(解説者紹介) 太・北:読みは「ター・チェ」。中央ゲルマ公国の第6公女にして外交官。 「マーベラス・メイガス」に一身上の理由から参加。 故郷、中央ゲルマ公国の人々の為に大会の様子をリポート。 丸・木:読みは「ム・スン」。太・北に付き従う忠実なる老侍従。 常にその側に従い、身の回りの世話等を行っている。 太・北:好好(パオパオ)!いよいよ4日目となりました「マーベラス・メイガス」! 今日も解説は、私、公女、太・北(ター・チェ)と! 丸・木:お口の恋人、丸・木(ム・スン)が行わせていただきますじゃ(がふがふ) 太・北:今日は第1階の第1戦、第2階の第2戦の計2戦が行われましたっ! 丸・木:まずは第1戦、謎の女性、ミカドどのVS一人旅の速攻少女セシア嬢。(ふがふが) 太・北:攻めるが勝ちかっ?守るが勝ちかっ?先に仕掛けたのはセシアさんっ、おっとりした表情 からは想像もつかない素早さでミカドさんに高速魔道弾の3連撃っ! 丸・木:しかし、ミカド殿の「魔法防護壁(フルガード)」が発動。無情にも爆煙はミカドどのを 避け、大地を切り裂き舞い上がります・・。(ふがふが) 太・北:そして、煙が静まり掛けた刹那に、ミカドさんの「存在率」を利用した呪文が完成っ!! びくんっ、と震え、衝撃に耐えるセシアさん・・。 丸・木:ダメージを負いながらもセシア嬢は再び3連撃!しかし、しかし、「魔法障壁」の前に、 全てが霧散・・。(ふが) 太・北:その間にミカドさんの「存在率」呪文が再び完成。二度の衝撃に耐え切るだけの余力は、 セシアさんには、・・なかった・・。 丸・木:・・終わってみれば、ミカド殿の圧勝でしたな。(がふ) 太・北:・・うん。(セシアさんも・・、負けたときはあっけらかんとしてたけど、あの時は泣い てた・・、な(俯)何人の子が・・、この罰の存在(こと)を知っていて、ここに来てるん だろう・・(俯))・・・・・・・・。 丸・木:・・・・・・・・ター・チェ様、第2戦の報告に入りますぞ?(ふがふが) 太・北:・・・・・・・・え?(はっ) 丸・木:・・・・・・・・行けますかな?(がふ) 太・北:う・・・、うんっ、大丈夫!(空元気) 丸・木:・・わかりましたじゃ。第2戦は、巷でも話題を浚った黄金カード「天使」メェル殿 VS「魔王」マルドゥークどの!(がふ〜〜〜っ) 太・北:この試合は、いろんな意味で・・、壮絶だったよね。 丸・木:開始直後から、まるで嵐のさなかの濁流のごとく、麗しく、そして激しくたたき込まれる 魔剣「ロストパラダイス」の斬撃!しかし、しかし、後一歩っ、後一歩で届くかと思われた 一撃を、マルドゥークどのの剣が最低限の動きで弾いていく・・。(ふがふが) 太・北:メェルさんがたたき込んだ数は計36撃・・。 丸・木:それでもっ剣は届かない・・。(がふ) 太・北:その間に塔が震え、マルドゥークさんの身体に力が流れ込んでいくのが見えたよ・・。 たった2回、しかし・・重い攻撃。そして、メェルさんの身体が大地に・・。 丸・木:・・静まり返った場内に、マルドゥーク殿の「堕ちたまえ、遠慮はいらん」の言葉だけが 響いていましたな・・。(がふ・・) 太・北:・・・・・・本当に・・、強い(ごくり・・) 丸・木:(ター・チェ様も少狼王のお子、闘争本能も徐々に刺激されてきているようですな・・) さて・・、それはそうとして、明日の試合も発表されましたな。(がふがふ) 太・北:うん。ミカドさんと、えっともう一人は・・。 丸・木:シルフィナ・ワース嬢ですじゃ。精霊を操る「神童」と、とかく名を知られた少女ら しいですのう・・。(がふ・・) 太・北:今回もミカドさんが防ぎきるのか、それとも、シルフィナさんが速攻で決めるのか・・。 丸・木:シルフィナ殿の優位が予想されていますが、両者共に、頑張っていただきたいものですな (ふがふが・・) 太・北:それじゃ・・、今日はこのくらいかな? 丸・木:ええ、そうですな。(がふ) 太・北:・・じゃ、みんな、またねっ!(あ・・、そう言えば、明日はアッシュ卿のいたずらイベ ント・・、何が起こるんだろ・・) (参考)神秘の女性ミカド殿VS一人旅の速攻少女セシア嬢対戦記録=履歴1F―4 「羽のない天使」メェル嬢VS「魔王」マルドゥーク殿対戦記録=履歴2F―2 神秘の女性ミカド殿VS「神童」シルフィナ嬢対戦記録=履歴1F―5