(欄外) <朝…、「宿屋」…、食堂…> 狼少王:…と言うわけでだっ!今日から新しく…、一緒に暮らすことになった伊空だっ!(ザッと 大仰に伊空をみなに紹介する) 和服にエプロンを付けた少女:(緊張した面持ち)うち、伊空申します…、宜しゅうお願い申し上げ ます(ぺこりっ) 一 同:(ざわざわざわざわ…) アウル:(首を傾げる)…なぜイソラはそんなかっこう(わふくにえぷろん)なのだ? 和服にエプロンを付けた少女(伊空):そ…、それは、その… 狼少王:俺の「趣味」だっ!(胸を張って誇らしげに) B F・孔・濡:威張って言うことですかっ!(二人して狼少王の後頭部につっこむ) 狼少王:ぐはっ!!?? 和服にエプロンを付けた少女(伊空):(狼少王のやられる姿を見て、わたわた)ち、違うんえ…、 その…、う、うちが、后なんて恐れ多いって、そやから…(真っ赤になって指をもじもじ) シーナ:ま、あれの后は確かにやめておいて正解かもしれないけど…(ぼそっ) リリア:シーナお姉ちゃん…、そ、そこまで言わなくても…(汗) 和服にエプロンを付けた少女(伊空):は…、はあ…(汗)  阿 :情けなきなり狼少王……………………………(ずんっ)  吽 :マル様…、貴女様のみに忠実な我々にこそ…(ずんっ) 阿・吽:是非、その二つ穴を独占させて下さいぃッ…、っぽーーーーーーーー(がばあ) マルドゥーク(シャミィ):(阿・吽に手をかざす) 阿・吽:ぁぱ? 閃 光:(かっ:魔道弾が至近距離で炸裂) 阿・吽:(どぉおおおんっ)…ぱっ…ぱかかっ…、…ごふほっ(白煙を上げて倒れる) マルドゥーク(シャミィ):…学習能力…ないのか?(深々と溜息) ディン:う〜ん…、刺激的ねぇ…(阿・吽が吹き飛ばされるのを見てぞくぞくっ+にじりっ…) マルドゥーク(シャミィ):ぁ…、いや…(汗) フィレア:何だか…、いつもながら、楽しい…ですね(少し熱っぽい表情ながら苦笑) 瑞 樹:ええ…(苦笑) 和服にエプロンを付けた少女(伊空):と…、とにかくっ!!あのっ…、これから、うち、皆様の お世話とか頑張ってさせて貰いますからっ…、よろしゅう、お願いしますえっ(ぺこり) 和 也:ああ…、色々と騒がしいところだけど…、頑張って(にこっと微笑む) 太・北:判らないこととかあったら、どんどん訊いて下さいねっ☆ 和服にエプロンを付けた少女(伊空):は…、はいっ☆ (解説者紹介) 解説者…??? 〜52日目〜 (以下、実戦生中継) 観 衆:(ざわざわざわざわざわざわざわ…) アッシュ卿:…(いつものごとく、闘技場を見下ろしている) アッシュ卿の影にいる少女:一昨日は虫取り作業ゴクローサン。刺されんかった?(笑) レ ス:(ソファに座りながら)「目纏」に刺される事は無い。煩わしいだけだ(不機嫌そうに目を閉じ ている)。 アッシュ卿の影にいる少女:そりゃ失礼(舌をぺろっ) レ ス:…(何かを言いかけて、諦めたように溜息を吐く) うぐ嬢:それでは…、52日目…、アリエル嬢VSレティシア嬢の試合を開始します!! アッシュ卿の影にいる少女:さー残すとこあと4試合…。どーなっかな? レ ス:今回の挑戦者は「お前」に親の代からの恨みを持ってきているらしいな。 アッシュ卿の影にいる少女:…(笑って肩を竦める) アリエル:(ぐうんっ:マジックハンマーを構える)邪魔者は…殺す! レティシア:(キキイイイイインッ:槍の切っ先を大地に着け、見据える) アリエル・レティシア:(視線が交錯し、駆け出す) 観 客:(おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!) 〜52日目「「澱みより産まれしもの」アリエル嬢VSハーツ家のレティシア嬢」〜 アリエル:(大きく振りかぶる)ぁあぁあああああああああ!!!!!!(マジックハンマーを振る→ 土塊がレティシアに降り注ぐ) レティシア:!!!!!(ぶぅんっ:槍を振るい、土塊を叩き潰す)甘い!!!!!!(槍を突き出す) アリエル:く…!(体を捻り、切っ先をハンマーで弾く) アッシュ卿の影にいる少女:ま、気持ちは解らんでもないが……(試合を見ながら) レティシア:ハーツ家の名にかけてっ!!!(ぐぅんっ:槍の柄でアリエルを転かす) アリエル:あっ!!!!? レティシア:(狙いを定め)ハゥルッグランドッ(吼爆地)!!!!!!!!!!!!!!!!! 土波と衝撃:ヴゥンッ!!!!!!!!!!!!!! アリエル:ああっ????!!!!(壁に叩きつけられ、小さな身体が跳ねる) アッシュ卿の影にいる少女:自分の意志でこんなとこ来た奴なんざに同情する余地は無い(涼しげに 冷酷な笑みを浮かべる)。 うぐ嬢:勝者っ…、チャンピオンっ、レティシア・ハーツ!! 観 衆:ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!! レティシア:(不敵な笑みを浮かべ、髪を掻き揚げる)ふっ…、今回も当然の結果ですわ… アリエル:そんな…、また…、私…、も…?(地に伏し、唇を噛み締める) うぐ嬢:それではっ、皆様っ、陵辱ッタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イム (やけに嬉しそう) 観 衆:ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーっ!!!!!! 虫型のミュータント:ぎぎ…(ざく…ざく…:床を掻き、アリエルに…) アリエル:あ…、い…、いや… アッシュ卿:私を恨むのはお門違いと言うところだよ。まあ、次に君の産む子供がせいぜい強くな るようにとびっきりのミュータントの魔力を注入してあげよう。 アリエル:いやぁあああああああああああああああああっ!! 虫型のミュータント:(どくっ…ごぷんっ…:多くの脚で絡みつき、蠢く生殖器を割れ目にねじ込 み、絶え間なく粘液を胎内ににそそぎ込んでいく) アリエル:ひぁ…、ぁあ…、いやあああ…、くう…、ううううう… アッシュ卿:…(沈黙) アッシュ卿の影にいる少女:(口元のマイクを外し…)…って、お前も、そー思うっしょ? レ ス:否定はせんよ。が、それはさておき「お前」の道楽の所為で多くの者に「我々」の存在が感 付かれてきているのは事実だ。それも「我々」の望まぬ方向で、な(少女に目を向けようと もせずに)。 アッシュ卿の影にいる少女:個人的には道楽のつもりは無いんだけどナー(肩を竦める)。けど、 ま、それは自覚してるコトさ。てゆーかだからこそ「終わらせる」んだろ? (急に演技がかったイントネーションの素っ頓狂な声で)それまではワリーけど余計な汚れ仕事は レスの方でメッチャお願い〜んっ☆ レ ス:…………(無言で溜息を再び吐く…、が、明確な拒否もせず、ただアリエルの陵辱を静かに 見つめる) アリエル:ゃ……………、ひぁあああああああああああああああっ!!(俯き、泣きはらす) (参考)「澱みより産まれしもの」アリエル嬢VSハーツ家のレティシア嬢=最上階−13 トレジャー・ハンター葵嬢VSハーツ家のレティシア嬢=最上階−14 (欄外) <夜…、「宿屋」…、アウルの部屋…> アウル:(ちゅ…、ちゅぱ…)ん…、こく…(何かを飲み込む) 狼少王:(アウルの少しウェーブがかった髪を撫でる)…美味いか?(ふふっ) アウル:ん…(狼少王の「首筋」から口をそっと離す)…うん(漏れ落ちる「血」を手の甲で拭い ながら頷く)いつのんでもびみ…、もっとねばっとしてるかとおもった… 狼少王:ははっ、良い酒、良い食物、良い野菜、良い女を摂るようにしてるからな(笑)(アウル を優しく抱き寄せる) アウル:(大きなボタンのついた白いパジャマ姿、甘えるように頬をこすりつける)いいおんな…、 には、わたしもはいってる?(赤くなって指をもじもじ) 狼少王:無論だ…(後ろからぎゅっ、と抱きしめる)それはそうと…、どうだ?具合は? アウル:(赤くはにかみながら)すぐにすごいはやさでうごけるのかとおもったけど…、そうでも ない…(手をぎゅっぱ、ぎゅっぱした後、少し拗ねるような口調で、見上げる) 狼少王:(苦笑)ま…、俺のは「即効性の能力」っつーより、「素質」だからな…、手に入れたもの 引き出すには今後、鍛える必要もあるだろう…、さ(アウルの押さない乳房をパジャマの上 から優しく撫で上げる) アウル:うん…、あっ…、がんばる…、ね…、ひゃ… 狼少王:(耳を噛みながら優しく問いかける)勉強は…、進んでるか?(パジャマの上から乳首を きゅっ、と摘む) アウル:うん…、ディンもク・ジュも、よく、おしえてくれる…、から…、あっ… 狼少王:そうか…(静かに微笑む)父上との件のためにも…、強く、ならねば…、な… アウル:うん…、でも…、それだけの…、ためじゃ…、わたしは…、イェンの… 狼少王:(アウルの口をそっと指でなぞる)…ありがとう、アウル…、なら…、約束して、欲しい …、これから先…、どんなことがあっても…、どんな強大な壁にあっても…、どんな手を使 っても良い…、勝てなくても…、必ず…、生き延びてくれ…(抱き寄せ、髪を撫でる…) アウル:うん…(狼少王の肩で少しうるっ)…まるで、イェン…、おとうさん…、みたい…、だ… ね…(自分からも抱きつき、首筋に頬を付ける) 狼少王:ああ…、それで…良い(優しく微笑み、そっと唇を重ねる) アウル:う…ん…(甘えるような声を上げ、身を「父」に任せる…) <夜…、ガドビックの屋敷…> ピアノを掻き鳴らす音:(じゃんじゃかじゃじゃんじゃんじゃんじゃらら…) ガドビック:(かた…、かたかたかたかたかた…:ガウンを羽織り、手にはワイン…全身を震わせ ピアノを弾くものを見つめている) チンピラやSPの死体:(バラバラと床に転がっている) 赤い山高帽の男:はっはっは…(全身をくねらせ、リズムを取りピアノを掻き鳴らす) ガドビック:(かたかたかたかたかた…)「あの方」の遣いが…、何の…、用…、だ? 赤い山高帽の男:(じゃんっ!:ピアノを叩く) ガドビック:ひいっ(びくっ) 赤い山高帽の男:…聞きたいですか?(首を回し、白い歯が並んだ口をにいっ、と開く) ガドビック:ワシを…、殺、しに…?(かたかたかた…) 赤い山高帽の男:よく分かっていますね…(立ち上がり、ガドビックに迫る) ガドビック:な…、何でだっ?!(逃げようとして、すてんっ、と転げる)ワシは…、あんたらの ことは…、殆ど知らないぞっ? 赤い山高帽の男:「彼ら」に…、我ら(カルムンガル)のことを必要以上に知られるわけには行か ないのですよ…(かつかつ…) ガドビック:ま…、待てっ…、待てっ…、そ、そんなことを言うなら…、あんたもすぐに殺される ぞっ?(這いながらベッドの奥へ逃げる) 赤い山高帽の男:…(かつ、かつ…) ガドビック:考えろっ、手を組まないか?(そっと枕に手を突っ込む)何なら、ワシがここの有力 者に話を付けても…(がちゃっ:枕の下から銃を取り出し、銃口を男に向ける) 赤い山高帽の男:(立ち止まる) ガドビック:(どぉんっ:銃を放つ)…くくっ…(笑み) 赤い山高帽の男:(少し身体を揺らした後…)…そのような気遣いは無用です(山高帽を脱ぐ) ガドビック:え…?…ひっ?(びくっ)ひ…、あ…(山高帽を脱いだ男を見…全身が激しく震え、 恐怖に顔が凍り付く) 赤い山高帽の男:(かつかつ…) ガドビック:う…うぎゃあああああああああああああああああああああああああっ