(解説者紹介) 太・北:読みは「ター・チェ」。中央ゲルマ公国の第6公女にして外交官。 「マーベラス・メイガス」に一身上の理由から参加。 故郷、中央ゲルマ公国の人々の為に大会の様子をリポート。 丸・木:読みは「ム・スン」。太・北に付き従う忠実なる老侍従。 常にその側に従い、身の回りの世話等を行っている。 太・北:好好(パオパオ)!3日目となりました「マーベラス・メイガス」! 今日も解説は、私、公女、太・北(ター・チェ)と! 丸・木:いつまでも若々しくじじい、丸・木(ム・スン)が行わせていただきますじゃ(がふがふ) 太・北:さて、今日行われたのは第1階1戦のみ、メェルさんVSホーリィさん! 丸・木:「羽のない天使」と「翼を持つ者」の対決。(がふ〜〜) 太・北:「速攻型」の実力者同士が初めてぶつかることもあって、大いに注目された一戦。 丸・木:開始の音と共に仕掛けたのはホーリィ嬢。白き衣がはためき舞い上がる銀の翼。瞬時、放 たれる魔法の一刃が、メェルどのの細い身体を鋭く刻む。(がふ・・) 太・北:揺らぐメェルさんのシルエット。勝負はあったかと見えた、けど。 丸・木:しかし・・、倒れない。両の足裏が大地を捕らえ離さない。ああ、メェルどのこそ 「地に愛されし天使」か。(がふう・・) 太・北:体から鮮血を滴らせながら、振り下ろした魔剣『ロスト・パラダイス』。その切っ先が、 ホーリィさんを捕らえ・・、勝負が決した、ね。 丸・木:大方の予想通りと言えば予想通りでしたが・・。(がふ) 太・北:「儚くも美しい戦い」アッシュ卿の言葉が全てを的確に顕わしめた好試合だった、かな。 でも・・。 丸・木:・・何度見ても、「陵辱」の罰には慣れませんか・・。(がふ〜〜〜) 太・北:みんな・・、泣いてる・・。見てるだけと言っても・・、辛いよ・・。 丸・木:・・一歩間違えれば、明日は我が身。ター・チェ様、情は忘れずとも、情に溺れ、全てを 失うことだけは、ゆめゆめなさらぬよう、お気をつけくだされ・・。(がふ) 太・北:・・・・・・・・うん(俯) 丸・木:・・さて、明日の試合ですが、今日勝ち抜けた「天使」メェル殿VS「魔王」マル ドュークどのの黄金対決が巷の話題をさらう一方で。(がふ) 太・北:1階のもう一戦、神秘の女性ミカドさんVS一人旅の速攻少女セシアさんも、「鉄 壁防御型」と「速攻型」の達人対決で非常に興味深いよね。 丸・木:前者はメェル殿、後者はミカド殿の優位が伝えられていますが、勝負は、ふたを開けねば わからぬもの。試合の行方が気になるところです。(がふっ) 太・北:みんな、頑張ってほしいよね!・・うん! 丸・木:それでは、本日はこれにて。 太・北:うん、それじゃ、みんな、またねっ! (参考)「羽のない天使」メェル嬢VS「翼を持つ者」ホーリィ嬢対戦記録=履歴1F―3 「羽のない天使」メェル嬢VS「魔王」マルドューク殿対戦記録=履歴2F―2 神秘の女性ミカド殿VS一人旅の速攻少女セシア嬢対戦記録=履歴1F―4