『迷える女羊』その3 byMORIGUMA    司教の陰謀で、自分の罪の重さに押しつぶされたファルシアは、 人形のように思考力を無くし、性奴隷同然にされてしまった。  司教のルビアンヌスは、元来性欲過剰で、傲慢な性格だったが、 ファルシアを手に入れてからは、それがますます盛んになる。  「ん・・・んむ。」  朝の目覚めに、気持ちよい感触が、 亀頭から陰茎、そして陰嚢まで丁寧に清め、尽くしている。  必死に尽くす美しい唇の動き、舌の淫らな感触に、さらに勃起が高ぶる。 手指がやわやわと陰嚢をマッサージしていたが、その手を引きずり込み、 いつものように、すでに濡れている秘所へ、指を突っ込み、かき回した。 「ひ・・・っ」 勇猛果敢なはずの神官戦士が、なすがままにされる従順さは、 嗜虐心をそそるのだ。 そのまま、上に引きずり上げられると、 自分から、ほほを染め、目を閉じ、引き入れる。 激しく濡れた、若い膣が、男根の感覚にズブズブと貫かれ、 震え、締め付けてくる。 毎日犯し続けても、飽きの来ない具合のいい身体は、 アナルを責め、胸をいじり、クリトリスを刺激して、 悶えさせ、もてあそび、そして嬲りまわす。 必死に声をこらえ、突き上げる衝撃にのけぞり、 金髪が激しく揺れ動く。 「くっ・うっ、・・あっ、うぐっ!」 ギシッギシッギシッギシッ、 ベッドがきしみ、太腿が広がり、何度ものたうつ。 声をこらえ、苦しみに耐えるような美貌が、また嬲りつくしたくなる。 突き上げ、えぐり入れ、悲鳴を上げるように深く突き刺す。 「ひいっ!、ひっ!、ああっ!、お、おゆるしっ、おっ!」 子宮を突き刺し、突き入れ、こね回した。 「ひっ、ひっ、ああ、あ、あひっ!」 長大なペニスが、さらに膨張した。 脈動が、一気に駆け抜ける。 「ひい・・・・・・・・っ!!」 ドブグッドブグッ、ドブッ、ドブッ、ドブッ、 ファルシアの子宮が、また醜い欲望で一杯になる。 「ご奉仕を、させていただき・・・ありがとうございます・・・」 よろよろと、ベッドから出たファラは、この日最初の贖罪の祈りをささげた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昼過ぎに、地下室に呼び出されると、 司教と共に、仮面をつけた、恰幅のいい男がいた。 「この方は、名前は明かせぬが、そなたの罪をあがなうのを手伝ってくださる。」 戸惑わないはずは無いが、司教の命令は絶対だった。 いわれるままに、すそを上げ、尻を突き出す。 寒々とした恐怖が、身体をなでた。 太った指先が、あそこを弄り回し、絶妙な指先で、 しだいに身体が熱くなる。 「くううっ!」 つままれた感触が、電気のように走り、あそこが潮を吹いた。 ヌチュッ、 「うあっ・・・!」 司教のそれより、さらに太いものが、陰唇を押し広げる。 ズブリッ、 一気に押し貫かれる、のけぞるファラを、ぐいと引き寄せ、 メリメリと押し込まれて、あそこが裂けるかと思うほどだった。 脈打つものが、深く進入し、 恐ろしいほどの圧力が、胎内を征服していく。 それが動き回ると、内臓が圧迫されそうだった。 「あひいっ、ひいいっ、ひいいっ、あぐうっ!」 椅子につかまったまま、激しくゆすられ、突き上げられ、 見知らぬ男の男根は、ファラの胎内を存分に貪っていく。 ドクンッ 意外に早く、たっぷりとした放出がされ、中にどろりと溜まる。 だが、男根は全く萎えず、そのままファラを犯し続けた。 「ひっ、ひいっ、あぐっ、あああっ!」 ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ、 「ひいっ、ひいっ、だめええっ!」 ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、 「お、おかしく、なるううっ!、ああっ!」 ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ、 まるで種馬のような精力で、 ファラを何度も何度も執拗に犯し、中にぶちまける。 子宮が精液であふれ、膨らんでいる。 胎内がドロドロになって、逆流してくる。 腿を伝い落ちる精液が、際限なく続き。 ファラが失神するまで、止まらなかった。 ルビアンヌスが、念のために避妊薬を毎週服用させていなかったら、 間違いなく孕んでいたことだろう。 オークの血を受けたとうわさされる醜い男は、 ファラの身体にようやく満足して、身体を離した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ひいっ、ひいっ、うあああっ、なっ、中でっ、なにっ、」 台に縛りつけられ、尻を高く掲げたファラに、巨大な犬がのしかかり、 興奮剤で勃起したペニスを、ファラのヴァギナに押し込めていた。 「お前の罪深さは、あらゆる生き物への情愛を示さねば許されることは無い。」 縛り付けられたファラは、美しい裸身を獣の餌食にされた。 犬のペニスが、胎内で膨張し、張り裂けんばかりに膣を広げ、 それでも腰を振り、興奮をさらにつき入れ、吼えた。 ドブドブドブドブドブドブッ、 「ひいいいいいいいいっ!!」 恐ろしい大量射精、それを膨張したペニスが一滴ももらすまいとふさぎ、 ファラの膣を、子宮をあふれさせた。 泣きながら、犬の精を受け入れるファラを、何人もの男たちが、 ニヤニヤ笑いながら見ていた。 「お腹がっ、お腹があっ!」 獣のザーメンでぼこりと膨らんだ腹部が、激しく揺れ動いていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  暗い部屋で、ご奉仕をするよう命ぜられ、 何人もの男がいる部屋に、裸同然で入った。  「ええっ?!」  「まっ、まさかっ」 聞き覚えのある声に、ファラは腰が抜けそうになる。 彼女の指揮下にいた、10人の兵士たちだった。 だが、逃げ出すことは絶対に許されない、何より自分が出来ない。 「まさか、隊長がこんな淫乱だったとは思いませんでしたよ。」 男くさいペニスを、丹念に咥えながら、それを聞き流す。 「くうっ、この尻、具合いいっすねえ。」 右足を上げさせられ、アナルを突き入れられていく。 「でもなんつっても、この穴最高っ」 ヴァギナに、バチバチに張ったペニスが、突入を繰り返す。 金髪にもペニスを絡め、形の良い胸を嬲るようにこすり、 放心したように、ただ奉仕を繰り返すファラに、獣以上の欲望が、 身体中を犯していた。 「んうっ、んっんっ、んううっ、んんーーっ!!」 足がびくびくと震え、アナルとヴァギナにほとばしる精液で、 身体がしびれた。 いつしか、自分が贖罪をしているのか、快感に溺れているのか、 分からなくなっていた。 あふれる精液を飲み、胎に受け入れて汚れ、 アナルが壊れんばかりに突きまくられる。 『アア・・・アア・・・キモチ・イイ・・ヨオ・・』 青い目が朦朧とし、10人のたくましい兵士に、 なすがままに輪姦され、ドロドロの精液が身体中を汚し、注ぎ、胎内にぶちまけた。 『カミヨ・・・ツミブカキ・・・ワタシヲ・・・モット・・・モット・・・バッシテ・・・・・クダ・・・サイ・・・・』 ドロドロの顔を挙げ、復活してきたペニスを、 狂ったように咥え、しゃぶり出した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「くふふふ、やった、やったぞ、今度の選挙で私が半数の支持を得たんだ!」 ルビアンヌスは、自室で狂喜していた。 大司教を選ぶ選挙で、大金や女(特にファラ)を使って、 半数の支持を確約させた。 これで、教皇を除けば、ほぼ教団のトップが確実だ。 それこそ、興奮しきった状態で、 何本ものワインをあけ、がぶがぶと飲み干していた司教が、 急にばたりと倒れた。 医者が駆けつけた時は、すでに手遅れだった。 知らせに呆然としたファラが、司教の部屋に入ると、側近として仕えていた4人が、 色々部屋をあさっていた。 「こいつも、行きがけの駄賃だな。」 「どうせ犬ともゲスとも平気で姦る女だし。」 「味見ぐらいしておかねえと損だな。」 その場で押し倒され、服を引き剥がされると、 容赦なくファラを犯した。 毎日何度も、贖罪に使われたこの部屋で、 3人の関係ない男たちが、ファラの熟れた肉体を、 広げ、犯し、突き上げる。 「んうっ、んっんっ、んんっ、んううっ!」 濡れて激しく動く膣が、 締めつけて離さないアナルが、 意思すら離れて、奉仕を植えつけられた口が、 男たちのペニスを受け入れて、勝手に動いているかのようだ。 下から突き上げ、膣を蠢き、 後ろからアナルをこねくり、胸をもてあそび、 口に押し込み、動かし、犯すように突き入れ、 ファラの肉体は、もはやSEXの道具として開発され切っていた。 「くううっ、さすがに大司教を引っ張った女だぜ。」 「こっちも、もういっちまうっ。」 のけぞるファラの胎内に、男たちの精子が襲い掛かった。 「ふぐうっ!、んううううっ!!」 どっと吹き上げる精液のなだれ、熱い強烈な射精が、 胎内を叩き、粘膜を蕩かす。 腰をわななかせ、精液の蹂躙に、身を任せ、 逃れようの無い快感に、しびれていた。 顔に、引き抜かれたペニスが、浴びせかけ、目も開けられない。 胸に挟ませ、アナルと膣に、また突きいれ、 ファラの身体を輪姦して貪る。 「くううっ、たまんねえなっ。」 「せっかくだから、孕むまで姦りまくっとこうぜ。」 抱え上げ、M字状に足を広げさせ、前と後ろを同時に犯され続ける。 何が、どうなっているのか、 もう、何も、分からない。 キモチイイ、キモチイイ、キモチイイ、 快感にしがみつき、我を忘れることで、現実から逃避する。 自ら腰を降って、男たちを締め付け、搾り取っていた。 しゃぶりとり、飲み込み、子宮に詰め込まれて、あえいでいく。 溜まりに溜まった精子が、粘膜と言う粘膜にもぐりこみ、 征服されていく。 白い尻が激しくわななく。 なめらかな下腹部が、脈打ち、あえぐ。 白い喉が、何度も、生臭い体液を飲み込み、蠢く。 「んうっううううっ!!」 ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、 「お尻がっ、お尻でいくううっ!」 ギュブッ、ギビュッ、ビュビュッ、ビュビュッ、 「ああっ、中がっ、でてるうっ、子宮がいっぱいいっ!!」 ドクウウッ、ドクウッドクウッ、ドクウッ、 痙攣する身体を折り曲げ、広げ、突き刺す。 あえぐ口をさらに犯し、喉へ押し込む。 跨らせ、突き上げ、押し込み、獣のように犯し、 嗚咽する身体を串刺しにするように突きまくる。 何人、何十人?。 もう、自分が誰に犯されているのか、分からなくなる。 人に、獣に、部下に、おびただしい見知らぬ男たちに。 贖罪でも何でも無い、『ただ、犯されていただけ』。 投げ出された身体が、壊れた人形のように転がっている。 美しい裸身は、無残に広がり、あふれ、吹き出している。 「ふう、ふう、こんだけ姦っときゃ、まんぞくだな。」 「ぐへへへ、最高記録だぜ、孕んでてもわかんねえしな。」 「惜しいなあ、かっさらって俺たちの奴隷にしねえか。何したって抵抗しねえだろうし。」 ただ、さすがに人をさらう度胸は無かったらしく、 惜しそうにしながらも立ち上がった。 「おい、肉奴隷。ここ片付けとけ。」 どれぐらい時間がたったのか、 のろのろと起き上がったファラは、ぼろきれのような服をまとって、 それでも、部屋の片づけを始めた。 いや、何をしていいか分からないから、それをしてみた。 ごっそりと抜かれたかくしの金庫に、数冊の本があった。 X月XX日 ファルシアは、実に具合がいい。 それは司教の日記だった。 事細かに、傲慢で、ずるがしこく、自己中心的な本心が、 ファルシアの無知に付け込んで狂喜している様子が、 肉欲に酔いしれ、教会の司教たちを引き込む道具に使う有様が、 残酷なまでに、克明に書き込まれていた。 ファラは、そのまま教会を逃げた。 ふと、気がつくと、 酒場の吟遊詩人の、長いサーガは終わりを迎えていた。 盲目の巫女を失い、自分の愚かさを嘆きながら、 闇の神と戦い、倒れていく。 悲劇的な結末だが、その勇壮な内容に、 多くの拍手が鳴り響いた。 ファラは、代金を払うと、そっと出口へ向かった。 吟遊詩人のミューは、その姿を見ると、 風に乗せて、一つのフレーズを送った。 『神が、あなたと共にありますように』 その優しい声に、ふと心が震えた。 忘れていた、祈りの心が、ふと空を仰いだ。 言葉ではなく、心の芯にある何かが、神への祈りをささげていた。 『我、汝とともにあり』 巨大な、とても荘厳な声が、ファラの胸に響いた。 青い大きな星が、激しく瞬き、消えた。 「夢・・・・?、いや、でも・・・」 ファラのひび割れた心に、何か小さな芽が芽吹き始めた。 FIN