(欄外) <太・北用に「少女」が用意した宿屋の一室…> 少 女:とりあえず、「館」から助けた女性、みなの部屋、案内したね…。 太・北:(ベッドの上で)・・・・・・分かりました(未だ顔色が優れない状態で報告を聞いている) 少 女:私…、訳分からないよ。何で、次期王、みなに謝たか?悪いの第2と「人形屋」ね。あなた 謝たり、世話する必要はぜんぜんない違うか? 太・北:(黙って首を振る)私が…、負うべきもの…、お姉ちゃんがしたこと…。私がいたから起き たことだから…(思いつめた顔で俯く) リリア:あ…、お姉ちゃん大丈夫?(とてとてとて+ベッドに上半身を乗せる) 太・北:あ…、リリアちゃん…(優しい表情でにこっと微笑む)うん…、もう、起きて試合も見に行 くつもりだから…(ベッドから立ちあがりかけて)…?(くらっ) リリア:わ…、ああああっ!!(倒れかけたター・チェを慌てて支えようとする) ???:・・・・・・・・ったく(片手で脇から支える腕) リリア:あ…、シーナお姉ちゃん(驚) ???(シーナ):監禁出たばかりの翌日にそう立てるもんか…(無理するんじゃない、って顔で溜息 を吐く) 太・北:・・・・・・・・でも… 少 女:ター・チェ様、試合観戦やリポトくらい、私とガボスで十分ね(胸を張る) シーナ:・・・・・・・・・・・・クラムハップ(「少女」の名前)とガボスぅ?(すっとんきょうな声を上げる) 少 女(クラムハップ):…どゆ、意味ね?(ひくっ) リリア:はい☆(優しくター・チェに毛布をかける) 太・北:ありがとう…(にこっ) リリア:・・・・・・・・・・・・(くん…、ジョン・ズのおじちゃんと同じ匂い…) 少 女(クラムハップ):…なにか不服なら、シーナ、一緒、やるか?(むすっ) シーナ:あ…、いや、私って、そー言う解説ってちょっと苦手だし…(照れて手を振りながら) リリア:ねえ…、リポートって私がしたら、ター・チェお姉ちゃん、助かるの? シーナ:え? 太・北:そ…、それは… 少 女(クラムハップ):そか…、グレンデン伯の「剥奪姫」なら見る目も情報も十分…。確かに、役 不足ないね(ぽん、と手を打つ) 太・北:・・・・・・・・ごめんなさい。 リリア:別に良いよ☆リリア、好きでしてるんだし☆ 少 女(クラムハップ):それじゃ、さそくいくよ?(巨大な本を脇に抱えて促す) リリア:うんっ☆(ベッドから降りると、とてとてとてとて) ガボス:んがー…(廊下で二人を出迎える) シーナ:…・・・・・・・・ふぅ(微笑ましげに3人の背中を見送ると…)ま、無理するなよ?(照れたよう に笑って部屋を出る…) 太・北:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい(申し訳なさそうにしかし嬉しそうに力なく微笑む) (解説者紹介) リリア:「反魔」の能力者で「剥奪姫」の異名を持つグレンデン伯の「秘蔵っ子」。   明るく優しい印象だが、影のある過去も・・・。今は太・北らと同居中。 少 女(クラムハップ):巨大な本を携えた11〜12歳ほどの栗毛色の髪の少女。   「公国」から、次期王「ター・チェ」の護衛のため、派遣されたらしい。 ガボス:レザースーツと仮面で全身固めた大男。ただその正体は黒髪美少女。   口癖は「んがー」。クラムハップに付き従うが実は同格らしいと言う話も。 リリア:みんな、始めましてっ☆太・北(ター・チェ)お姉ちゃんは未だ、療養中と言うことで、私 が代理のリリアだよっ☆ 少 女(クラムハップ):新しい太・北公女侍従のクラムハップね。太・北様、療養加え、晴・嵐公女、 急病ことあり、私、解説補佐担当ね。よろしくよ。 ガボス:んがーーーーーーーーーーーーーーっ!! クラムハップ(ガボス通訳):ガボスね☆ クラムハップ:さて、嵐の「バトロワ」から、一夜明けて、今日は1試合ね。 ガボス:んが、んがんがんがんがんがーーーーーーーーー!!!! クラムハップ(ガボス通訳):聖王女フィレア嬢VSのんびりシンディ嬢の一戦ね。 リリア:共に攻防に優れた二人、先に仕掛けたのはシンディお姉ちゃん☆のんびりした仕草から不 意をつく素早い魔道弾の一撃っ!! クラムハップ:そこでフィレア姫ちょと焦てしまた・・・、これ不味かたね。発動した魔法「相互魔道 障壁(ガード・フィールド)」、これ、なかなか解けない(溜息) ガボス:んが・・・ リリア:結局、この試合はそのままタ〜〜〜イムアップ☆なんだか、楽しそうなうぐいすのお姉ち ゃんの声、響いてたね…(みゅう) クラムハップ:ま、今日の試合は以上ね。 ガボス:んが、んがんがんがんがんがーーーーーーーーー!!!! クラムハップ(ガボス通訳):明日の試合も一試合。 リリア:ある魔道士が秘密裏に作ったと噂される魔人形テラーさんと、氷の混血児リキュールさん の一戦だよね。 クラムハップ:「火」と「水」、「フレイムレイザー」と「フルヒーリング」、非常に対照的な組み合わ せね。明日も注目の一戦よ。では、リポートおしまいね。 リリア:にゅ〜?もう終わりなのぉ? クラムハップ:仕方ないね、他、ネタないよ。 リリア:えーーーーっ、もっともっとリポートして、ター・チェお姉ちゃんの役立ちたいよぉ! クラムハップ:無理なものは無理よ(むすっ) リリア:クラムハップのけちー! ガボス:んがーーーーーーー…(困ったように二人の間をおろおろ) (参考)聖王女フィレア嬢VSのんびりシンディ嬢=履歴1F―25 招滅の魔人形テラー嬢VS氷の混血児リキュール嬢=履歴1F−26 (欄外) <太・北用に「少女」が用意した宿屋の一室…> ???:(ぎぃ・…)・・・・・・大丈夫? 太・北:(ベッドの上)あ…、瑞樹さん…(目元を慌てて拭うと、にこっと微笑む) ???(瑞 樹):…泣いていたの?(ター・チェの横に腰かける) 太・北:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・(俯いて) 瑞 樹:…謝らなくても良いよ…(微笑) 太・北:・・・・・・・・・・・・・・(俯いてる) 瑞 樹:・・・・・・・・体調は? 太・北:みんなが…、気を使ってくれてるから…、お陰で…、瑞樹さんは? 瑞 樹:私も…、一日、…休んだから…、だいぶ良く…。 太・北:・・・・・・・・良かった…。 瑞 樹:・・・・・・・うん。 太・北:・・・・・・・・・・・・・・・・・(思いつめた心を必死に隠すように静かな表情で俯いている) 瑞 樹:(見ていられなくなり)…泣いたって…、良いんだよ?泣きたいときは…、何度だって… 太・北:(ぼんやりとした表情で瑞樹を見上げる)・・・・・・・(肩が小さく震え、涙が一つ、二つとこぼ れ出す)・・・・・・・あ…、う…、あ、ああああ…(涙をぼろぼろ零して泣き出す) 瑞 樹:(傍に寄って優しく頭を抱きしめる)良いんだから…、全部、心の中に仕舞わなくたって…、 良いんだから…、私もいるから… 太・北:(瑞樹の腕の中で…)私の…、せいで…、私の…(泣きじゃくっている…) 瑞 樹:(ただ優しく抱きしめてあげることしか出来ない…)…良いから…、良いから…(ぎゅう) <塔の追放口> フィレア:(服も殆ど破かれほぼ全裸の状態)・・・・・はぁ…、う…、うぅ(試合場から追放口手前まで 来たところでへたり込んでしまう) 精 液:・・・・・・・・・・・・ごぷっ(座ったと同時に大量に溢れ出す) フィレア:ゃだぁ…(目の前に広がる「精液」(現実)を信じたくない想いから、無意識に膣口を指で押 さえる…)うぅうううう…(ぼろぼろと零れ落ちる涙)  扉 :・・・・・・・・・・・・ぎぃっ(開く音) フィレア:(呆然と見上げる)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え? 人 影:いつまでぼんやりしてる?(手を伸ばし、がっ、とフィレアの左足首を掴む) フィレア:あ…、きゃああああああっ!(足首を持ち上げられ、強引に塔の外に引きずり出される) 人 影(指輪男):ほれっ…(モノでも投げるようにフィレアを道の真中に放り投げる) チンピラ風の男達:へへっ…、くくく…(フィレアを取り囲むように十数人が立っている) フィレア:(体を抱いてカタカタ震えながら・・・)ふぇ…(不安そうに男達を見る) 長舌男:しかし…、「人形屋」がいなくなって、やりやすくなったよな…(フィレアの膝を掴む) フィレア:っ!!!(慌てて魔法を仕掛けようとする) 長舌男:こら(ぱんっ!!!:慣れた手つきで頬をはたく) フィレア:(びくうっ!:衝撃に思考が飛ぶ)っ?!!(喉を締め上げる感覚) 黒帽男:・・・・・・・・・殺すぞ?(ぎらついた目で横から首を締め上げている) フィレア:ぁ…、ぅあっ…(苦しみと恐怖から涙がまた、一筋零れ落ちる)ぃやぁ…(カタカタ) 長舌男:ああ、だよなぁ…(フィレアの様子なんか気にせず、脚を開くとペニスをあてがい…) フィレア:(びくんっ)あ・・、んうっ・・(ぐぐぐぐ…:体内に入ってくる悪寒…) 指輪男:お陰で…、前みたいに安心してここで「犯し」ながら…(フィレアの背中を押し、前倒しに するとアナルに強引に…)「競り」が出来るんだからな…(ぐっ、ぐっ…) フィレア:ぁっ…、や・…(かはっ…、か…) 長舌男:ぐっひゃっひゃっひゃ…(がっがっがっがっがっ…) 黒帽男:さぁて、じゃ一巡したら、「競り」を始めるか?(月明かりの下、両手を広げる) チンピラ風の男達:おぉ…、ひゃひゃ…(統一感のない、しかし、冷たく想い喝采…) フィレア:・・・・・・・ぁ…、ぅあ・・・、あ…(父ぉ…様………母ぁ…様ぁ………、助け…)