(解説者紹介)
太・北:読みは「ター・チェ」。中央ゲルマ公国の第6公女にして外交官。
「マーベラス・メイガス」に一身上の理由から参加。
今日は故郷、中央ゲルマ公国の人々の為に見学初日の様子をリポート。
丸・木:読みは「ム・スン」。太・北に付き従う忠実なる老侍従。
常にその側に従い、身の回りの世話等を行っている。

太・北:16年の沈黙を破り、いよいよ始まりました「マーベラス・メイガス」!
初日の解説は私、太・北(ター・チェ)と!
丸・木:丸・木(ム・スン)が行わせていただきます・・(がふがふ)

太・北:さて、今日行われたのは第1階の1試合のみ。
ただ、その解説の前に、現在の各階の「守護者」について説明するねっ☆
丸・木:まずはチャンピオン、アイリッシュ・ヴァイザー嬢(がふがふ)
太・北:えっと・・前回の大会の優勝者やアッシュ卿の血縁者とも目される人物だよね?
丸・木:はい、但し、真偽のほどは不明。戦闘に関しては、攻撃力と防御力は低いものの、
ガードフィールドとカースを利用したその玄人好みする戦闘は、さすがはチャンピオ
ンと唸らせるものを持っておいでですじゃ。(がふがふ)
太・北:ガードフィールドと高い体力&そこそこのスピード、これで持久戦に持ち込んで、
カースで「ズドン」と相手を仕留めるテクニカルな耐久戦法・・。
丸・木:ター・チェ様とは正反対の戦法ですな(がふがふ)
太・北:ほっといてよ(汗)あと、次の人も強い感じだよね・・。
丸・木:次の階、と言われますと、リリア嬢ですな(がふがふ)
太・北:とっても可愛い子なんだけど、町で聞いた噂だとあらゆる属性魔法を吸収する「反
魔」とヒーリングのコンビネーションは決まると強力!笑顔で敵を倒す姿は鬼神のよ
う、とか。公国の情報では、某国の暗殺者と言う話もあるし・・。
丸・木:ものは見かけに寄らぬと言うことです・・、つぼにはまれば、誰も止められない
状態になる可能性もありますな(がふがふ)
太・北:次の階のクレアさんもぱっと見の派手さはないけど・・・、強いよ。高い体力と
防御力、回復能力にも長けていて、ヒーリングを多用できるし、攻撃力もスピードも
決して低くない。回復系の魔道士のお手本みたいな感じでかなり勝ち抜く力を持って
いるよね(汗)
丸・木:レバルのエルギントと呼ばれる小さな信仰社会の未来のため、この大会に出てき
たとか・・、その背負うものの深さが強さに繋がっているのでしょうか(がふがふ)
太・北:うん・・、このまま勝ち抜けば、ひょっとしたら私とも当たるかもしれないけど、
頑張ってほしいよね!
丸・木:お嬢様の苦手な「守備重視タイプ」ですがな・・(笑)
太・北:あ、・・・うん、まあ、ね、あはは・・(汗)
丸・木:第3階の守護者、キュリス・アキュート嬢も「回復・守備重視タイプ」でかな
りの使い手ですぞ(がふがふ)攻撃防御は人並みながら、高いHPとフルガード、ヒ
ーリング能力の組み合わせは最高の部類にはいります(がふがふ)
太・北:同じ「回復・守備重視タイプ」か高攻撃力の「超速攻型」でもない限り、まず、
簡単には負けない感じだよね・・。
丸・木:ずっと塔で育ってきたとのことですが、まさしく、「塔の秘密兵器」と言う感じで
すかな。(がふがふ)
太・北:そして、次の階・・、何でこんな強い人が下の階にいるの?!
丸・木:がふがふ・・・、魔王マルドゥークどのですな・・・。防御力が12、攻撃力
が14、まさしく「歩く要塞」・・・(がふがふ)
太・北:謎が多い女性だけど、魔王を自称するに足りる荘厳な立ち振る舞いと圧倒的な存
在感・・、ただ者じゃないよね・・。
丸・木:「そこに引かれる憧れるうううううっ」と言う感じですな(がふげほっ)
太・北:ディ○?!(汗)
丸・木:さて、最後の1階の「守護者」加藤 鬼利子嬢についてですが、ター・チェ様
と同じ、スピード重視タイプ。ピアッシングも有しており、攻撃的でかつ長期戦にも
応用が利くのが強みですな。かって陰陽道で名を馳せた名家、加藤家の「期待の星」
と言うことで、大いに注目されましたが・・(がふがふ)
太・北:初戦、その彼女に当たったのが、ユスティーナ・ターレンハイムさん。この
人がまた、素早さ10で「加速呪文(ライディングスタンピート)」に加えて、ヒー
リング二つと、長期戦、短期戦、共に戦い抜く力を持った強者。いろいろと過去にあ
ったらしいけど、ずいぶん戦い慣れしている印象がしたなあ・・。
丸・木:試合内容は、途中までは一進一退の攻防だったのですが、ユスティーナ殿の「高
速呪文」が連続で発動し、加速した一撃が鬼利子嬢を弾いて、決着が付きました・・
(がふがふ)
太・北:鬼利子さんの動きも悪くはなかったと思う・・、必殺の呪文(ピアッシング)が
決まってればどうだったか・・。その不発と、戦い慣れしたユスティーナさんが相手
だったのが鬼利子さんの「不運」、かな・・。
丸・木:しかし、「運もまた、実力のうち」ですからな・・(がふがふ)
太・北:でも・・、あの後の鬼利子さんへの仕打ちは・・、いくらルールだと言っても・・、
かわいそうだったな・・(しゅん)
丸・木:・・・・・同情ばかりしていては勝つことはおぼつきませんぞ?一歩間違えれば
明日は我が身・・・、気を引き締めてくだされ!(がふっがふっ)
太・北:う、・・うん。
丸・木:で、いよいよ、明日の戦いとなるわけですが・・、守護者(アッシュ)、及び挑戦
者(メイガス)サイドに控える二人もなかなかになかなかですぞ?(がふがふ)
太・北:守護者は白翼のホーリィさんと、挑戦者はフィアリアさんだよね?
丸・木:公国の情報部でも出生がつかめていないホーリィ嬢についてですが、ターチェ様
と同じ「スピード重視速攻一撃必殺型」、今のスピード18もさることながら、勝つ
ごとに無限にスピードがアップしていくその能力は驚異の一言につきますな。攻撃力
も12と高く、波に乗れば、優勝戦線で瞬殺の山を築く可能性、大と言えるでしょう
な。優勝候補の筆頭の一人と言っても差し障り無いでしょう。(がふがふ)
太・北:もう一人のフィアリアさんだけど、彼女はとある地方村の出、と言う話だけど、
攻撃力16に体力12、それにヒーリング、それに1回勝つごとに攻撃力が1UP。
防御力も8、と低くないし、まるで「重戦車」・・、何でこんな人が片田舎に・・(汗)
丸・木:いやいや、優れた魔道士というのは、いずこにても育つものです。(がふがふ)
太・北:この二人、初回のターンで決着が付く感じだよね。初めの9連続攻撃で撃沈でき
ればホーリィさんが勝つだろうし、それに耐えきればフィアリアさんが重い一撃で逆
に勝利を収めるだろうし。
丸・木:ス○ックと花○薫の戦いを思い起こしますな。(がふがふ)
太・北:世界が違うって!(汗)あと、マルドゥークさんとユスティーナさんの2階での
戦いも注目だよね。
丸・木:ええ、スピードは誰よりも劣るものの攻撃、防御共において圧倒性をもつマルド
ゥークどのの優位は揺るがないですが、ユスティーナどのにも勝機がないわけではあ
りません。好試合を期待したいものです。(がふがふ)
太・北:うん、そうだよね。それじゃ、今日はこのくらいでっ。
丸・木:みなさま、また明日でございます。(がふがふ)

(参考)歴戦のユスティーナ殿VS「希望の星」鬼利子嬢=履歴1F―1
    歴戦のユスティーナ殿VS「魔王」マルドゥーク殿=履歴2F−1
   白翼のホーリィ嬢VS「重戦車」フィアリア殿=履歴1F−2