『迷える女羊』その2 by MORIGUMA 17歳で、教団の神官戦士となり、19で指揮官にまで抜擢されたファルシア。 だが、天与の美貌への忌避に悩み、 肉欲についてまったくの無知に、司教ルビアンヌスにつけこまれ、 宗教上の秘儀と騙されて、処女を奪われてしまった。 そして、脂ぎったルビアンヌスには、 この美貌で若い神官戦士を手放す気は、カケラも無かった。 ニタリと笑いながら、次の『秘儀』へのアイディアを思いついた。 自分の身の回りの用事を、ファラに申しつけ、 良くしつけられた、司教の配下の連中に応対させた。 もちろん、彼女を忌避するような態度は一切見せない。 ファラが秘儀の効果に、本気で感謝したのは、言うまでも無かった。 その上で、次の『秘儀』へ呼び出した。 秘儀への苦痛と恥辱に、すでに顔を赤くしながらも、 今のファラに否定する心は浮かばなかった。 教会の修行には、裸になっての鞭打ちなどもあり、 似ていると言えなくもない。 ただ、心の抵抗をねじ伏せるには、大変な意志が必要だった。 この夜、2度目の秘儀で、服を脱ぐように言われた時、 むしろずっと身体が震え、抵抗を感じた。 分厚い目隠しをして、真っ暗闇と思い込んでいる明るい部屋の中で、 全裸で祈りを捧げるファラ。 その右手にロープがかけられ、グイと引かれた。 テーブルに身体がぶつかり、ヒザが痛んだ。 左手もロープで引かれ、テーブルのすみに結ばれ、 両手が広げるように固定される。 そして、もぞりと、何かが尻に当たった。 それも、排泄に使う方に。 「!!」 モゾッ、モゾッ、グニュリッ 「ひいいっ!」 元々潔癖症だったファラは、ついに声を上げてしまった。 ルビアンヌス分厚い唇がニヤリと歪んだ。 同時に、古い書棚を蹴倒し、その棚が次の棚を倒し、 いくつもの棚が、轟音と共に倒れた。 カチカチと、ろうそくをつける音がし、目隠しがむしりとるようにはずされた。 何かが荒れ狂ったかのような、すさまじい有様の暗い部屋の中で、 司教が恐ろしい顔で睨んでいた。 「この愚か者!、何という事をしでかしたのだ!。あれほど沈黙を守るように言いつけたではないか!。」 ファラは縮み上がり、泣いて許しを請うた。 「お前には罰を与えねばなりません、私が直々に与えるしかありません。」 どこからか取り出した、赤いムチが、ファラの白い尻に振るわれた。 ピシイッ 「ひいっ!」 ピシイッ、 赤いムチが、真っ白な尻に鮮やかに筋をつける。 「申し訳ございません、お許しください。」 それは、ムチの痛みではなく、神への慈悲を請う嘆き。 ムチうたれるたびに、尻を突き出すように、痛みを感じるように、 その苦痛を受けることを願い、神に慈悲を請う。 「お前の舌を切り取る事はたやすいが、そんなことをしても償いにはならぬ。」 ピシッ 血走った目で、尻肉に、背筋に、鮮やかなラインを描いた。 ルビアンヌスの陰茎は、最高潮に勃起していた。 次の日、ふらふらのファラは、司教の極秘の命令で徹底的な無視を受け、 誰も目をあわさぬ事に、絶望した。 泣き腫らした目をしたファラに、司教は厳かに告げる。 「よいですかシスターファルシア、あなたは誓いを立てたにもかかわらず、 教団の秘儀を破り、精霊の神聖を傷つけました。 その報いはあなただけではなく、私にも、教団の皆にも降りかかるでしょう。」 真っ青になったファラに、ルビアンヌスは威厳を込めた声で続ける。 「あなたがその報いを避けるためには、それなりの罰を受けねばなりません。 そうすれば、あなただけは救われるでしょう。」 これはむしろ、拷問である。 そんな救いなら、いっそ殺された方がマシだった。 「あなたは教会の家族であり、娘です。あなただけでも救われる事が、私たちの願いなのです。」 「司教様、司教様、お願いでございます。 そのような事になっては、私は生きてはおれません。 いかなる罰も受けます、どんなむごい地獄でも喜んで落ちます、 ですから、ですから、皆様をお救いください!。」 ファラは、泣きながら司祭のヒザにすがった。 そうして、自ら地獄へ落ちる以外、道は無くなった。 「分かりました、あなたの覚悟と私の祈りを、父なる精霊にお伝えできれば、 救済の御手を差し伸べていただけるかもしれません。」 二日後の深夜、ファラはあの部屋をふたたび訪れた。 青ざめ、決意に唇を引き絞っていた。 「もう、今宵は精霊はいらっしゃらない。目隠しも闇も必要ありません。」 震えながら、ファラは明かりの下に、見事な裸体を晒した。 「先日の夜を再現しなければなりません。どのように秘儀はなされようとしたのですか?。」 ファラが、手をテーブルに縛られた様子を告げ、同じようにテーブルに縛り付けられる。 「わ、私のおし・・・」 「シスターファルシア!」 声がかすれて切れたとたん、司教の叱責が飛ぶ。 「私の、お尻の穴に、何かがもぐりこもうといたしました。」 顔を赤らめ、目を閉じて、必死に様子を伝えさせられる。 「なるほど、不浄の穴ですね。そこも精霊が浄化なさろうとしたのです。」 先日、小指で探ったそこを、人差し指を当てた。 「・・・・!」 びくっと形の良い尻が震えた。 グリグリと、指先が薄茶のすぼまりを探り、そしてしだいにこね、広げようとする。 「だ、ダメです、司祭様、お指が、お指が穢れます。」 「精霊がなさろうとしたことを、私が嫌がる訳にはいかないのですよ。」 司教の口調を続けながら、ルビアンヌスはほくそ笑んだ。 恥じらい、わななき、震えるファラの初々しい反応に、興奮が高ぶっていく。 「精霊の御名において、あなたの浄化を私が代行します。」 『入れるところを見せ付けてやれないのが、残念だがな。』 もはやファラは、盲目的な服従状態だった。 テーブルに縛られたきれいな尻を、ぐいと押し広げる。 すぼまりに怒張した男根が、押し当てられた。 「・・・・・・!」 必死に歯を食いしばり、声を立てまいとするファラ。 ギリッ 音を立てて、それがめり込んだ。 「声は抑えなくてよろしい、精霊に贖罪の声をささげるのです。」 口が、進入してくるものに、押し広げられるように、開こうとする。 きしみ、広げられ、目の前に星が散る。 ガクガクと、伸びた足首が、わなないた。 息が、息が、出来ない。 「あ・・・く・・・ひいいいいっ!」 ギリギリギリッ。 「ああ〜〜っ!」 声が、止まらなくなる。 恐ろしく熱いものが、身体の中に進入し、ファラは手が白くなるほど握り締めた。 それが、動き、えぐり、突き上げる。 テーブルがきしみ、身体がわななき、のた打ち回る。 背筋が汗を発し、叩きつける音が、嗚咽と混ざり合い、 黒光りする男根は、ファラのアナルを存分に食い散らした。 『ぐふふふ、すごいぞ、よくしまる、よく蠢く、きもちいいぞ。』 「あひっ、ひっ、ひあっ、ああっ、おゆっ、お許しおっ、神よっ!」 泣きながら、精霊に許しを請う身体に、 思いっきり、溜まったものを突き入れた。 「あひいいいいいいいいっ!!」 ビュグウウッ、ビュグウッ、ビュグウッ、ビュグウッ、 反り返った美しいラインが、脈動の音に貫かれ、震えた。 「もうしわけ・・ございません・・・んっ、私のために・・・」 縄から解かれたファラは、 異臭のするペニスを、すがるようにして口で咥え、 己の舌で必死に尽くし、綺麗にしようとする。 司教から言われたわけではなく、 切羽詰った気持ちから、すがりついて奉仕をしているのだった。 司教は笑いたくなるのを必死にこらえ、 ファラの稚拙だが必死の奉仕を、存分に受け入れた。 だが、むくむくと立ち上がる男根の勃起に、困り果てた顔をするファラ。 「これは、あなたの穢れを受け入れたために、私の肉体が苦しんでいるのです。」 悲痛な面持ちで、聞くファラに、 「この中に溜まった膨大な穢れを、あなたが少しずつ出していくしかありません。」 もはやどんな無理難題でも、彼女にとっては救いだ。 テーブルに横たわった司教の上に跨り、 まだ処女を失ったばかりの秘所を広げ、自分の中に受け入れようと飲み込んだ。 「くっ、くうっ・・・んあっ、あっ!」 痛みをこらえながら、濡れていく膣でそれを必死に締め、こすり、腰をくねらせた。 自分の中に、穢れを吐き出して欲しいと、必死に願い、 のたうつように、身体を上下させた。 司教が、揺れ動く乳を掴み、 腰を突き上げ出すと、何がどうしていいのか、分からないような感覚が、 胎内を走り、突き上げる。 もう、何も考えることすら出来ない。 ただ、自分の罪の重さに、盲目的に尽くすことしか考えられなかった。 うめき声が、胎内を突き上げ、 何かが、激しくほとばしると、しなやかな身体を震わせ、 かすかな救いが、身体を走った。 「はあ・・・・・っ!!」 ドクッ、ドクッ、ドクッ、 美しい太腿が震え、注ぎ込まれたものが、伝い落ちていった。 司教はさらに、彼女に朝のお勤めを一つ増やす事にした。 「あなたの穢れを受け入れた私の肉体は、 毎朝激しく苦しむことになります。それをあなたは鎮めねばなりません。」 男性の生理に全く無知なファラに、早朝勃起のことなど分かるわけがない。 彼女に、毎朝の性欲処理をさせることにしたのだ。 毎朝、ベッドで、司教の上に跨るファラ。 その若い肉体を、朝から貪れる喜びで、ますます性欲は強くなる。 口で奉仕させ、騎乗位で跨らせ、好き放題毎朝犯し、嬲った。 こうなると、もはや奴隷であった。 「んっ、っ、く・・んっ、んっ!」 修道服のそでを噛み、 必死に声をこらえるファラ。 すそを背中まで捲り上げられ、 綺麗な下半身がむき出しにされて、 濡れた陰唇がまくりあがり、また巻き込まれる。 ゴツゴツしたペニスの感触が、胎内を深く掻き分け、 カリ首が引きずり出さんばかりに、激しくこすれ、引っ張られる。 粘膜のぬめりが、血管の脈動する感覚が、反り返った亀頭のめり込みが、 意識を朦朧とさせ、乳房が指に食い込み、はみ出した乳首がつままれ、転がされ、 意識が、明滅し、足が突っ張る、痙攣する。 「ふう・・・・・・・・・っ!!」 うめき、痙攣する下腹に、めり込んだそれが咆哮する。 ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、 濃厚な白い濁液が、若い膣を存分に穢し、ヌルヌルと動き、あふれさせ、 念入りになすりつけていく。 あえぎ、くずおれるファラに、司教は何ごとも無かったかのように、 「シスターファルシア、己の務めを忘れてはなりませんよ。」 「は・・い・・・、心から・・・感謝・・・しております・・・」 あえぎながら、慈悲を請うように、深々と頭を下げる。 隣の大聖堂で、司教の礼拝の声が聞こえ始めた。 続く。