が、すぐにぐちゅぐちゅ、っていう大胆な音に変わって。
出し入れするだけだった指が、ボクの中を引っかくように曲がったり、かき混ぜるように回ったりする。

「にゃ…にゃぁ……もうだめぇ……!」

咥えていた腰布を吐き出すと、ボクの涎でドロドロになってたソレは床に落ちて、ボクは大きく叫んで。
何度も腰が跳ねて、頭が真っ白になって、ボクはぐったりと床に倒れこんで、そのままうっとりとしていた―――



「へへへ…密航者みっけ…しかもオナニーシーンも見れて二重にラッキー!」

ぐったりしたボクの頭の上から声がした。
驚いて飛び起きようとしても、身体がぐったりしてて動かない。
仕方ないので顔だけを向けると、そこにはにやけた三人の男のニンゲンがいた。

「…い、いつのまにっ…!?」

驚きに目を白黒させていると、ニンゲンはもっとにやりとして。

「…そうだなぁ…仔猫ちゃんが一回イっちゃった辺りからかなぁ…?」

一人が、ぐったりしてるボクの隣にしゃがみ込んで、ボクの手を掴んで引っ張り上げた。

「…な、なにするのッ!?」

引っ張られた手が痛くて、思わず怒鳴ると、後ろから別のニンゲンがボクを抱え上げて…赤ちゃんがおしっこする時みたいな格好にしてしまった。
慌てて脚を閉じるボク。

「…にゃ、にゃぁっ!?
 ……ホ、ホントになにするのさー!?」

恥ずかしくて顔を真っ赤にしながらジタバタしてると、手を掴んでたニンゲンが、床に落ちていた腰布でボクの手首同士を縛り始めた。

「なに、って…ナニに決まってるだろ?
 はい、ご開帳〜♪」

後ろのニンゲンが楽しそうに言いながら、折角閉じたボクの脚を開かせて…正面にいる二人の視線が、ボクのアソコに突き刺さった。
ツルツルのボクのアソコが、舐めるようにじいっと見つめられて…

「ありゃ、全然生えてないじゃん!
 …獣娘なんだから毛深いかと思ってたのによ〜!」

ビックリしたように叫び、肩を落とすニンゲン。
ボ…ボクだって好きでツルツルなんじゃないのに!…って怒ろうとしたのに、恥ずかしくて、でもなんだか見られてムズ痒くて、じゅわっとオツユがにじんできちゃう。

「ん…仔猫ちゃん、ひょっとして見られて感じてる?
 見られただけで気持ち良いのかな?」

正面のニンゲンが、ボクのアソコに顔を近づけて、じ〜〜〜〜っと見つめる。
そんなに見られたら、ボク、身体が熱くなって……

「お前ら、いつまで遊んでて、いつになったら俺に話させるつもりだ?」

不機嫌そうに腕組みしながら、今まで黙ってたニンゲンが口を開いた。
…残りの二人よりもガッシリしていて、ちょっと偉そう。
…そういえばこのニンゲンってナントカって呼ばれてたような…って思い出そうとしていたら、

「船長〜、もう少しぐらい遊ばせて下さいよ。どうせ頂くんだしさ〜…」

後ろのニンゲンがそんな文句を言ってた。
そう、この偉そうなニンゲンは船長って呼ばれてたんだった。
つまり、この船で一番偉い人で…見つかっちゃったボクをどうするのかも、この人次第だ、って事はボクにも分かった。

「うぅ、ゴメンなさい…謝るから、海に放り出すのはやめてぇ……」

恥ずかしさと身体の熱さで涙目になりながら、船長を上目遣いで見てみる。
…泣き落とし、成功しないかなぁ……

「…謝っても、ダメなものはダメだ」

…泣き落とし失敗…しっぽと耳がしゅんと項垂れる。

「…ただ、このまま海の放り出すのも可哀想だし、今から戻るのも大変だからな……
 …お嬢ちゃんが反省して、どんな仕事でもする、って言うんだったらこのまま連れて行ってあげても良い」

項垂れていたしっぽと耳が力を取り戻す。
この船長さんって良いニンゲンかも!

「うん、ボクなんでもする!
 だからニンゲンの土地に連れて行って!!」

こくこく、と頷いた瞬間―――

「ふにゃぁぁぁぁぁァ…ッ!?」

アソコに、正面にいたニンゲンの口がついて、じゅるり、とオツユを吸われた。
腰ががくがくって震えて、叫び声が上がる。

「…にゃ…なにするの…!?」

ビックリしながら、ボクのアソコに顔を埋めるニンゲンを見ると、まだジュルジュルって音が聞こえて…腰が小刻みに震えてきちゃう。

「…お嬢ちゃん、何でもするんだろう…?
 ……だったら、今からお嬢ちゃんはみんなの性欲処理係だ」

船長が近付いて来て、そんな事を言ったけど、ボクには良く分からない。
でも、今アソコを舐められてるのは恥ずかしくてキモチイイ事だっていうのは分かってて…
…で、性欲処理係っていうのは、こういう事をされるんだ、っていうのも何となく分かって。

「ぅ、にゃぁ…ッ…
 …そんな、の…嫌だよぉ…ッ…!」

腰をガクガクと震わせながら、涎も一緒に垂れちゃいながら、首を振る。
でも、身体には全然力が入らなくて、どんどん熱くなるばっかりで。

…つぷ、とニンゲンの舌が、ボクの指みたいにアソコに入ってきて。

「ふ、ふにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

びくびくんっ、って腰が踊って、オツユがニンゲンの顔に噴き出ていく。
それと一緒に頭が真っ白になって……今までで一番キモチイイ、って感じて、力が抜けていく。
…キモチイイ、って感じちゃえば、後はもうそれしか考えられなくて。

「…子猫ちゃん、舌だけでイった?
 …気持ち良かっただろ?」

アソコを舐めてたニンゲンの言葉に、にゃぁ、と頷いて。

「…じゃあ、性欲処理係もやってくれるよな?
 …今よりもっと気持ち良くなれるよ…」

後ろからボクを抱え上げるニンゲンの言葉にも、にゃあ、と頷いて。

「ボ…ボク…みんなの、性欲処理係に…なりたい、です……」

恥ずかしいのに、顔を真っ赤にしながら自分からボソボソと宣言して…
ボクの宣言を聞いて、船長も他の二人も満足そうに笑っていた。

「そうかそうか、性欲処理係になりたいんだな…
 …じゃあ、たっぷりと可愛がってあげようね……」

船長がゴツゴツした手でボクの頭を撫でてくれる。
嬉しくて喉をゴロゴロ鳴らしてると、後ろのニンゲンがボクのアソコに細長い指を突っ込んで…
ぐちゅぐちゅってかきまわしながら、素早く出し入れする。

「ふにゃっ…きもち…い、よぉ……」

キモチヨクて、すぐに頭が真っ白になって、オツユがまた溢れ出して…

「…ん?この感触……
 …ひょっとして、処女かな…?」

ボクの中をこね回しながら、耳元で聞いてくる。
そんな事聞かれても何の事か分からないし、何も考えられなくって…

「分かんないか〜…
 …今まで、おま○この奥まで…ここより奥まで何か突っ込んだ事あるかな?」

つぷぷ…って音を立てて細長い指が奥まで入って来る。
ボクの指じゃあとても入らないくらい奥で、何か、膜みたいなのをツンツンと突付かれて、ビリビリ痺れちゃう。

「そん…ッ…そんなに奥…ないよぉ…ッ…!」

奥まで入れられるのが気持ち良くて、腰を押し付けるように突き出しながら、首を振る。
…すると、いきなり指が抜かれちゃって…

「…んじゃ、こっちは残しておかないといけないですね〜…折角締まり良さそうなのに……」

「まぁ、仕方ないな。
 処女の方が高く売れるし、皆には精々後ろで我慢してもらおう」

後ろのニンゲンと船長が何か話し合ってて、その間に、ボクは四つん這いにさせられて…

「仔猫ちゃん、お名前は?」

「…ボ、ボク、まりる……」

どこも触られてないのにオツユをポタポタ垂らしながら、ボクは名前をニンゲンに教えてた。

「…それじゃあマリルちゃん、今からたっぷり可愛がってあげるからね…」

四つん這いになったボクの後ろに船長が来て…前に、さっきまでボクのアソコに指を入れてたニンゲンが立つ。
もう一人のニンゲンは、連絡して来る、とか言って外に出て行っちゃったから、部屋の中はボク達三人だけ。
正面のニンゲンがズボンを下ろすと、そこにはおっきな……男の人のアレがあった。

「ぅ……うん……♪」

初めて見るけど、すっごく大きくて、凄い匂い。
頭がクラクラしてくるし、アソコはきゅって締まって、胸もドキドキしてくる。
口の中に唾が沢山溜まってきて、喉が鳴る。
締まったアソコが、今度はだらしなく開いて、オツユがトロトロと太腿に垂れていく。
勝手に口が開いて、顔をアレに近づけて…

「…ん……くさい、よぉ……」

口に入れると、汗の匂いが鼻をつく。
唾をアレに擦り付けて、吸い付く。
口を窄めて、頭を前後に振り、扱いていく。

「ん、上手…さすが雌猫だね〜…♪」

嬉しそうに頭を撫でてもらうと、ボクも嬉しくて、ちゅうちゅうと吸い付いていく。
こんな事、した事も聞いた事もないのに。ボーっとした頭で身体が勝手に動いていく。

「…それじゃあ、俺はこっちで…マリルちゃんを雌にしてあげようね……」

船長がアレを出したみたいで、ボクのアソコにあててくる。
もうすぐアレを入れられて、もっと気持ち良くなっちゃう…
そう思うと、アソコがひくひくして、オツユがどんどん溢れて、船長のアレを濡らしていく。

「…よしよし、良い具合に濡れて来たな……」

船長も嬉しそうに言うから、ボクも嬉しくて、口の中のアレにちゅぱちゅぱと音を立てる。
それが嬉しかったのか、口の中のアレがぴくんと跳ねて。

「…それじゃあ、入れてあげるよ…!?」

船長のアレが一回離れると…ボクのアソコに―――そっちは、おしr

「…ひっ、にぁぁぁぁぁぁぁ!?」

一回、穴の場所を確かめるように止まり、すぐにそのまま突き入れられて。
お尻が痛くて、千切れそう。
なのにアソコは熱くなって、お尻も熱くなって。
…お尻の痛みを我慢しようと、歯を食いしばる。

「……痛ゥ…!」

前からそんな声が聞こえ、口の中に血の味が広がる。
あ…と思った時には耳を思いっきり引っ張られて。

「この馬鹿猫!
千切れたらどうしてくれるんだ!?」

怒鳴り声がぶつけられて、耳を引っ張られる痛みに身体が引きつる。
痛いのよりも怒られたのがショックで、思わず口をアレから離すと、千切れたわけではないけど、ボクのキバのせいでアレから血が出ていた。

「マリルちゃん、良い締め付けだよ…!」

「ほら、ボーっとしてないで舐めて綺麗にしろよ!」

後ろと前から声が飛んできて。
褒められるのに喜びながら、もう一回口を開けて、血に濡れたアレに舌を伸ばす。
お尻も、痛いのに熱くて、キモチヨクなってきて。

「ひゃむ……ンぅ―――ッ」

口で咥えると、血を舐め取り、吸い取って。
お尻もきゅうっと締まって、お尻の中に熱くて硬い感触が一杯になる。

「くぅ…さすが猫、ザラザラの舌が…ッッ…出すぞ!!」

そんな声と一緒に口の中でアレが暴れて、喉の奥にねっとりとした、臭い液体が流し込まれる。
苦くて臭いはずなのに、ボクの喉は嬉しそうにソレを飲み込んで、美味しいと感じちゃう。
まだ足りない、まだ欲しい、って舌を伸ばして、絡みつかせて…でも、怪我してるのに暴れたから血がまた出てきたみたいで、血の味しかしなくて。

「…悪いな、ヤってると血が止まらないから…
 …後は、アイツらにしてもらいな…」

アレを引き抜かれ、名残惜しそうな目で見るボクに、正面のニンゲンはドアの方を目で指して。
釣られて見てみると、そこには10人くらいのニンゲンがいた。

「なんだよ、一発で終わりか?…情けないな…」

「バーカ、さっき噛まれたから血が止まんねーんだよ!
 これでヤってたら死んじまうだろ!?」

「にぁ、ッ…にゃぁぁぁァ…!」

ニンゲン達が何か言い合ってる間も船長はボクのお尻の中を突き続けて。
ボクも、もう何も分からないまま、キモチヨクてお尻を振り始める。

「よし…じゃあ出すぞ、出すぞ!?
 …出すぞ……ッ!」

船長がボクにそう叫びながら、パンパンって音がするぐらい激しく腰を打ち付けてきて…
びゅくん、とお尻の中でアレが跳ねる。
熱い、どろどろした液体がお尻の中にどんどん溢れて来て、キモチワルイ筈なのにキモチイイ。
性欲処理って、こんなにキモチイイなんて……これなら、最初から性欲処理係にしてもらえば良かったなぁ……



「―――さ、マリルちゃん、取り敢えずはここにいる皆にご挨拶だ」

船長が、ボクにおしっこをさせるような格好で持ち上げて、皆の方を向かせた。
アソコもお尻も丸見えで、みんながじっと見てくるのが分かる。
まるで、ボク達が獲物を狙う時みたいなギラギラした目ばっかりで、みんな凄く餓えてそうだった。

「…にゃ……ボク、まりる、です……
 …えっと、み、みんなの性欲処理係になりました…
 ……あ、あの……発情期の、雌猫だけど…お、お尻までで、許して下さい……」

船長が耳元で囁く通りに言っていくと、みんなのギラギラした目がもっと熱心になって、ボクのアソコとお尻が、その目だけでどうにかなってしまいそうだった。

「…という事で、だ。
 皆、マリルちゃんを好きに使って良いが、処女だけは残しておくように―――商品価値が下がるからな。
 …と言っても我慢出来なくなる奴が出てくると困るし、これをつけるぞ…?」

船長がみんなに何か約束させ、ボクにパンツを穿かせる。
…パンツなんて生まれて初めて穿いたけど、話に聞いてるのとはなんだか違った。
アソコだけ隠すようになってるんだけど、ソレだって布が薄くて、網みたいになってて、完全には隠せてないみたい。
…それで、穿いちゃうとがっちり固定されてるみたいで、全然脱げなかった。

…この時は、コレが何なのか、全然分からなかった…後で思い知る事になっちゃうんだけどね。

「…よし、これで準備完了だ。
 マリルちゃん、性欲処理係のお仕事、頑張るんだぞ?」

最後にボクの頭を撫でて、船長は部屋から出て行っちゃった。
残ったのは10人くらいのニンゲンとボクだけ。
ボクのなのか、それともニンゲンのなのかは分からないけど、喉がゴクリと鳴って。

「それじゃあ、早速ヤらせてもらうぜ!?」

わらわらと群がってくるニンゲン達。
地面に引き摺り倒されて、四つん這いにさせられて。
お尻に当たるアレの感触に背筋が痺れて、小さく鳴く。

ずぶり、って音と一緒にギンギンに硬くなったアレが入ってきて。

「にゃぁぁぁ…ん、むぅ…!」

鳴き声を上げた所で、口の中にもアレを突き入れられる。
…さっきのニンゲンとは違う匂いと味が口の中に広がり、ぼうっとして。

「は、ぁ…ちゅう……♪」

すぐにおしゃぶりに夢中になって、舌を絡め、吸い付いていく。
口とお尻にアレが入って、ズンズンと突き入れられて、背中が震えて…まるで串刺しにされたような感じに、ボクの身体がキモチイイ、って叫んでる。

「マリルちゃん、俺のも扱いてね〜♪」

右側に立っていたニンゲンがボクの手を掴んで、アレを握らせる。
熱くって、硬くって、ビクビクしてる…
でも、扱くってなんだろう?
戸惑って、動けないボクのしっぽを後ろのニンゲンがいきなり掴んできて。

「扱くっていうのはな…こうやるんだよ…!」

ごしごし、と上下に擦り始める。
すぐに力が抜けて、膝がガクガクと笑い始めて。
口の中に涎が溢れて、お尻がキュッと締まって、ニンゲンはキモチヨサソウに呻いていく。

「ふ…ふにゃ、ぁぁ……」

涎を口の端から垂らしながら、ボクは頷いて、その扱く、っていう動きを真似し始める。
熱いアレが手の中でピクピク動いて、くさい匂いがしてきて、ボクの手まで臭くなっちゃいそう。
そして、左側のニンゲンもアレをボクに向けて…
言われるより先に、ボクはアレを握って、扱き始めた。

「にゃぁぁ…凄いよぉ……♪」

両手で扱きながら、前と後ろから貫かれて、キモチイイ。
勝手にボクの腰が動いて、オツユを溢れさせて、ボクの匂いを振り撒いていく。

「くぅ…俺、もう…!」

頭を押さえられ、口の中に苦くて熱いドロドロが吐き出される。
ごくごくと喉を鳴らして飲み込むけれど、口の端から涎と一緒に零れていく。
口から引き抜かれても、ボクの舌はアレが欲しくて伸びてしまい、荒い息を吐く。

「ふにゃ…ぁ…♪……ッッ!」

うっとりとした声を吐いた瞬間、今度は左右からドロドロが噴き出して、ボクの顔を汚していく。
顔中にドロドロがこびりついて、くさい匂いが鼻に吸い付いて、頭の中身が痺れてくる。
もう、それだけでボクの身体は蕩けそうになってるのに、まだお尻の中のアレは抜かれずに貫かれてて。

「ほら、もっと腰振って…マリルちゃんだって気持ち良くなりたいんだろ!?」

パシン、パシンとお尻を叩かれて、しっぽも扱かれる。
そんな事されたらお尻の動きが止まらなくなって…

「にゃぁ…にゃ、にゃぁぁぁァ…!」

身体を思いっきり反らしながら、吠えるように鳴いちゃう。
それに気を良くしたニンゲンが腰を叩きつけるように動かして…

「そら、マリルちゃん、たっぷり味わえ…!」

どくっ、どく…と注ぎ込まれる音が身体の中から響いてきて、お尻が蕩けていく。
お腹の中が熱いドロドロで一杯になって、腰から力が抜けて、床に倒れこんじゃう。
抜かれたアレから、まだドロドロが噴き出して、ボクのお尻や背中に降り注ぐ。

…でも、ボクはぐったりしてる暇なんてなくて…

「…さあ、次は俺達を頼むよ…!」

ぐったりしてるボクを後ろから抱え上げ、また、おしっこの格好にさせて。
そのまま、お尻の中にまた入って来る。
正面から、膝立ちになったニンゲンがボクのアソコに口をつけて、自分のを扱きながら舐め始める。

「はっ…はにゃぁぁぁ…!」

腰の辺りだけへの刺激に、腰がガクガク震えて、オツユが何度も何度も溢れてくる。
ガクガク震えるだけの腰が、すぐに大きく前後に振れ始めて、グチュグチュ音が立つ。
アソコがドロドロに溶けていくような気がして、アソコの入り口のお豆が硬くなっていく。
網目の隙間から舌が入って来て、ボクの中を舐めまわしていく。

「へへ、マリルちゃんのおま○こ、いやらしい味がするよ…」

舐め回しながら、そんなふうに褒められる。
そっか、アソコっておま○こって言うんだ……

「尻もこんなに締め付けて、俺のを搾り出そうとしてるぜ…!」

ボクのお尻を抉りながら、他のみんなに教えてる。
みんながニヤニヤと、楽しそうにボクを見て、扱き出してる。
…あぁ、ボクを見て、みんなエッチな気分になってるんだ……
…そう思ったら、なんだか、凄く嬉しくなってきて…

「…み、みんな、ボクでエッチな事してぇ…!
 ボクを見て、エッチな気分になってぇぇぇ…!」

思わず叫んで、オツユの溢れるおま○こをニンゲンの口に押し付ける。
じゅるじゅる、べちゃり、って音で、ボクのオツユが舐めて飲まれてる事が分かって、それがキモチヨクてもっとオツユが溢れてくる。

「よしよし…じゃあマリルちゃんで抜いてやるからな…」

ボクのおま○こを舐めてるニンゲンが、そういうと小さく呻いた。
視線を下に向けると、アレから黄色く濁ったドロドロがびゅくびゅくって噴き出して、ボクの身体と床に飛び散った。
それと同時に、ボクのおま○このお豆が軽く噛まれて…

「ひにゃ、っあぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ!!」

腰が震えて、頭の中が真っ白になって、体中に電気が走って、部屋中に響くぐらい叫び声をあげて。

「マリルちゃん、一緒にイくからなっ…!」

一緒に、お尻の中でアレが弾けるようにドロドロを注ぎ込んできて…
ボクも一緒に、オツユを沢山噴き出して…

―――そして、ボクは気絶してしまった。



―――アレから二ヶ月。

「マリルちゃん、今日も頼むぜ〜」
「今日は素股でイかせてもらおうかな…」
「んじゃ、俺はしっぽで扱いて、お尻に出すかねぇ…」

今日もみんながボクの部屋までやって来る。

「うにゃ〜…みんな待ってたよぉ…♪」

とろーん、と蕩けた瞳でみんなを見て、すぐに四つん這いになって、お尻を向けて。
男のヒトのおち○ちんがボクの口に突っ込まれて、ざらざらした舌で舐め始める。
同じように、ボクのおま○こにこすり付けるようにして扱くヒトと、しっぽを掴んで、巻き付けるヒト。
口の中も、おま○こも、しっぽも焼けるように熱くて、ボクはまた発情しちゃう。
発情期は一ヶ月ぐらいだ、ってトモダチは言ってたのに、ボクはまだこうやって発情しちゃう。

「しかし万年発情期なんて、ホンット、淫乱な雌猫だなぁ…」

もう、誰が言ってるのかも分からないけど、そんな事を言われて、ボクのおま○こはまた疼いて。
うん、ボク淫乱だから、もっと、もっと精液欲しいの…♪
口は塞がれちゃってるから、声には出来ないけどその分激しく動いて。

どぶ、どぶっ、って口の中に出される。
…あ、この味と匂いは……

「うにゃ〜……相変わらず、スッパ苦いよぉ…♪」

ボクの口からおち○ちんを引き抜いたばっかりの男のヒトに感想を言ってあげる。

「おぉ、マリルちゃん、俺のザーメンの味覚えててくれてるんだね!」

…当たり前だよぉ…もう全員分覚えちゃったもん♪
嬉しそうに言ってくる男のヒトを見ると、ボクも嬉しくって。

「「よっしゃ…じゃあ同時に出すぜ!」」

ボクのおま○ことしっぽで扱いてたヒト達が二人同時に叫んで、ボクの身体の外にかけていく。
ドロドロになってキモチイイけど、ボクはまだ満足できなくて。

「…お、お願いぃ…ボクのおま○こもキモチヨクしてよぉ……」

二ヶ月、ずっとずっとお願いしてる言葉を口に出す。
ボクのおま○こはずっとトロトロで、自分で触って気持ち良くなれても、男のヒトにおち○ちん突っ込まれてキモチヨクなる事は一度もなくて…でも、それが大事な事らしいから、ボクは我慢するしかなくって。

「…あー……それは無理だわ。
 船長はこえーし、その貞操帯はずせねーし。」

当然、男のヒト達もしてくれなくって、ボクはおかしくなりそうだった。

「じゃ…じゃあ、もっと、ドロドロにしてよぉ……♪」

仕方ないから、他の所で沢山キモチヨクなって我慢する。
口も、お尻も、ぺったんこなおっぱいも、手も、しっぽも、おま○この外も、足も、耳も全部全部ドロドロにしてもらったら、少しはおま○この事忘れられるから。



「あぁ、そういえばそろそろ陸に着くらしいぜ?」

部屋から出る時に、そう教えられて。
ボクは最初におねだりをした時に船長に言われた事を思い出す。

(―――陸に上がったらマリルちゃんのご主人様を探してあげるから
   それまで、マリルちゃんの処女は残しておかないといけないんだよ―――
  ―――その代わり、ご主人様に思いっきり処女を奪ってもらえるからね―――)

「うにゃ……楽しみ〜〜〜♪」

夢にまで見たニンゲンの世界。
起きてる間も夢に見るご主人様。

もうすぐ、その二つともに会えると思うと、ボクは喉を鳴らして、ドロドロの身体でベッドに寝転んだ。



あとがき
ある日の会話…
自分:「マリルって折角元性奴隷って設定あるんだし、それSSにすれば?」
ATM氏:「んじゃΧ(カイ)やって」

…そんなノリで作られたSSがこれです(´・ω・`)
子供っぽさを出す為に難しい言い回しとか単語を避けようと努力しましたが、上手く出来てるかどうか…

では、このノリだけで書いたSSを読んでくださり、ありがとうございました(o*。_。)o