杏 火鳳(リー フォフェン):東洋系の名前ながら、金髪碧眼、白人(ラテン系)の美女。
身長174、89:50.5:87、19歳
赤いぴったりしたチャイナドレスに凶悪なスリットを入れ、色鮮やかな羽扇を持ってます。

仙術士を名乗るが、その血筋、術の師、背景は謎。
(サブストーリィあり)


サプリーム・ソーサレス外伝
――杏 火鳳(リー フォフェン)――


サプリーム・ソーサレスは、裏の最強魔女を決めるべくおこなわれる闘技会である。

だが、同時に、莫大な掛け金と引き換えに、参加者に最高の興奮と娯楽を与えるべく企画されたイベントでもある。

たった一人、勝ち残った最強魔女を除き、敗者は魔力を封じられ、彼女にかけたおびただしい賭け手に、負けた代償を身体で支払わねばならない。
おびただしい賭け手たちに、間断なく輪姦され、壊れてしまう女性、自殺する女性も後を絶たない。
だからこそ、必死に戦う。
その姿が興奮を誘い、賭けを急騰させ、怒りと欲望の渦を拡大する。
あまりに妖しげな大会に、さまざまな目的を持った者も、潜入を繰り返す。それゆえ参加者が減る事が無い。いや、よりぬきの参加者が集まるといっていい。

その歴史も、記録も、彼女たちの涙も、すべて闇の中であり、わずかに伝えられる口伝も、時に消え去っていくであろう。だが、勝者以上に鮮やかな印象を残す敗者もいた。



「仙術士、杏 火鳳(リー フォフェン)!」
参加者名簿の発表時に、群がる男たちの一角から、どよめきが上がった。
優勝者以外は、2度参加する事もまれである大会に、この名が現れるのは3回目だった。

そして、真紅のチャイナドレスに身を包み、豊かな金髪を腰までなびかせた艶やかな姿に、会場の興奮は一気に盛り上がった。
杏 火鳳は、名前こそ東洋系だが、背の高い白人種の女性だった。

スリットから覗く、真っ白でのびやかな脚が、生唾を飲むようななまめかしさで、見る男どもを誘っている。
身体にぴったりしたチャイナドレスは、細くくびれたウェストを強調し、全く崩れのない優雅で豊満な胸が、華麗な動きと共に躍動する。
深い青い目を妖しく輝かせ、ラテン系の血筋を思わせる情熱的な美貌が、はじめてみる男には強烈な征服欲を、昨年彼女を犯した男には、忘れがたい快感を思い出させた。

「ああっ、あふっ!、ふううんっ、そうっ、そこっ、んうっ!」
目を細め、麗しい唇を広げる。黒光りする亀頭が、深く咥えられる。
長く美しい脚線美が、大胆に広げられ、淡い茂みがきらきらと濡れて光った。
まといつく柔肉が、深く結合する男をぐいぐいと締め上げる。
細く締まったくるぶしが、卑猥に激しく揺れ動いた。

美しい乳房の吸い付くような肌、ぽっちりと立った乳首がこすれ、挟まれたペニスが、たまらず震え脈打った。
男根を深く咥えこんだ美貌が、下からほとばしるザーメンで白く染まる。

「うおおおおっ!、たまらねええええっ!」
深く突きこめば突き込むほど、濃密に絞り上げ、ざわざわとしごき上げる肉襞。
脳髄が蕩け尽くすような快感が、ひくつく子宮口の奥へほとばしった。
のけぞる白い背筋が、びくんと震えた。
美しい柳眉が、快感に耐えてしかめられる。
己の全てが出てしまうような快感が、ペニスの先端から噴出していく。
「んううっ!!」

細い喉の奥へ、幾度も脈動が噴き上げ、飲み干されていく。
深く、浅く、何度も嘗め上げ、蠢く唇、裏をぞろりとはう舌、のけぞる男の中から、何もかも果て尽くすように出ていく。
解き放たれた男が失神すると、さらに群がり犯す男たちに、火鳳の美しい肉体は覆い尽くされ、無心にもだえ続けた。

昨年、決勝戦で火鳳は、エルフ族の魔女に僅差で敗退し、群がる男たちは歓声を上げ、思う存分、その甘美な肉体を味わった。
だが、戸惑うような表情をしながら、裸に剥かれる火鳳の目に、わずかな、いたずらっぽい輝きがあったことは、誰も知らない。

火鳳は、一昨年は3人抜き、昨年は4人抜きをしている。
当然、初出場の時も、2回目も、数日に渡り暴行されている。リプリーム・ソーサレスの歴史上、このような目にあい、3回目を出場しようなどという無謀な女性は無かった。

運営委員の中には、火鳳を出すことに危惧する者もいた。
彼らにとって、女性魔道士は味を楽しませる料理に過ぎない。
『何度も同じ物を出しては、客に失礼ではないか?。』という声に、この大会の本質が見える。
だが、委員の中で1度でも火鳳を犯した者は、狂ったように彼女を押した。

そして、火鳳の戦いが始まった。

真っ赤なチャイナの胸には、金糸で巨大な火の鳥が刺繍されている。
強烈なふくらみとあいまって、その鳥が大きく躍動していた。
北欧からきた、黒い服の若い女魔術師カリトラルが、雷撃の魔法を解き放つと、火鳳は一声高く唱えた。
「来火鳳急急!」
胸元の火の鳥が飛び立った。後には透ける網の間から、美しい乳房がぷるんと震えた。
長い尾が雷撃を絡めとり、翼が熱気でカリトラルの口を封じた。
「火性の拘束呪文か?!」
会議室から見ていた運営委員はどよめいた。
これまでのところ、水性か土性の魔法にしか発見されていない。

呼吸不全で、あっさりダウンさせられた魔術師は、後は中和で封じられ、敗退した。

2戦目は、昨年の優勝者、エルフの魔法使いフェレリアだった。
「貴方もよくおめおめと何度も参加するわね、そんなに殿方に抱かれたいなら、観客席に行けば?。貴方みたいな淫売なら、好きなだけ相手をしてもらえてよ。」
フェレリアは、毒のある口調で言い放つ。
初めて対戦した時の、清楚な美貌は強いアクをおび、草色の素朴で使い込まれた皮鎧は、金や宝石で飾り立てられた物に変わっていた。
わずか1年の賞賛が、彼女の中の何かを失わせていた。
火鳳はさみしげにと笑うと、
「昨年はけなげと思ったのですけどね、おごりは腕を落としますよ。」
「なんですって!。」


フェレリアの強烈な竜巻は、火の鳥を打ち倒し、火鳳を叩きのめす、はずだった。
だが、火の鳥とぶつかり合った竜巻は見る見る収束し、吸収され、火の鳥は倍近く巨大化した。
「うっ、うそっ!、何でこんなパワーがあるの?!」
一瞬後、吹き飛ばされたフェレリアは、激しいショックで、後は何も出来ないまま封じられてしまった。

「いっ、いやあああっ!、なんでっ、なんでっ!、人間風情に私がっ!」
透き通るような白い肌を剥かれ、エルフ族より太く青筋を立てたペニスが、乾いたままの柔肉を引き裂いた。
ミシミシと肉が悲鳴を上げ、粘膜が焼けつくように痛む。
「痛い!、痛い!、いやあああっ!」
悲鳴を上げ、のけぞる細い腰を押さえつけ、情け容赦なくえぐりだす。
激しく動き出すと、苦痛と屈辱感が焼印のように身体を犯していく。
「ぬいてっ、ぬいてええっ!、んううっ!」
のけぞる口に、生臭い亀頭が押し込まれ、喉を激しく突かれ、息が出来なくなる。
抵抗する気力すら奪われながら、後ろから、太い男根がえぐり入る。
細いつま先がびくびくと痙攣し、くぐもった悲鳴が、長く尾をひいた。

やがて、狂おしい喘ぎと悲痛な声が、切れ切れに漏れ出した。

激しく突き上げる肉の槍が、細い裸身を残酷にえぐり、貪っていく。
きしむ肉洞も、次第に濡れ、動きがなめらかになっていく。
「うそ、うそよっ、あぐっ、ひっ、ひぎいっ!、んううっ!」
「たわごとを抜かすぐらいなら、咥えるんだ、この負け犬!」
負け犬という罵言が、フェレリアの意思を萎えさせる。
「おおっ!、よく締まるぜ、さすがにエルフだ。もう、出そうだ。」
「んうっ!、んんんっ!」
中に出される恐怖に、フェレリアは必死にうめき、のたうつが、それが陵辱する快感を倍増させる事にも気づかない。
『いや、いや、人間のなんて、中に出さないで!、いやああっ!』
エルフと人間は交配がしやすい。
恐怖で締まる膣に、男は爽快に、探り当てた子宮口へ、解き放った。
「うおおおっ!!」
「んーーーーーーーーーーーー!!」
のけぞる細い身体をひきつけ、ねじ込み、ありったけぶちまける。
誇り高いエルフの腹に、誰とも知れぬ人間の濃い精液が、どくどくと流れ込んでいく。
痙攣する脚を掴み、何度もねじ込んでは、ほとばしらせ、あふれて逆流するほどに注ぎ込んでやった。
「ひううっ!」
交代する男たちは、次々とフェレリアの胎内を犯し続けた。

4戦目まで勝ちあがり、火鳳は決勝戦へ立った。
華麗で圧倒的な勝ち方への賞賛と応援。
美しい扇情的な姿への欲望と征服欲。
相反する感情が渦巻き、盛り上がる。

相手は、東洋の古い家系の血筋で、清冽な破魔の技をふるう東見鏡花(はざみきょうか)だった。
赤い袴に白い巫女の服装がまぶしい。
凛とした美貌と、漆黒の黒髪が神秘的な対比をなし、美しかった。

「古神道か・・。もしかするとアレでくるかしら?。」
フェレリアがつぶやくと同時に、東見が構え、宙に激しく印を結ぶ。
二人は同時に叫んだ。
「来火鳳急急!」
「来たれ、黒きもの、北をつかさどる神獣よ!」
巨大な火の鳥と、威容を誇る蛇を絡ませた亀“玄武”が現れ、耳に聞こえぬ怪鳥音を轟かせ激突する。
ゴワアアアアアアッ
柱が裂け、床におびただしいヒビが走った。
火の鳥の火性、玄武の水性、
相反するエネルギーがぶつかり合い、爆弾が炸裂したようなありさまになる。
二人は吹き飛ばされ、火鳳は、服の胸元から肩が大きく裂け、乳首が見えそうにはだけた。東見は、袴がいく筋も裂け、ほっそりした脚が見えていた。
2匹の神獣は、お互いのエネルギーで打ち消しあい、退散したようである。
『あたたた、やっぱり“玄武”か。これじゃ今日は呼べないわね。』
火鳳は心の中で舌打ちすると、ゆらりと立ち上がった。
東見も懸命に立ち上がった。
緒戦は引き分けとされた。

2戦目、奇しくも、二人は同じ戦法を取った。
“魔法を弾き、気の攻撃を打ち込む”
二人の姿が空中に跳ね上がり、同時に蹴りを交わし、拳を打ち込み合う。宙で絡み合う姿が地に落ちるまでの数瞬、何が起こったのか見たものはいなかった。
ヴァシッ!
弾けるように離れる二人。
火鳳の額に血がにじみ、東見の右頬が赤く腫れていた。着衣はどちらもずたずたに裂けていた。
火鳳がヒザをつき、東見がへたり込む。
これも引き分けだった。

だが、決着は意外な形でついた。
3戦目、魔法を唱え出した火鳳が、目に血が入り、詠唱を途切れさせた。風刃のすばやい呪文に弾かれ、東見が勝利した。

「勝者、東見鏡花!」

「んふふ、負けちゃったか。」
打ち倒された火鳳は、伸べられた手に身を任す。
指輪に飾られた手が、プリンと飛び出した乳房をわしづかみにし、荒々しく揉みだす。
「残念だったな、さあ。覚悟してもらおうか!。」
「きゃあ。」
ひどくうれしげな火鳳である。
数え切れないほどの男が群がっていたが、少しもめげる風も無い。
たちどころに、膣も、アナルも、口も、乳房も、手も、無数のペニスが蹂躙していく。

『1/10にセーブしていたとはいえ、さっきの娘もやるわね。』
身体中に突き入ってくる快楽を受け入れながら、先ほどの戦いを思い出した。
だが、身体と声は、従順そのものに、乱暴な快感に服従する。
「はああっ!!、はあああっ!!」
下から目いっぱいねじ込まれた男根が、胎内で雄叫びを上げる。
びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、
熱い精液のほとばしりを、子宮に浴びながら、たくましいペニスを絞り上げる。
幾度も脈動する感触が、粘膜を熱く濡らし、しびれさせた。

腸の粘液にまみれ、後ろから深く侵入するペニスが、貪るように犯す。
柔らかな腸壁は嘗めるように締めつけ、根元の菊門を幾度も絞ると、たまりかねたように、激しく痙攣しほとばしらせる。
「あふうううっ!!」
のけぞる白い背筋を震わせ、蕩けるような声を上げて、強烈なほとばしりを受け入れる。

染みとおる熱い精、それが、下腹部中心の丹田に吸い寄せられ、小さく小さく、結晶していく。
それが、火鳳の肉に同化する瞬間、身体の中心を、鮮烈なエクスタシーが吹き抜ける。
たまらない快感を脳髄へ打ち込まれ、涙すら浮かべ、快楽にのけぞった。

房中術の奥義、他者の精を己の生命エネルギーへ変換、蓄積する『化精命造』の秘術。

もう、20人近い男に犯されながら、火鳳は疲れもせず、嬉々として男たちと交わりつづけていた。
結晶化する瞬間の余波で、身体中がみなぎっているのだ。

結晶し同化したエネルギーは、火鳳の老化を防ぎ、年をとらせない。
最初の大会で、200年は年をとらないことを確信していた。
だが、この術は同じ相手からは、続けて得ることが出来ない。
出来るだけ一度に、多種類の男から、大量に精を集め転換するのが、最も効率がよい。
場所によって出来る期間も決まっていて、たまたまサプリーム・ソーサレスの場所と日時が、この3年だけ、術をおこなえる期間とぴったり一致していた。

「はんっ!、はんっ!、ああふうっ!」
突き上げる2本の男根に座らされ、その峻動に突き上げられて、短い悲鳴を繰り返す。両手には別の男を握らされてしごき、後ろからはむっちりとした太腿を、前からは、形のいい尻を、押さえつけ、動けぬ火鳳の最奥まで、えぐりぬいていく。
恍惚とした表情で、大胆に腰をくねらせ、突き上げる快感をむさぼる火鳳。
火を噴くような射精感が、その身体に、容赦なく突き刺さっていく。
「ああああんっ!!」

彼女が望むなら、会場ごと灰に出来る自信もある。
だが、彼女にとっての勝利は、優勝する事ではない。
道術と媚術の粋を凝らし、見る者を魅了し、興奮を盛り上げ、最高潮に高ぶった精を全て吸い上げる事が、勝利であった。

ここは火鳳にとって、若さと魔力の狩場なのだ。

舌を絡め、口をすぼめ、裏筋をしごくと、脈動が喉の奥へほとばしる。
のけぞる白い喉が、細く、美しく、みだらに飲み干していく。

「んうっ!、んんっ!、んっ!、んっ!、んうっ!、ふっ!、ふっ!」
そりかえる身体を上下から突き上げ、突き下ろし、激しく揺さぶられる深奥へ、膨れきった亀頭がくり返し突入していく。
淫蕩な音と、喘ぎが絡み合い、柔らかな襞を突き抜く妄想をかきたてる。

豊かで美しい乳房が、ダイナミックに揺れ、跳ね上がる。

深く、深く、肉襞をたくましいペニスが蹂躙し、火鳳の胎内を突き砕いていく。
のけぞる白い腰の奥へ、締めつける快感の渦の奥へ、男は己の生命を目いっぱい噴き込む。
「んっ!、んっ!、んんーーーっ!!!!」
快楽にのたうつ白い乳房が、大きく揺れ、のけぞり、痙攣する。
喘ぐように脈打つたくましい肉茎を、思いっきり締め上げてやる。
粟粒がはじけるような快感が、妖しい腸の蠕動が、ペニスの全体を嘗めまわし、絞り上げ、根元を締め上げ、男たちはある限りの精を、火鳳の膣へ注ぎ尽くした。
熱いほとばしりが、子宮を、腸を、蹂躙し、汚し尽くしていく。
「はああっ、はああっ、あふううんっ、」
腰をひくひくさせ、染みとおる精液を感じながら、この精がさらに結晶化する快感が、じいんと子宮の奥から響き、火鳳を喘がせる。
猛然といどみかかる男を、丹念に受け入れ、味わいながら、さらなる快感へ昇華変転させる喜びに、火鳳はたまらない笑みを浮かべ、応えていった。


『さて、来年はどうしょうかしら?』