やがて、一行の眼前の空間が急に開けたと思うと、

巨大な地底湖が目前に広がっていた

これが噂に聞いていた地下5階の巨大地底湖だろう

とても泳いで渡れそうには無いが、"水脈の門番"と言うのは一体・・・?

一行が思案していると、湖の向こうから一隻の小さな小舟がこちらに向かってくるのが判った

小舟にはボロボロのローブを纏った、ガイコツのような姿の者が1人で乗っている・・・

小舟は岸に着くと、ガイコツは話し掛けてきた



「久々のお客さんだな。

どれ、向こうに連れてってやる。宝剣を渡しな」



露山がそんな物を持っていない、と言うと、ガイコツはカラカラと笑った



「カカカ、冗談だ冗談。あんたらが国主継承儀式の参加者じゃ無い事は判ってるよ。



しかし俺もこれが仕事でね、タダで通すわけにはいかないんだ。

ふむ、そうだな・・・」



ガイコツは値踏みするように一行の姿を見回し、

カオス傭兵と露山とリコを指差すと



「あんたら 3人、いい装備してるじゃないか。

それなら王家の宝剣と同等の価値があるぜ。

誰か一人、"一揃い"で俺に譲ってくれたら、通してやるよ」



と言った。

誰か一人、この場で裸となり、その装備をそっくりよこせと要求しているのだ

なんと言う助平なガイコツか!

しかし叩き割ってやったところでこの湖を越える術が無くなるだけだ



一行は話し合い・・・

カオス傭兵の装備を譲ることを結論した

「ちょ…ええええええええええええ!?」



カオス傭兵は一同に身包み剥がされると、脱いだ物を全てガイコツに手渡された

カオス傭兵の装備レベルが 0になった



「カカカ、毎度あり!ほらよ」



ガイコツは装備と引き換えに、何かを投げて寄越した

*「?不思議な物体」を手に入れた*

全員の名声レベルが 1上昇した

(「鑑定」発動)

イリシスは「?不思議な物体」を手にとって見定めた

アイテム名が判明した

ぼったくり渡航券 4Fの条件障害を通過できるようになる。



「そいつを湖に浸せば、33分間だけ湖の水は割れる。

その間に渡っちまいな。

何度でも使えるんだ、支払った分だけの価値はあるだろ?

・・・ああ、たまに俺に代価を支払ってない奴がどさくさに紛れて

割れてる湖を無断で通っちまう事があるんだ。

とっちめてやりたいから、見つけたら教えてくれよ」



ガイコツはそう言って、再び湖の向こうに消えていった・・・







其れから暫くして







*ならず者達が襲い掛かってきた*

36人のならず者がカオス傭兵に飛び掛った
カオス傭兵は8人を屠りさった
残った28人にカオス傭兵は捕らえられた!

「いや待て!ちょっと待て!
こんな千載一遇のチャンスを明日に控えて…
……うおおおお俺が一体何をしたああああ!!?(血涙)」

監禁玄室が遠かったので、ならず者はその場で陵辱を決行しようとした。







カオス傭兵は脱出の機会を窺った・・・

しかしチャンスは巡って来なかった







「へっへっへ、探ってたらこんなモノを見つけましたぜ」

「おう、良く気付いたな兄弟
いけねえな、お嬢ちゃんよ…こんな凶悪なものを持ち込むなんてな」」

「あっ…それは俺の荷物入れの中に入れておいた…
ちょっ、止めろ?!…それは…明日、俺がそこの女に遣おうと…」

「成る程ね、これは確かに女共をヒィヒィ言わせそうだ
折角だし、まずは自分でこれの凶悪さを体験してみたらどうだい?」

「そんな…待て、待ってくれって…っ!?」

「遠慮するなよ、俺達は善意で言ってるんだぜ?
其れにな、女だてらに変装して俺達を騙してたお仕置きもしなきゃなんねえ」

「まあぶっちゃけ、どっちみち入れるけどね」

「まあな、お前さんも此処をこんなに濡らしやがって期待してるんだろ?
ほら、思いっきり奥まで突っ込んでやるよ」

「やっ、あく…っ、ひあぁ…っ?!」

カオス傭兵はならず者達にじっくりと凌辱された・・・

「止め、あぁ…奥まで入って、動いて…こん、なぁ…っ
なんで…俺が、こんな…目に…っ、うあぁ、ひっ…駄目、抜いて…抜いてぇぇ…!?」



カオス傭兵は嬲られながら、己の陵辱者としての自負が徐々に削り取られてゆくのを感じた・・・

(実力レベル1→
0)







「あ、ふぁ……っ、あ、あぁ……ひぁ、あん……ふあぁ……っ」

「良い声で鳴くようになったじゃねえか、
こりゃ、昨日わざと解放したのは正解だったみてぇだな?」

「固定して鍵掛けておいたからな、丸1日入れっぱなしだった訳だ…けけ」

「ひぐ、ぅ……あぁ、お前等、覚えてろ……」

「まだ反抗的な目が出来るじゃねえか、こりゃ楽しみだ」

「此処からが、本番だしねぇ…
お嬢ちゃんが素直になるまで、俺達の味を馴染ませてやんよ」

「やぁ、そんな…うぁ、男なんかに…嫌、やぁ…っ!?
止め、汚らわしいモノ…其処、入れるの…あ、あぁ…っ、ひぃ、ああぁ…っ!?」







「いい腰使いになってきたじゃねえか
俺達の教育がどれだけ素晴らしいか、分かってきたか?」

「はあ、んっ…んぁ、はい…知らなかった、んです…
こんなに、これが…気持ちよく、てぇ…愛しい、なんて…あぁ、ひぁ…っ」

「んじゃ、さっきの提案…考え直して貰えるかな?」

「俺達に飼われる、って事な。
みんなお前を歓迎してくれると思うぜ、ここ最近は日照り続きだったしな。」

「あひ、ぁ…っ、んぁ…それは、あぁ…っ」

「何だぁ、まだ反抗する気か?
おらおらっ、これが欲しいんだろ…そんなアヘ顔晒してるくせに、お前に選択権なんざ、無ぇんだよ!!」

「ひぎ、ぁああぁぁ…っ、はい、ご免なさい、ご主人様ぁ…っ
飼われます…ひぐっ、あぁ…いえ、飼ってください…お願いします、ひぁ、あぁぁ…っ!?」

カオス傭兵は激しい凌辱に耐え切れず、ついに傭兵としての全ての気概を失った

そして女である己はしょせん男達の性奴隷に過ぎないことを悟ると、虚ろな目で男達にそう宣言した

男達はそれを聞いて満足げに頷くと、カオス傭兵を連れて玄室を後にした・・・

「元傭兵のセラと言います、此からは皆様の性欲処理の性奴隷として…皆様に仕えさせて、頂きます。
どうか、皆様…存分に、可愛がってください…ね…?」



* セ ラ は ギ ル ド の 備 品 リ ス ト に 記 載 さ れ ま し た *













後書きとかなんとか。
此所まで行くともう後は引けないのだと悟りました。
足を止めたら負けだと言いつつ、勢いに任せてENDまで打ち込んでみました。
名前が浮かばなかったのでマビノギの愛娘の名前を放り込みつつ。

読んでくださった方ありがとう。
これに懲り…ずにまた何かするかも