登場人物

フリーデリケ： 貧乳なので巨乳を見るとオヨヨィとなる。 なのでパイオツカイデーのミラルドさんとか見ると モーミーしたくなることは不可抗力としか言いようがなく 「あらあら、いいですね。」の波を止められなかったのも事実であります。

メラノーマ： とある小国のシスター。20歳。良家に生まれ、修道院の中で育った箱入り娘だったが あらぬ疑いをかけられ、邪教徒として国を追われた。 もちろんサル人形が本体――――――ではない。

・ペペ（以下略）：『ドワーフの酒蔵亭』店主
　　　　　　　　　　　胃薬の量が増えてきてることで有名。

酒場『ドワーフの酒蔵亭』

フリーデリケ：―――――メ（人差し指を1本立てながら）

メラノーマ：？？

フリーデリケ：――――――ラ・ノ・−・マ（中指、薬指、小指、親指とひらいていく）

メラノーマ：？？？？？？？？

フリーデリケ： 五指爆炎弾（フィンガーフレイムイレイザー）！！ （叫びながら、メラノーマにルパンダイブ！）

メラノーマ：！？　キャーーーー！？　 （メラノーマに迫るもの。 　それは高位エルフというにはあまりにも大きすぎた。 　大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった）

どんがらがっしゃーん！！
そんな効果音とともに、メラノーマが座っていた椅子ごとフリーデリケに押しつぶされる。

フリーデリケ：アッーーーーー！？　メラノーマちゃん可愛い、可愛いよぉ！！（抱きっ!　すりすりすり。。。。。。。）」

　店の椅子を壊されたものの、近づくと危ないしな〜みたいな感じで見ている店主のペペ（以下略）。

ペペ（以下略）：……どーでもいいけど婆さん。
フリーデリケ：これは私のもんですよ！？　分けたりなんかできないんだから、ペは家にカエレ！！
ペペ（以下略）：（俺の店なんだが）……今のはメラノーマではない・・・サルだ・・・
フリーデリケ：なっ！？

　ペペ（以下略）の言う通り、フリーデリケがメラノーマだと思って抱きついていたものは、
　メラノーマがいつも持ち歩いてるサル人形ことダカルバジンだった。

フリーデリケ：くっ！？　本物のメラノーマちゃんはどこに！！
メラノーマ：……あっ、あのここに（もそもそとテーブルの下から出てくる。）
フリーデリケ：むっ、ナズェヨケルンディス！！
メラノーマ：いや、命がピンチだったので………　といいますか、何か御用ですか？
フリーデリケ：可愛いさ余って、飛びついただけデス！
メラノーマ：帰れデカブツ（ニッコリ）
フリーデリケ：嘘ディス！？　ってかニッコリ笑いながら酷いこと言うとか無しですヨ！？
　　　　　　　　実はこの前見たいって言ってた、戦闘能力表持ってきたから一緒に見ようかなぁ、って。
メラノーマ：わーい☆　ありがとうお婆ちゃん♪（にっこり、抱きっ！）
フリーデリケ：うふふ〜　可愛いメラノーマちゃんになら、
　　　　　　　　色々な表以外にもクルルミクグルメマップから、王城の秘密の地下通路の地図だってあげちゃいますよ〜♪
ペペ（以下略）：……勘弁してくれ。つーかメラノーマちゃんはその表もらってないのかい？

　確かその表は、迷宮に挑む信用おける冒険者や騎士に国が内密に渡してる物だったはずだ。

フリーデリケ：メラノーマちゃんは腹黒い（カオス）から渡されないのデスヨ〜
メラノーマ：ヒッド〜イ！　お婆ちゃん私腹黒くなんかないよ（欺瞞）！！

　………………………………………………………………………………………

フリーデリケ：あ〜　そうだね、メラノーマちゃん可愛いから腹黒くても全然平気だよ！　うふふふふふふふふふ！！
メラノーマ：そうです、そうです。気にしなけらば何にも問題ないですよ。　うふふふふふふふふ！！
フリーデリケ：うふふふふふふふふふふ！！
メラノーマ：うふふふふふふふふふふふ！！

　作り笑顔というか、お互い大嘘つきの顔して笑って腹の探り合い。

フリーデリケ：じゃあ、メラノーマちゃん〜　私の部屋に行って一緒に表見ましょうか？
メラノーマ：はい！　………でも、こないだ言ったこと本当にするのですか？
フリーデリケ：うん〜　蜂蜜たくさん用意したアルヨ！！　……いや、まぁ嫌なら無理やりはアレですしヤメルヨ？
メラノーマ：いえ、そうじゃないんですが………　その……　こーいうこと初めてなんでドキドキしちゃって。。。
フリーデリケ：………初めて？
メラノーマ：初めてですよ（にっこり）

　………………………………………………………………………………………

フリーデリケ：………じゃあ、そういうことにシマショウカ☆（にっこり）
メラノーマ：そういう事にしちゃいましょう♪（にっこり））

　二人して「うふふふふふ」と腹探りあい笑いしながら、酒場から出て行った。

ペペ（以下略）：………正直者の国に行きたいなぁ。

　二人の背中を見送りボソッと店主は言ったとさ。

戦闘能力表

＜＜ロウ＞＞69人

＜ＨＰ順＞
１位：フリーデリケ、リラ（40）
3位：クロジンデ、サイクロプス（36）

＜攻撃力順＞
1位：ウィルカ、クラウ、クレール、ディアーナ、ハルヒ、メリッサ、リラ（20）

＜防御力順＞
1位：クラウ、クレール、ディアーナ、メリッサ、リラ（20）

＜回復力順＞
1位：ウィルカ、フリーデリケ（20）
3位：クロジンデ（18）

＜探索力順＞
1位：ミュー（38）
2位：レン（26）
3位：スー（20）

＜運勢順＞
1位：アカメ、フォルテ、フリーデリケ、フローラ、ミュー、リラ（18）

＜総合（1位：3ポイント、2位：2ポイント、3位：１ポイントで計算）＞
1位：リラ（12）
2位：フリーデリケ（9）
3位：ウィルカ、クラウ、クレール、ディアーナ、メリッサ、ミュー（6）

＜＜ニュートラル＞＞30人

＜ＨＰ順＞
1位：ファラ（34）
2位：チャイカ（32）
3位：グレイス（26）

＜攻撃力順＞
1位：エルゼ（36）
2位：スピリア（28）
3位：いさな、オルエン、カテリーナ、タン、フランム、ミラルド（20）

＜防御力順＞
1位：ミラルド（20）
2位：チャイカ（15）
3位：ファラ（13）

＜回復力順＞
1位：オルエン、カテリーナ、タン（20）

＜探索力順＞
1位：シャーロウ（36）
2位：マリル、ミラルド（20）

＜運勢順＞
1位：アチャチャ（20）
2位：フィル、マウリー（18）

＜総合（1位：3ポイント、2位：2ポイント、3位：１ポイントで計算）＞
1位：ミラルド（6）
2位：ファラ、チャイカ、オルエン、カテリーナ、タン（4）

＜＜カオス＞＞24人

＜ＨＰ順＞
1位：エレシュ、ナガレ（38）
3位：アルム、ナジャ（30）

＜攻撃力順＞
1位：エレシュ（34）
2位：カルラ、ナジャ、フウマ（30）

＜防御力順＞
1位：ディンブラ、ナガレ（20）
3位：エレシュ（17）

＜回復力順＞
1位：シャル、ナガレ（20）
3位：エレシュ（19）

＜探索力順＞
1位：オナー（24）
2位：１５、シャル、ディンブラ（20）

＜運勢順＞
1位：ディンブラ（18）
2位：１５、オナー、クリオ、ハデス、メラノーマ、リコ（16）

＜総合（1位：3ポイント、2位：2ポイント、3位：１ポイントで計算）＞
1位：ナガレ（9）
2位：エレシュ、ディンブラ（8）



＜＜ロウ、ニュートラル、カオス総合＞＞

＜ＨＰ部門＞
フリーデリケ、リラ（40）

＜攻撃力部門＞
エルゼ（36）

＜防御力部門＞
クラウ、クレール、ディアーナ、メリッサ、リラ、ミラルド、ディンブラ、ナガレ

＜回復力部門＞
ウィルカ、フリーデリケ、オルエン、カテリーナ、タン、シャル、ナガレ

＜探索力部門＞
ミュー（38）

＜運勢部門＞
アチャチャ（20）

フリーデリケの部屋にて



※使用した蜂蜜はあとで番組スタッフが美味しくいただきました。

フリーデリケ達冒険者が

泊まってる宿

の

廊下。

フェリル：タンちゃん、タンちゃん！　今日も良いお天気で気持ちいいね〜

タン：うん。暖かくて、ポカポカで気持ちいい。

　バタン！！
　二人の前にある部屋の扉が突然開いた。

フェリル：！？

タン：……ここ、たしか、お婆ちゃんの部屋

メラノーマ：ううう。。。　た、たす―――

　フリーデリケの部屋から、やたら甘ったるい匂いで蜂蜜やらクリームやらフルーツまみれの半裸の女性が
　這うようにして出てきた。

フェリル：えっ。。。　あ…だ、大丈夫で―――

ぐわしっ！！！！
ばたんっ！！


　フェリルが助けようと手を伸ばした瞬間、蜂蜜まみれの女性は扉の隙間から出てきた長い腕に掴まれ、
　一瞬で中に引きずり込まれ、扉は閉じられた。

フェリル：………

タン：…………

フェリル：た………助けないと―――

タン：止めた方がいい、フェリル。 　　　きっとミイラ取りがミイラ、なってしまう。

フェリル：で、でも

お願い一つ叶えてあげたでしょ
だからダメ―――――――――――――
あははははははははははははははははははははははははははははははははは！！！！！

………中からそんな声が聞こえた。
あと、ついでに脳ミソチョウダイ！　脳ミソチョウダイ！　とかも聞こえた気がする。

フェリル：…………お願い叶えてもらえちゃったなら仕方ないか。

タン：うん。タンとフェリルはここで何も見なかったし、聞かなかった。

　二人は己の無力さを悔やみ――――





　とりあえず朝ごはんを食べに食堂に向かった。