(欄外) <朝…、澱みの町の往来…> 道行く人々:(ざわざわ…、ひそひそ…) マルドゥーク(シャミィ):(真っ白なドレスを着せられてる)狼少王っ!離さぬかっ!(真っ赤になり ながらじたばた) 狼少王:(マルドゥークをお姫様抱っこして遊歩中)はっはっは、何を照れる必要がある? マルドゥーク(シャミィ):(真っ赤になって狼少王の顔を押す)自分で歩けるっ! 狼少王:ふふんっ、足腰がたがたないくせに(くっく) マルドゥーク(シャミィ)のマジパンチ:ばきいっ!!(狼少王の頬直撃) 狼少王:うがっ…、シャミィの分際で恥らうとは… マルドゥーク(シャミィ):だからその名で呼ぶなっ!!(汗) ???:こ…、これはどういうことなんだっ、ぁぱーーーーーっ?!(驚愕の叫びが往来に木霊) 狼少王:? マルドゥーク(シャミィ):…阿・吽(いやそーな顔)  阿 :その純白のドレス…(狼少王は目に入ってない)  吽 :その恥らった顔…(同じく) 阿・吽:我らを誘ってんですねっぽーーーーーーーーーっ!!(二人して飛びかかる) マルドゥーク(シャミィ):うつけっ(狼少王に抱かれたまま阿吽に魔道弾) 阿・吽:ぽーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!(どおおおおおおおん) シーナ(朝の散歩中):…何してるんだ?(狼少王の背後、影を連れ、呆れた表情で立っている) 狼少王:おう?(マルドゥークを抱き上げたまま振りかえる)あ、おお!シーナか…(いわくありげな 表情を作る)…事情を聞きたいのか?(んう〜?:楽しそう) シーナ(朝の散歩中):…いや、…聞かなくても何となく解るから良い(疲れたように溜息) 狼少王:ちっ…(死) マルドゥーク(シャミィ):だからいー加減降ろさぬかっ!(パカパカ!:殴る殴る) 阿・吽:ぁぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(目がくるくる…) <朝…、「宿屋」の食堂…> 狼少王:…と、言うわけだ。宜しくしてやってくれ。 マルドゥーク(シャミィ):マルドゥークだ…、よろしく頼む。 食堂にいた一同:(おお〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ) マルドゥーク(シャミィ):(…何だ、随分と…、人が多いのだな…) 和 也:和也と申します…、以後宜しく…(マルドゥークをさりげなく抱きしめる) 瑞 樹:お…、お兄様っ!!(兄に嫉妬突っ込みチョップ) マルドゥーク(シャミィ):何をいきなりするかっ!(和也に骸骨ステッキアタック) 和 也:くわっ?!!(W突っ込みにぐらっ) 孔・濡:何してるんですの、また…(苦笑+溜息) 太・北:あの…、「あの」マルドゥークさんなんですか?(しげしげ) マルドゥーク(シャミィ):? 太・北:試合っ、全て見ました☆とても凄かったの覚えてます☆(握手差し出す) マルドゥーク(シャミィ):あ…、う、うむ…(つられて握手) リリア:(パジャマ姿でむにゃむにゃ…)あれ…?イェン…、もう、帰ってたの? 狼少王:おうともさっ(ふふっ) マルドゥーク(シャミィ):…?…もしかして、リリアか? リリア:あれ…、マル?(きょとん) B F:この人と知り合いなの?リリア? マルドゥーク(シャミィ):指で指すな…(汗)後、人ではない(汗) B F:まあ、細かいことは良いじゃないですか(からからと笑う)で、どうなの?リリア? リリア:え?あ…、うん…、昔、随分長い間…、同じ「守護者」だったから…(マルドゥークを見る) …元気にしてたんだね☆ひょっとして…、これから一緒に暮らせるの? マルドゥーク(シャミィ):まぁ…、(暫くではあるが…)そう言うことになるか。それにしても…、 お前は変わったな(優しく微笑む) リリア:そう…?イェンと出会えたから…、かな?(にこっ)…これから、よろしくね。 マルドゥーク(シャミィ):…こちらこそ、だ(みなを見て、もう一度言う)暫し、よろしく頼む。 狼少王:(優しく微笑み、みなの様子を見ている…) マルドゥーク(シャミィ):…?(狼少王の横顔を見、少し不可解そうな表情を浮かべる) <午前…、…> 和 也:…と言うわけでだ、また、一人増えた…(苦笑しながら話す) フィレア:そう…、マルドゥークさん…、ですか(白い清潔な感じのする患者用のパジャマを着た まま、楽しそうに話を聞いている) 和 也:で…、「体の調子」は? フィレア:(少し俯き加減に)お蔭様で…、3日前に戻ってきてから徐々に良くなりつつあります… 和 也:そっか…、それは良かった(ほっとしたように笑う) フィレア:でも…、未だ…、時々…、身体が…(俯き) 和 也:駄目だ、また…、「あんなこと」をしたら…、本当に壊れちまう… フィレア:はい…、「あの折」は…、和也様に助けていただいて…、黙っていただけたお陰で…、私 も…、本当に助かりました…(赤く頬を染め、そっ、と和也に身体を寄せる) 和 也:(うっ…)あ…、駄目だ、駄目駄目っ!!まずは身体を治して…、狼ちゃんの相手もできる よーになってから…、さ(汗)(ター・チェの時の二の舞はなるべく避けたいしなあ…) フィレア:(自分のやりかけたことに気付いて)あ…、あう…、す、いません…(俯き) 和 也:謝ることは無いさ…、今はゆっくり…、な(フィレアの肩に上掛けを乗せる) フィレア:はい… 和 也:(さて…、どうしたもんかなあ…、白・湯に相談するのも良いけど…、これ以上ストレス 増やすのも問題だしなあ…、う〜む…)(廊下を歩きながら首をひねる) <午前…、グレンデン伯の屋敷…> グレンデン伯:(かっ:靴で床を叩き、来訪者を睨む)断る。 ゾンベ:(ソファに腰をかけ軽く手を胸の前で組み、にたりと笑みをグレンデン伯に向ける)ほぅ、 それはそれは…。「正気」でございますかな?慎重なグレンデン家当主らしくもない…。 グレンデン伯:口を慎め…。貴様など、本来ならば私と口を利ける身分ではない。 ゾンベ:ええ、そうでございますとも…(慇懃に笑う)しかし…、しかし。私は、ロッコソ伯の最も 信頼厚き執事にして、伯率いる大いなる愛国派「大グレゴール党」の秘書官…、私に逆らうと 言うことは…、「大グレゴール」に逆らうと言うこと…。引いては、大いなるキングクインに 逆らうと言うこと…。 グレンデン伯:「言葉の遊び」だ…、下らぬ。 ゾンベ:うふふ…、遊びだとしても、愛国の志士はそう受け取りましょう…。 グレンデン伯:…「脅し」か?(冷たい瞳をゾンベに向ける) ゾンベ:「事実」を述べたまでのことにてございます…(ははは…) グレンデン伯:…何と言われようとも、下らぬ「権威主義」に組み入る気はない…(胸ポッケから鈴 を取り出す) ゾンベ:(冷たい瞳…)本当に宜しいのでございますか…?(ふふ?) グレンデン伯:(鈴を鳴らす)狐は所詮狐…、百獣の王(獅子)にはなれぬ(覚めた瞳で見返す) ゾンベ:…我らを狐と語りますか?(ひくっ) ジョドー:(扉を開け、慇懃に一礼)…お呼びにてございますか?デック様… グレンデン伯:そこの狐が帰るそうだ…、玄関まで送ってやれ…。 ゾンベ:それが答えですか…、良いでしょう…(席を立ち、部屋を出ていく…) ジョドーの脇に控える別の執事:(慌てることなく、ゾンベについて出ていく) ジョドーの脇に控える別の執事:馬車の用意は既に済んでございます… ゾンベ:(カッカ、と靴を踏み鳴らし執事の後を歩く)…(仕方ない…、別の手で行くか…、それにし ても…、あそこまで融通が利かぬ男だとは…、愚かなりグレンデン。ロッコソ伯のお気に入 りとは言え…、早々に消すべきかも知れぬ…) グレンデン伯:…(無言で窓の外を見る) ジョドー:(部屋に残り…)…宜しかったのでございますか?(ゾンベの気配が消えてから、尋ねる) グレンデン伯:…聞いていたのか? ジョドー:は…、失礼ながら…。 グレンデン伯:この私に…、「人を殺す手伝い」をしろと言う話らしいだが…、馬鹿げたことだ…。 我が家をマフィアか何かと勘違いしているのだろうか…(苦笑し、かぶりを振る) ジョドー:デック様…。 グレンデン伯:(ひとしきり苦笑した後、ゆくりと顔を上げる)どうやら…、いずれ衝突は避けられ ぬ運命らしい…、ならば…。 ジョドー:は…。 グレンデン伯:グレンデン家が…、リリアとお前だけではないことを…、身をもって解らせるか。 グレンデン家流のやり方で…、な。 (解説者紹介) 今回は解説者無し 〜48日目〜 (以下、実戦生中継) 観 衆:(ざわざわざわざわ…) 伊 空:(脚の動きを確めながら)…(昨日よりは…、体調、行けてますえ…) うぐ嬢:それでは…、挑戦者、コーデリア選手の入場ですっ☆ 〜48日目「「外法使い」伊空嬢VS名門のコーデリア嬢」〜 コーデリア:(ボブカットとマントを軽く揺らし、闘技場へ) 伊 空:…(無言で見据える) うぐ嬢:それでは…、48日目、伊空選手VSコーデリア選手の試合を開始します!! 伊 空:よろしゅう… コーデリア:勝機を…、我に(初戦と言うことでやや緊張した面持ち) 観 衆:(おおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!) 伊 空:(軽やかなステップでコーデリアの側面に回りながら「筒」をかざす) コーデリア:甘いっ!(手をかざし、三匹のカマイタチを撥ね退けざまに…)「反撃」!(強烈な魔道弾 を伊空にぶつける) 伊 空:(直撃し、身体が飛ぶ)くっ…(転がりながらも、コーデリアの射程圏から離脱) コーデリア:逃がさないっ!(伊空を追いかけながら呪文の構成) 伊 空:(転がりながら、別の「筒」を抜き、何かを解き放つ) コーデリア:(がりっ!:何かが脚に噛みつく感覚)ううっ?!(転がりながらも、魔道弾を放つが空 しく空を切る) 伊 空:(立ちあがりつつ、倒れたコーデリア向け、手をかざす) コーデリア:っ!! コーデリア:(裸に剥かれ、複数の男たちに輪姦されている)は………………ふ… 男たち:(ぐちゃっ…、ぐちゃっぐちゃ…:コーデリアの内外にスペルマをぶちまけていく) コーデリア:あ…………………いや…、あ… (参考)「外法使い」伊空嬢VS名門のコーデリア嬢=最上階−9 「外法使い」伊空嬢VS天才魔法使いアリス嬢=最上階−10 (欄外) <夜…、「宿屋」…、白・湯の部屋…> ドアをノックする音:…(コンコン) 白・湯:はい、…開いてますよ?(風邪声で) ドアの開く音:き… マルドゥーク(シャミィ):邪魔をする(ベッドの上でけほけほ言っている白・湯を見て眉を潜める) 医者だと聞いてきたのだが…、不養生か? 白・湯:今朝方から…、ちょっと…、いえ、気にしないで下さい…(こほっ)確か…、今度来られた 方ですよね?…何か、ご用ですか?(けほっ、こほっ) マルドゥーク(シャミィ):…訊きたいことがある(部屋に入り、白湯を見る) 白・湯:「妊娠」…検査…ですか?(こほんっけほっ…) マルドゥーク(シャミィ):違う(汗)狼少王の身体のことなのだが…(真面目な表情) 白・湯:父様…、の?…スタミナ元とか、そうゆう…話…なら、私も知り…ません…が(けほっ) マルドゥーク(シャミィ):…そうではない。…何か、持病などを抱えているのか? 白・湯:…?…いえ、いやになるほど、全く…健康体です…けど?(こほんっ) マルドゥーク(シャミィ):…そうか(ふむ…) 白・湯:どうか…したんですか?(くふ、けほっ) マルドゥーク(シャミィ):(一瞬、「死相」が見えた等と…、言えぬしな…)いや…、何でもない…、 大事にな…(礼を言い、部屋を出る) 白・湯:…は…、はい…(けほ、こほんっ) <夜…、孔・濡の部屋…> 孔・濡:(黒板の前に立って、カリカリカリカリ…)で、ここ数年のゲルマの農政で特に気を使うべ きポイントは… 和 也:たはーーーーーーーーーっ(分厚い本から顔を上げ、大きく息を吐く) 孔・濡:…和也様? 和 也:いやっ、…その、ちょっと、休憩だっ、休憩…(ふう) 孔・濡:(伊達メガネを軽く上げ、和也を見る) 和 也:いきなりそんなに知識は入らないってっ(汗)休み休みで行かないと… 孔・濡:まぁ…、それもそうですわね(苦笑すると、チョークを置く) 和 也:しっかしまぁ…、何だって、俺だけ、特別授業なの?(肩をこきこき) 孔・濡:ゲルマに帰る日が近づいています。和也様には、父の側近として、恥ずかしくない知識を 持っておいて頂かないと困りますから。 和 也:参ったなぁ…(頭を掻く) 孔・濡:頑張ってくださいな…、私だって出来たんです。…和也様だって、ポイントを押さえれば、 絶対、分かると思いますわ(優しく励ます) 和 也:…だと良いけどね(落ちついた苦笑いを浮かべ、孔・濡の瞳を見る) 孔・濡:ええ、きっと(にこっ、と微笑み頷く) <深夜…、「宿屋」…、ディンの部屋…> ディン:は…、は…ぁ…(白衣一枚を纏った姿で、狼少王に後ろから抱きすくめられている) 狼少王:(ぴちゃ…、ぺろ…:耳を執拗に嘗めながら、ディンの白衣の中に手を挿しこむ…) ディン:ぁ…、ひ…、あ…、ぁあ…(手には薬品の入ったビーカーとフラスコ…) 狼少王:ほら…、もっと、手に力入れて…(ディンの豊満な乳房を剥き出し、力強くこねくる) ディン:ぁひっ…、ひ…、ひいっ…(手ががたがたと震え、腰を僅かにくねらせる) 狼少王:もぅ、欲しいのか?(意地悪に笑むと、ディンの白衣の後ろをお尻のところまで引き裂き その腰をグッ、と抱き寄せる) ディン:そぉ言うわけじゃ…、な… 狼少王:(ぐりゅ…、ずずず…:ディンの黒ずんだワレメにぐぐぐ、と一気に押しこむ) ディン:ぁっ…、ふぁあっ…(びくんっ:ショートカットの髪が揺れ、愉悦と困惑に頬が真っ赤に 染まる)ぃ…、ぃ… 狼少王:「好き者」が…(ぱぁんっぱぁんっぱぁんっ…:大きなグラインドで腰を打つ) ディン:(机に肘をついた状態で…)は…、ぁあっ、ああ…、きも…ちぃ…ぃいよぉ…ひゃふ…(大き な乳房と白衣が、そしてフラスコの中の薬品がゆらゆらと揺れる) 狼少王:くくっ、はっはっはっはっ…(がつっがつっがつっがつっ…) ディン:ひゃ…、ふあっ…(思わず、フラスコを落とす)あ… 狼少王:おっと…(器用に受け止める)…溶化爆剤(ニトロ)は流石にくるな…(苦笑しながら、ディン をひっくり返し、正上位で抱きしめ、激しく攻め立てる) ディン:はあっ…、ああっ…、もっと…、もっと抱きしめ…、て… <深夜…、レンガ塀で囲まれた薄暗い部屋…> 数人の傭兵達:(いがぐり頭の執事と卓を囲み話しこんでいる) 傭兵A:つまり。女一人殺すだけで良いんだな? いがぐり頭の執事(ゾンベ):(鷹揚に頷く)二人以上殺せるなら、それでも構いませんが…(ふふっ) 傭兵B:随分と、易い仕事だな…。 傭兵A:襲撃時の武器や鎧…、全て、用意してくれると言うのも本当なんだろうな? いがぐり頭の執事(ゾンベ):ええ…、もちろん、「身元がばれるような」ことは、色々と面倒ですか らね…、言われるまでも無く用意させていただきます、ただ…。 傭兵A:ただ? いがぐり頭の執事(ゾンベ):但し、失敗は許されませんから、ご覚悟を(冷たい目で傭兵達を見渡す) 傭兵A:(ゾンベの首筋に剣をつき付ける)見くびるな。戦鬼ゴレスの名は伊達ではつかん。 いがぐり頭の執事(ゾンベ):(ふっ)実に頼もしい、期待していますよ?(卑しく口元を歪め微笑む) 傭兵A(ゴレス):言われるまでもない(舌打ち、剣を鞘に収める)