(欄外) <午前…、「宿屋」…、「広間」…> 狼少王:今朝、みんなに集まって貰ったのは他でもない…、我々は今日、午後を持ち、この「澱み の街」を発つ 一 同:ええっ?!!(ざわざわざわざわ…) B F:え…?ど、どーいうことなんですか?明日からはお祭りもあると… ディン:世界でも屈指の火薬師が来ると言う噂があるのにぃ?(いやそう) 和 也:確かに有名な「花火師」や「サーカス」があつまってきてるようだね(腕組み) アウル:できればみにいきたいな… 孔・濡:(こほんっ)しかし、これは警備上の問題です…。 ガボス:んが…(頷く) クラムハップ:諸侯・観光客の帰省(きせ)と鉢合うと警備(けび)、困難ね 狼少王:それにゲルマからの帰還の催促も盛んでな…(頭を掻く)いきなりのことで申し訳ないが、 昼頃までに自室の簡単な片づけを行ってくれ シーナ:私はここに良い思い出があるわけじゃないし…、異存はないよ 一 同:(ざわざわしながらも頷く) クラムハップ:私やガボス、影衆も手伝うから、どんどん言てね 伊 空:(割烹着姿)うちも手伝いますからっ 一 同:(ばたばたと動き出す) 太・北:(小荷物を竹の小箱にまとめている) 瑞 樹:(ぱたぱた)あれ?ター・チェ、もう、片付け終わったの? 白・湯:(ぱたぱたと瑞樹について走ってくる) 太・北:うん…、元々、荷物は多い方じゃないし…、それに前もって片付けて貰っておいたから… 瑞 樹:へえ… 太・北:…瑞樹、白・湯…、二人の分、てつだおっか?(にこっ)今日、体調良いんだ☆ 瑞 樹:え?…あ、ううんっ、やっぱり、身体を大事にしてないと…(汗) 白・湯:そうですよおっ(汗)お腹に3人もいるんだし…(心配げに) 太・北:あ…、うん…、そう…だよね、ごめん…(頭を掻く) シーナ:(刀剣を一本一本丁寧に磨いて、ケースに収めている) リリア:(手ぬぐいを頭に撒いた状態でばたばたと走ってる)…あれ? シーナ:なに? リリア:え…、えと(嬉しそうに微笑んで)シーナお姉ちゃんも来るんだ…、って思って… シーナ:とりあえずは、ね…(苦笑)先のことは分からないけど…うん(自分を納得させるように 頷くと、刀剣に映る自分を静かに見る) 伊 空:(緩衝剤の敷き詰められた箱を抱えながら)あの…、この液体の入った試験管は…、下で 良いんおすか?(少し重たげに持ち) ディン:ええ、そぉよぉ(書物をくくりながら) アウル:(ディンの隣で黙々と未梱包の書物を読んでいる) 伊 空:わかりましたえっ(階段を下りようとする) ディン:ただねぇ…、間違えてでも落としたら… 伊 空:え? ディン:四方100mは吹き飛ぶから、気を付けてねえ(フラスコをふきふき) 伊 空:ひえっ?(ぴきっ:固まる) アウル:(本を閉じ)…わたしがてつだおうか?(固まってる伊空の側に) 伊 空:は…、あ…、おねがい…しますえ(汗) 狼少王:シャミィはどうするんだ?(腕まくりし、埃まみれになって作業しながら) マルドゥーク(シャミィ):(腕組み、ぼ〜、と作業を見ていた)私か?  阿 :そんなものは当然っ……………………………(どんっ)  吽 :我らの愛しき肉便器にっ………………………(どどんっ) マルドゥーク(シャミィ):なるかっ!(手をかざす) 阿・吽:あばーーーーーーーーーーーーーーーーーっ(どがーーーーーーーーーん) マルドゥーク(シャミィ):…とりあえず一緒に行こう 狼少王:…そうか(嬉しそうに微笑む) マルドゥーク(シャミィ):但し、次の大会まで…、だ(少し赤くなりながら、そっぽを向く) 孔・濡:…大丈夫ですの?(お茶を出しながら) フィレア:(額の汗を拭って)はい、こうして…、少しでも動いていた方が気が晴れますから… 和 也:さて…、じゃあ、俺は他の所を手伝ってくるよ… フィレア:はい… (解説者紹介) カノープス:反り返ったヒゲと厚い唇が特徴的な「澱みの街」の有力マフィアのボスが一人。 ドルトン:小柄な樽型男。「澱みの街」の有力マフィアが一人。 ジャニス:ホモ臭い外見の初老の男。「澱みの街」の有力マフィアが一人。 〜55日目〜 (以下、実戦生中継) 観 衆:(ざわざわざわざわざわざわざわ…) カノープス:いよいよ、最終戦ですな…(杖に両手を重ねふんぞり座る) ジャニス:ええ、そうねえ…(くっく) ドルトン:色々あったな(むしゃむしゃ:ジャンクフードを食い散らかしている) カノープス:しかし…、一時騒がせた「人形屋」も、また、抜け駆けの多かったガドビックも既に いない…、これからは我々の天下ですよ… リィ・ラ・ルゥ:…(戸惑ったような表情で闘技場へ入ってくる) カノープス:ほほぅ…(値踏みするような目) うぐ嬢:それでは…、55日目…、リィ・ラ・ルゥ嬢VSレティシア嬢の試合を開始します!! 観 客:(おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!) レティシア:…棄権しなかった勇気は誉めさせていただきますわ(槍をすちゃっ) リィ・ラ・ルゥ:(息をゆっくり吸い込んでレティシアを見据える) ジャニス:商品としては、悪くないわねえ…(ほほほほ…) 〜55日目「憑かれし者リィ・ラ・ルゥ嬢VSハーツ家のレティシア嬢」〜 レティシア:では… リィ・ラ・ルゥ:私を…、殺して…、ください…(苦しそうに震える) レティシア:ええ、殺し…、…???(眉を潜める) リィ・ラ・ルゥ:それだけが…、唯一の…(身体を抱きしめて震え出す) レティシア:…貴女? リィ・ラ・ルゥ:ぁ…、ぁあああああああああああああああっ!!(姿が消える) レティシア:(ぞくっ)…くっ!!(身体を落とす) リィ・ラ・ルゥ:(ぶうんっ!!:鋭い爪が今までレティシアの頭のあった場所を切り裂く) レティシア:この私を謀るとは…、やり…(素早く振り向く) リィ・ラ・ルゥ:…ごめんなさい…(俯き、哀しみを湛えた表情…) レティシア:え…?(しゅっ!:とっさに避けるが、頬を何かが切り裂く) リィ・ラ・ルゥ:(いつの間にか背後に回り、爪を繰り出している)ごめん…、なさいっ、ごめん なさいごめんなさいっ!!(次々と斬撃を撃ち込む) レティシア:っ!!!!!!!(槍を立て続けに繰り出し、爪を防いでいく) ドルトン:どうやら、魔性に取りつかれているようだな、あの挑戦者の娘… カノープス:なかなかにそそる風景ですな… レティシア:(ぶうんっ!!!ざんっ!!!!!!:槍がルゥの脇を切り裂く) リィ・ラ・ルゥ:くうっ!! ジャニス:さすがはハーツ家のご令嬢…、同情で刃は鈍らないようだけど… リィ・ラ・ルゥ:(ひゅう…:傷口も服も自然に回復していく)…ぁっ!(ザザッ:爪を突き出す) レティシア:くっ…(がきいっ!!!:槍で爪を受け止める) ジャニス:このままだと…、「引き分け(大番狂わせ)」かもねぇ…(舌なめずり) リィ・ラ・ルゥ:(ザンッ、ザザンッ、ザンッ!!:絶え間ない攻撃) レティシア:…この!!(防戦一方で押されていく…) カノープス:ハーツ嬢の回収役を決めますかな? ジャニス:そうねえ… ドルトン:いや、…いや、見ろ…(むしゃむしゃ) カノープス・ジャニス:?? 爪が壁に突き刺さる音:ぎぃいいいいんっ!!!!!!!!!!!! リィ・ラ・ルゥ:っ!! レティシア:(ルゥの下で素早く槍を構え直す)ハゥルグランドッ…改!! 槍の腹:ヴゥッ!!!!!!!!(ルゥの身体に直撃するとそのまま吹き飛ばす) リィ・ラ・ルゥ:ぁ…(衝撃が全身を突き抜け、服が裂ける)…(どさぁっ…) レティシア:…(無言で立ち上がると汗と髪を掻き上げる) リィ・ラ・ルゥ:(服も回復せず、倒れ込んだままぴくりとも動かない) うぐ嬢:………………………………(息を吸い込む) 観 衆:………………………………(しぃぃぃぃん) うぐ嬢:最終チャンピオンッ!!!レティシア・ハーーーーーーーーーーーーーーツ!!! 観 衆:(ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!) スポットライト:(レティシアを照らし出す) アッシュ卿(マイク音声):おめでとう。新たなる挑戦者が現れるまでは、王者の座は君のものだ よ… 観 衆:(ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!) レティシア:私の負けは、初めよりあり得ないことですわ(冷静に微笑むと、視線を敗者…、ルゥ の方に向ける) リィ・ラ・ルゥ:(服がぼろぼろのまま、やっと起きあがったが、未だ、俯いて咳き込んでいる) レティシア:… リィ・ラ・ルゥ:やっと…、これで…、終わ…(俯いたまま、何かを呟いている…) 観衆A:おいっ、陵辱は未だかあっ?! 観 衆:(どっ:沸き上がる笑い) リィ・ラ・ルゥ:え…? うぐ嬢:ええ…、忘れるところでした(笑)それではっ、今大会最後の陵辱った〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いむっ! 男たち:(地面から沸き上がるとルゥを押さえ込んでいく) リィ・ラ・ルゥ:終われ…、ない…、違う…、の?ちが…、あがッ…(ずんっ:処女穴にいきなり ペニスを押し込まれる…)ひぎ…、ぅああ…(体中を汚され始める) 観 衆:(沸き上がる歓声と嬌声) レティシア:(改めて冷静に見る光景がいたたまれず視線を逸らす) アッシュ卿(マイク音声):それではっ式典など追って連絡しよう…、次回大会も是非、楽しみに しておいていただきたい。はっはっはっは(何だか妙に悪者っぽい声) リィ・ラ・ルゥ:ぁ…、あ…(散々に犯し抜かれ、呆然と揺らされている) カノープス:次回大会か…、改めてのお言葉とは言え、我らにはありがたい話ですな… ドルトン:うむ、16年もの中断期の経営は難しいものがあったが…、これで、「澱みの街」も暗 黒街として、確固たる地位を世界にも示せるな… ジャニス:設備投資に賭けるお金を集めるのに苦労したわ…、娼館の増設に美少年購入ルートの新 規開発…、構成員の確保…、どれも、早めに備えないといけないものね… カノープス:他の都市の商人や大陸の奴らに頭を下げて資金を集めるのは骨でしたが… ドルトン:なあに、次やその次の大会が始まれば、すぐに採算が取れる… ジャニス:そうそう…、うふふふふふ… 男 Y:(犯すのも飽きたのか、遊び半分にルゥの膣に手を押し込む) リィ・ラ・ルゥ:ひぎいいいいっ?!あがっ…、あ…、ひゃ…、死んじゃ…、う…、壊れ…、あが ががあがががががが…(びくっ…びくんっ) (参考)憑かれし者リィ・ラ・ルゥ嬢VSハーツ家のレティシア嬢=最上階−16 (欄外) <夕刻…、「澱みの街」から離れた山道…> 兵士達:(野営の陣地を作っている) 狼少王:(腕組み、遠くに見える「澱みの塔と街」を見下ろす) クラムハップ:(狼少王の後ろに立ち)例(れ)の動きにつてだが、やはり… 狼少王:…そうか(頷く)予想通り、だな(「澱みの塔」を見る目が鋭くなる) 太・北:何が予想通りなんですか?(二人の間に、顔を覗かせる) 狼少王・クラムハップ:(びくうっ)?!! 狼少王:い…、いや、何でもないっ(汗) クラムハップ:そ、そ、何でもないね!(わたわた) 太・北:?(きょとん) 狼少王:(こほん、と咳き込み)…それより、用事でもあるんじゃないのか? 太・北:(口元に手を当てて、しまったという顔)あ…、はい。ご飯が出来たので…(照れを隠す ようににこっ、と微笑む) 狼少王:…そうか、…はははは、兵士に呼びに来させればいいものを…(苦笑いすると陣地の方に 歩き出す) 太・北:ま…、待ってくださいよおっ、父さ…(夕焼けに映える「澱みの塔」が目に入り、一瞬、 それに目線を奪われる)(そう言えば…、色々…、あった…な)(ぼ〜…) クラムハップ:次期王?どかしたか?(心配そうに見上げる) 狼少王:…ター・チェ? 太・北:あ…、ううんっ(首を振ると、父の後に付き、歩き出す) <夜…、澱みの塔…、薄暗がりの部屋…> アッシュ卿:… アッシュ卿の影にいる少女:さぁ〜て、いよいよ、明日だナ♪ レ ス:…(壁にもたれ、目線もあわせず、ただ、聞いている) アッシュ卿の影にいる少女:ま〜、明日は、…頑張って「正義の鉄槌」を落としてくれナ♪ レ ス:これきりだ。二度と余興には付き合わんぞ。(首を振るとソファから立ち上がる) アッシュ卿の影にいる少女:いや〜ん、レス様、期待してるわ・よ〜ん♪ アッシュ卿:…(やはり目線をあわせず、しかし、一瞥のみすると部屋を出ていく) アッシュ卿の影にいる少女:…お前もつっこめっつの(ぱこんっ:アッシュ卿の頭を叩く) アッシュ卿:(きこきこきこきこきこ…:変な音を立て、首が揺れる)